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アナタノトコロ (4649) (03-11-06 00:34)

_http://www5d.biglobe.ne.jp/~sini/  (archive)   作者:先坂 透
月姫&歌月十夜>恋愛 | 短編読切 18禁 黒桐幹也 浅上藤乃

 ステンドグラスを通して、色鮮やかな光が降り注いでいる。
 赤。青。緑。黄。
 それは祝福の色だ。
 不道徳ですら喜びに変える、この秘め事を祝福する光。
 そうして私は、この礼拝堂で先輩の口付けを浴びる。
 目を閉じることもなく、ただ待ち受ける。
 唇が近づく。眉を小さく啄ばんで、視界を遮るみたいに、今度は瞼。
「ん……見えなく、なっちゃいます」
「大丈夫、ちゃんといるから……」


 先坂 透さんから西奏亭に頂きました「空の境界」より幹也×ふじのんなお話です。
 礼拝堂での二人の秘め事を、圧倒的な文章力で描いています。
 

ICE式 (7394) (03-09-26 00:16)

僕はその未来像に内心ウキウキしながらも、一応確認のために質問する
ことにした。
 ま、もう二人の中なら聞くまでのこともないんだけど、
 「しょうがない今日は泊まるよ、でもね、式。」
うん?と視線を向ける式に、僕は真顔で提案した。
 「泊まるってことは、今夜は心ゆくまで式を味わっていいってことだよね?」


 冷たく甘いハー○ンダッツのストロベリーにまつわるお話。
 40%の60Lさんより西奏亭への頂き物です。

ちょっとしたこと (2815) (03-09-19 00:38)

空の境界のショートショートです。
式が伽藍の堂にやってきて・・・

文中
「そう言えば幹也って猫に似てるな」
「は?」
今まで眠っていた(?)式が不意にそんなことを言った。

 初めての空の境界のみのSSです

= 血流残置 = /4 銀十字 (2141) (03-09-16 22:26)

 カツン、カツン、と靴底が剥き出しの鉄骨を叩く音を聞きながら、橙子は幹也から受け取った煙草に火をつけた。
「まったく…」
 一言だけ呟き、煙草をくわえる。深く吸い込み、そして紫煙を吐き出す。
「―――もっと美味い煙草が吸いたいものだ」


4話目。
各話は短めですが、シリアス路線のバトルありです。
今回はつなぎ。

例えば手紙を貰った日 (3692) (03-09-16 00:37)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 空の境界全般 両儀式 黒桐幹也

式が貰った手紙について、あれこれ騒ぐ伽藍の堂の面々。
つらつら、ほのぼのと綴られる、そんな彼らの日々の一欠片のお話です。

──────────────────────

そんな兄の有様を見つめて、その妹が深く、ため息を付いた。

「完全にに、錯乱してますね」
「錯乱と言うより現実逃避だね。動揺していることには変わりはないだろうが」
 鮮花の嘆息に、その師のほうは火のついていない煙草を指先で弄びながらも、
 いかにも楽しげに笑う。

PET (3275) (03-09-05 00:39)

ひょんなことから、始まった。
遠野 志貴は秋葉の猫を探すのを−−
黒桐 幹也は式の犬を探すのを−−

空の境界と月姫のクロスオーバーです。
殆ど幹也と志貴しか出てこない。男の世界(笑)か!?
オリキャラも2匹でてきてのお話です。

孤独な色 (826) (03-07-21 00:39)

_http://www5d.biglobe.ne.jp/~sini/  (archive)   作者:のち
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 黒桐幹也 黒桐鮮花

 喪服。
 それは一種の独特の雰囲気を持つ服。
 だから、普段着と一線を画していてもおかしくはない。
 当然の事ながら、そんな服を見ている子どもはほとんどおらず、この一角に
は私と兄さんぐらいしか子どもはいなかった。
 子どもの目線というのは、大人の目線とは違う。
 高さが違うだけで、こんなにも印象が違うのかと疑うほどに。
 両親が離れている間、私たちは黒い服に囲まれて、ただそれを見上げていた。
 遠くから人の話し声や歩く音は聞こえていたけれど、まるで私たちだけがこ
の一角に閉じこめられたような錯覚を覚えていた。
 そう、この世界には私と兄さんしかいないような、そんな錯覚に。


