■ 夢見草――式―― (1878) (03-01-25 16:13)
空の境界。
白純の事件が終わって、幹也が退院してしばらく後。
式と幹也が咲き始めたばかりの夜桜を見上げていると……
「ほしかったのはナイフでもなんでもなかった」式。ならば、これからは?
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空の境界。
白純の事件が終わって、幹也が退院してしばらく後。
式と幹也が咲き始めたばかりの夜桜を見上げていると……
「ほしかったのはナイフでもなんでもなかった」式。ならば、これからは?
空衣祭作品記念すべき20作品目、わたくしhitoroの作品で御座います「荒耶いるか?」
荒耶の部屋のドアを叩いた。
中から「うむ」と言う返事が返ってきた。
「失礼」
そう言ってドアを開く。
部屋の中を一目見てドアを閉じた。
―――ナンダアレハ
空衣祭参加作品SS部門19作品目です
布団の中で過ごす時間はキライじゃない。
いつまでも夢と現の境目をたゆたいながら、布団の温もりを感じる感覚は、不快ではないから。
もっとも、それがいつまでも続くほど、私、両儀式の目覚めは悪くは無い。
一度、意識が現の世界に引っかかりさえすれば、
胡乱な眠りの雲は、それこそ霧が引くように退散し、意識は急速に晴れ渡る。
空衣祭参加作品SS部門15作目です
幹也「どうしたんです、この服の山」
橙子「ああ、ちょっと試したいことがあってな。
長い年月の呪や念の蓄積された刀や剣なんてものの存在はは、黒桐も
知っているだろう?」
幹也「ええ」
橙子「あれと同じに、ドレスや鎧、いや羽織袴だって〜中略〜そういう強い
力は無くとも、服本来の役割が着る者へ及ぼす効果というものを〜中略
〜そういう見地から生み出された衣装学と魔術とをだな〜中略〜それが
一山いくらで買えると〜中略〜いざとなれば古着として売っ払ったとし
ても〜中略〜そんな事はないぞ、あくまで魔術の幅を広げる目的で〜中
略〜せっかくのパトスを無駄にさせるような〜中略〜納得してもらえた
ようだな?」(一時間の説明では足りないなら幾らでも、の目)
幹也「…………はい、納得しました」(げっそりと)
空衣祭参加作品SS部門13作目です
あり得ない。本当に。これだけはあり得ない。
「どういう事なの?・・・一体・・・」
目が覚めると。そこは、見知らぬ場所だった。
落ち着け。落ち着くのよ、鮮花。ここで落ち着かないと。
きっと、これは悪い夢。というか、橙子師のイタズラ。間違いない。
空衣祭投稿作品SS部門6作品めですどうしたんですか?」
黒桐幹也が伽藍の堂に入って、最初に発した言葉がそれだった。
いつも居る部屋に入ろうとして、入口に突っ立っているここの主人、蒼崎橙子を見つけたからだ。
彼女は黒桐を確認すると答える。
「式が、私を締め出して部屋から出てこないのだ」
なぜ式が橙子さんを締め出したのかも、出て来ないのかも解らなかいから、とりあえず聞いておく。
空衣祭投稿作品SS部門5作品目です
私は、ブロードブリッジでの戦いで左腕が使い物にならなくなってしまった。そこで、仕事の報酬としてトウコに義手を貰う事になったのだが……。
「おい、トウコ。そのデカブツは、何だ?」
空衣祭参加作品2作目tunaさんより頂きました。「人を呼び出しておいて、誰も居ないというのはどういうことかしら?」
今でも礼園では顔の効く橙子師じきじきの電話呼び出しで
私は伽藍の堂にやってきた。
しかし、文字通り、中はがらんどう
戸締りなんかしなくても、結界があれば普通のひとは
近寄れないし、普通でないひとは鍵があろうがなかろうが入って
くるんだろうけれど・・・ 物騒なことこのうえない。
いよいよ始まった(誰も待ってなかった?)空衣祭の記念すべき1作目です。
「んぅ」
まぶしさを感じて目が覚めた。
閉じたまぶたの上から、光が当っているのが判る。
ぬくもりを持ったこの光は窓から差し込む朝の陽光に違いない。
頭の奥に僅かに鈍い痛みに近い感覚がある。酒を飲んだ次の朝は決まってそうだった。
まだ起きたくない。もうしばらくまどろみたい。よし、まどろむとしよう。
そう決めた。
「…ん…んむ…ぅ…」
目覚めを促すような朝日から隠れるように掛け布団を頭の上までずり上げてみた。
続いて光と逆方向に寝返りをうつ。
権兵衛党さんからいただきました。
魔術師3人組のお話、というかアルバSSです。
表情よし。
ポーズ準備よし。
セリフ準備よし。
振り返りザマに手渡す薔薇の花準備OK。
セリフ詠唱 並びに動作開始。
私は極めてエレガントな動きで振り返りつつ言った。
久々に、と思ったらWebコミックでした。
しかもアルバネタです。ヘルシングです。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』作品です。
『ハロウィン』をテーマにした12作品。一斉公開です!
