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「―――剣よ、全力を解放せよ」
セイバーのその言葉に応じ、風が弾け飛ぶ音が甲高く響いた。押さえ込んでいた力が溢れ出し、周囲を行き場の無い暴風が渦を巻き始める。
次に来るのは夜闇を塗り替える程の閃光。
その輝きは鋭い形をしていた。闇も音も大気も全て切り裂かんとする意思に満ちた刃の形に。掲げたセイバーの剣が陽光を解き放っている。獣の雪崩に飲み込まれそうになっていた淡い輝きはもう其処には存在していない。
約束された勝利の剣。人の想念によって星製された“最強の幻想”。
■■
「Fate/hollow ataraxia」
セイバーのラストバトル部分を主軸とした短編SSです。
永遠の悪友『有彦君』に恋をしちゃった女の子のお話。
月姫の物語の裏で起こっていた少し変わった恋物語。
「私は、・・・あの乾有彦を好きになってしまった。」
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同じだけど違うもの
(4004)
(05-12-12 04:48)
アルクェイドとシエルのちょっとしたイベント。
「シエル、一緒に寝よう」
全てはこの一言から始まった
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穏かな瞳
(2714)
(05-12-12 04:50)
ちょっとした事に気が付く
そんな日常
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月短。
(16912)
(05-12-18 21:34)
TYPE−MOOON作品の短い読み物です。感動とか深い趣とかほとんどないですが、楽しんでってくれたら嬉しいです。やたらと更新しなかったり、と思ったら毎日更新したりします。オリジもやってるのでそちらもどうぞ。
#130〜#135 UP
Fate本編の再構成物。第五話更新。
士郎視点の話を終了して今回からは統合ルートです。
発動する学園の結界。駆けつける凛とアーチャー。そこで見るのは、結
界を発動させたサーヴァントのマスター。そして……
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想定外
(14389)
(05-12-05 22:36)
それは肉の壁だった。
あるいは人の石垣か。
俺のクラスの入り口は、十重二十重に殺気立った男たちに取り囲まれ、クラスメートが人員整理に追われている。
「何が起きたんだ、一体……」
目の前の異界っぷりに、俺はただ呆然と呟いた。
/
ASHさんより頂きましたCGを元に書いたSSです。
後日談後、穂群原の文化祭でのひとコマ。肩の力を抜いてお読みくださいませ。
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再会 第4話
(24538)
(05-12-28 15:48)
一瞬、躊躇してから、指先を口に含む。
「シ、シロウ――――!?」
ちゅう、と強く吸う。
洗剤でも入ったらコトだし、多めに吸い出しておかないと。
「あ、あの……シロウ」
再会第4話、久しぶりに連載更新です。
「ゲーム、やりません?」
琥珀さんがそんな風に誘ってきた。
「ああ、いいよ。何を?」
「これですよー」
取り出したのはキャプテン翼IVだった。
「……また恐ろしくバランス悪いゲームを」
「その不安定さがたまらないんですよー」
IVは攻撃側の浮き玉に関する補正が異常なのである。
浮き玉からシュートを撃てば、点の取れない点取り屋、来生とかでも若林を余裕で抜けてしまうのだ。
「対戦できるのってこれかVだけですしー」
「まあ、それもそうだね。じゃあやろうか」
「はいっ」
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白の夢
(17966)
(05-12-15 20:20)
「変態ね、こんな小さい子の体をそんないやらしい目で見るなんて」
「馬鹿」
言いながら、唾を飲み込んでいた。
*****
白レンが書きたかったのです。
登場キャラ「レン」で登録していますが、白レンが項目に無いためでして、(黒)レンは出てきません。
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ある姉妹の話
(15210)
(05-12-04 07:55)
桜が間桐家には引き取られず、遠坂家に残ったら、というお話です。
第十三話 〜where am I〜 を更新しました。
凛グッドエンド後の、こんな日常。
遠坂凛のとある一日を細かく刻んで書いております。
現在、その5までUP
――ちなみに、エロいお話ではありません。ありませんとも。
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大切なもの。
(6607)
(05-12-27 11:49)
聖杯戦争が終わり、セイバーはこの世界にとどまることを選択した。季節が過ぎて、夏から秋に時が過ぎ行く、ある日の夜の出来事・・・
衛宮家で繰り広げられる日常活劇。
桜グットエンドベースですが、何となくみんな生きてます。
まあ、気にしないでください(笑)
心が入れ替わったライダーとセイバー。しかし、その体には限界が・・・。
それでもライダーは理想を胸に刃向ける。
そして全てに決着が―――。
書いてるほうもややこしいシリーズ最新作第九話更新!!