秋月さま 、蓮内さま 、hitoroさま 、雨音さま
瑞香さま 、かすがさま 、月詠さま 、しにをさま
権兵衛党さま 、tunaさま 、あかはなさま、須啓
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
脳内補完部門の作品になります。
tunaさまからご投稿いただきました。
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式はそこにいる僕を確かめて、
安心したような、困惑したような笑顔を投げかけた。
「こんなのを拾ってしまったんだけどどうしよう?」
式の足下に、生気を失ったような、でも、言葉にするのもはばかられるように美しい
女の子が一人倒れている。暗闇をそのまま照らすような、豪奢な金髪。
雨に濡れた身体は、かすかに震えているようだ。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
しにをさまからご投稿いただきました。
絵なし四コマ天抜き、空の境界バージョン。
なんと、30連発+αのご投稿です。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
権兵衛党さまからご投稿いただきました。
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「なるほど」
私の話を聞き終わった彼女はニヤリと笑った。
「私のつけたおっぱいミサイルが役に立ったという訳だ」
「あなたが・・・」
私はあきれてものが言えない。だって、
「・・・なんて悪趣味」
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
かすがさまからご投稿いただきました。
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昔のことを思い出す。
幼い頃、学生時代、留学時代。
忘れたい過去。忘れられない思い出。もはや思い出すことさえ出来ない、事実。
何故だろう。
月見。確か最初はそのことを考えていたはずだった。
幼い頃を思い出すのは解る。
でも、何故、思い出せないものを、思い出すのだろう。
矛盾している。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
権兵衛党さまからご投稿いただきました。
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姉「お」
妹「何だ?腐って膨らんだ牛乳パックでも見つけたか?」
姉「いい加減その路線から離れろ妹」
妹「で、何を見つけたのだ?」
姉「いや、食べ残しなのだが」
妹「結局そこに・・・何だそれは」
姉「だから食べ残し」
妹「私には赤いコートに見えるが」
姉「食べ残し」
くだらない4コマです。
9話「こども?」をアップ。
子どもシリーズ(?)終わりです。
サイトの7万HIT記念企画SS、全編公開です。
リクエスト頂いたシチュエーション31個を全部使用しての分岐小説
になっています。
午後の日差しの中での日向ぼっこ。
そこへ琥珀さんがやって来て、薬を差し出す。
それを呑んだ志貴は……。
といった始まりから「一子さんと朱鷺恵さんと志貴」、「識×幹也」
「巫女装束の秋葉」「洗脳探偵」等々のお話を辿ってどうなるのか?
何と言うか質より量ですが、お暇なら手繰ってみて下さい。
一応主要キャラは網羅の筈。除く、浅上&さっちん(笑
一子さんとか朱鷺恵さんとか青子先生は出場率高いのに……。
*リンクミスとかありましたらお知らせください。
空の境界の脇役達の会議のお話―――なのですが、
結局は秋隆さん、学人くん、幹也くんのお話になってます。
雑記に乗せていたものをまとめました。
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「納得いかないな!!」
コルネリアス・アルバが、叫んだ。
ヒステリックな響きに、円卓を囲む人間達は、一斉に不快な視線を彼に向ける。
須啓さんから、式乳最多投稿賞としていただきました(笑)
唐突にかけられた言葉に、一人で納得してから僕は
声のした方向に視線を走らせた。
そこにいたのは見慣れた一人の少女。
もっとも、彼女が黒マントを羽織っている姿はさすがに見慣れてはいないけれど。
た〜ゆ〜さんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・60作目です。
この一点に全ては収束する。
そして、全てがわかった今。
改めて、秋隆さんに感服した。
真さんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・56作目です。
「……見えてるぞ、出てきたらどうだ」
声に従い、その人影がゆっくりと姿を現す。
両儀家の使用人、秋隆がそこにいた。
練馬さんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品54作目です。
誰かは、読んでからのお楽しみです(笑)
hitoroさんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・53作目です。
黒桐幹也、両儀式のつかの間の邂逅・・・・
しかしこの夜と朝の狭間にもう一つの邂逅があった・・・