お題を使用してランサー×バゼットの後日談ネタ+4年後のバゼットさんの話を書いています。
10個目のお題「4.沈みかけた」更新です。ヘタレなバゼットさん多め。
愛しの姉さまとの愛の叙事詩(エロ漫画)を意気揚々と製作する
ライダー。士郎とカレンはその作業を手伝わされていた。
しかし姉への愛深さゆえに、決して妥協を認めないライダー。
残り4時間で、原稿は完成するのか?
ひたすらエロ本の制作を手伝わされる士郎の運命は?
今年は、雪で原稿が立ち往生してくれました。
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漫画家がやって来た!
(6773)
(05-12-03 01:06)
fateと某漫画のクロスです
投稿作品です。サイト内「寄贈書物」よりごらんください。
ありえなかったバゼットとランサーの聖杯戦争をここに。
剣と槍と弓の邂逅がもたらすものは、はたして。
ホロウクリアにつき、改訂版に移行します。
最終更新 05/12/16 第四話『三騎士、集う』
凛TRUE ENDから始まる物語。
時計塔から冬木に帰省した士郎、凛たちだったが……
--Heavens Hell (18)--
「遠坂、ちょっといいか?」
俺と桜が実装機構設計をしている後ろのちゃぶ台で、セイバーと作戦を検討している遠坂に声をかける。実装機構設計の助手の顔ぶれはころころ変わった。桜は昼食後しばらくセイバーとライダーの通訳を務めていたし、地下空洞の偵察は遠坂とルヴィアの二人でごそごそやっていた。今遠坂はセイバーに引っ張られて作戦の検討をしている。現在俺の助手を務めているのは桜である。
ホロウ後日談の後のお話。一応『後日談』を読んだことない人はスルー推奨ということで
カレンとバゼットが一騒動巻き起こします
短いので暇つぶしにでもなれば幸いです
□
千年渇望 第8話
(18068)
(05-12-26 00:03)
「何が俺の戦いだ!」
アルフレートから離れ、後ろを振り返る。あの時も今も、一緒に戦ってきたのだ。そこに『俺の戦い』などというものがあろうものか!
体内を魔力が巡る。衛宮士郎が持ち得る、最後の魔力。衛宮士郎が使い得る、最後の魔術を、彼女へ――。
イリヤスフィールの奪取と奪還を描く『千年渇望』の第8話です。
また年を越しますね。あらためて遅筆を痛感した、エれミヤです。
また来年、作品と、そしてこの場にお目にかかれればと思います。
管理人氏に、感謝と敬意をこめて。
衛宮士郎がアーチャーになるまでのお話。
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『失った鞘、研ぎ澄まされた剣』
第14話更新致しました。
街は全てを包み込む。喜怒哀楽の感情の全てを。
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聖杯と正義の味方
(80687)
(05-12-05 01:35)
物語の舞台は、桜ルートのバッドエンド、通称鉄の心エンドとは少しだけ歯車の食い違った世界の後。
4年後に始まる第六回聖杯戦争。
時計塔へと進んだ凛が、冬木にもどり、そこから始まる話。
冬木に立ち寄ったため、巻き込まれるのは、埋葬機関の第七位。
二度目の参加を決めた、男装の麗人。
そして……
凛主観で語られる。第六回聖杯戦争。
第19話、「最終戦」
残されたものは、最後の戦いへ。
第六回聖杯戦争の終焉へとひた走る。
……二ヶ月放置、すみませんでした(汗。
死を幻視したその時、彼は、少女と出会った。それは、存在しえぬ出来事にして、あってはならない邂逅。
しかし、必然でもある『もう一つの運命の夜(another MOON)』。
そして彼は再会する。
「―――聞くが」
目映い光の中で、魔力の嵐の中で。
「オマエがオレのマスターか?」
その、伽藍の少女と。
――――二つの伽藍の洞が交わるとき、運命の輪は動き出す。
八話までを投稿しました。楽しんでいただければ幸いです。
月姫蒼香は悩んでいる。自分が女らしくはない事を。自分が、家族と向き合えないことを。
三澤羽居には、悩みなど何もないと思われている。いつも朗らかで、犬のようになでくり回したくなる少女だと。
だけど蒼香は知っている。彼女の奥底にもまた、自分と同じように消せない悩みがあることを――
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ユウヒツさんから頂きました月姫SSです。
二人の関係と、その一つの結論をお楽しみください。ああ、後ははだワイを。