 のちさんから西奏亭への頂き物です。
 独特の雰囲気、小さい頃の兄妹の姿を味わってください。
 *作者名間違い訂正いたしました。申し訳ありません。

「お・し・お・き」 (7557) (03-05-27 22:50)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:月詠
空の境界>恋愛 | 18禁 黒桐幹也 黒桐鮮花 浅上藤乃

両儀“色”祭 投稿SS#27(ロスタイム突入中)
-----------
「あの〜」

僕の情けない声が虚しく響く。
それでも自体は何も変わりは無しない。
仕方なく、もう一回呼んで見る。

「あの〜。鮮花さん?
コレは一体どう言う事でしょうか?」

両儀家というものII (5834) (03-05-18 22:42)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:大崎瑞香
空の境界>恋愛 | 18禁 両儀式 黒桐幹也

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#15

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 ふたりは黙ったまま、蒼白い世界にいた。
 式の部屋。
 黴臭い人気のない部屋。
 温もりも、暖かみも、なに一つない部屋に、ふたりはいた。
 ふたりしかいない世界。
 ふたりの身体は雨に濡れていた。それよりもなお、心は濡れていた。

千夜一夜 (1443) (03-05-14 22:52)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:秋月修二
空の境界>シリアス | 18禁 黒桐幹也

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#21

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「おまえを消せないのなら――――

 雨にうたれて、ただ一度、儚げに笑って。

         ――――わたしが、消えるしかない」


 そう言って、彼女は本当に消えてしまった。

『男と女』 (4433) (03-05-03 22:55)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:のち
空の境界>恋愛 | 18禁 両儀式 黒桐幹也

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#12

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目を式の方に向けて、雑誌を閉じる。
そして、幹也は立ち上がり、式の方に向かう。
両手を彼女の頭に乗せたバスタオルに置き、おもむろに拭き始める。
式は黙って拭かれている。
目を下に向けて、時折、拭いている彼の顔を見て。
両手は、ベッドのシーツを掴んでいた。

冷たい体温 (2730) (03-04-30 22:48)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:ええるぜ
空の境界>シリアス | 黒桐幹也

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#11

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 きょう、式が死んだ。
 朝、身支度を終えて事務所へ向かおうとした矢先に、雇用主である蒼崎橙子がやってきてそれを告げた。
「気を、落とさないでね」
 そう言った橙子さんの言葉も、いつものような鋭さに欠けていた。
 あまりにも唐突で真偽も掴めず――でも、嘘なら悪質な嘘だ――呆然とする僕黒桐幹也に、橙子さんは簡単に死亡理由とそれまでの経過を告げた。つまりは“仕事”中の事故だったのだ。

『CC式』 (5150) (03-04-29 22:52)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:雨音
空の境界>恋愛 | 18禁 両儀式 黒桐幹也

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#10
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 我ながら天才的と言える発想だ。
 でも、それを伝えようと式の方を向くと……そこには何かものすごく警戒した獣のような顔があった。
「ど、どうしたの?」
「お前がその顔をしたときは、絶対良くないことが起こるんだ」
「酷いなぁ。僕が今まで、式の嫌がる事をしたことがあったかい?」
「…………」
 沈黙。肯定の印。
 でもこれはただの肯定じゃない。
 一杯ありすぎていちいち例を挙げる気になれない、という沈黙だ。

花流し (1717) (03-04-22 13:18)

_http://www3.tok2.com/home2/cruch/  (archive)   作者:cruch
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 両儀式 黒桐幹也

いつものメンバーで花見の予定を立てた帰り道。
雨が降ってきた。

式幹ほのほの(?)です。

「桜が咲いているときに降る雨を花流しって言うんだよ」
季節はずれですが見て貰えると嬉しいです

届け、この想い (4397) (03-03-21 00:51)

_http://www5f.biglobe.ne.jp/~joker13/  (archive)   作者:月詠
月姫&歌月十夜>ギャグ | 黒桐幹也 黒桐鮮花 浅上藤乃

遅れに遅れてしまいましたが。

ホワイトデーSSです。

突然の電話。
あの場所で待ってる。

そう言われて私は一人そこで待ってる。

只あの人を、待ってる。

でもそこにはそれを快く思わない人が当然いて。

甘々で、ドタバタです。
お気楽にお読み下さい。

プレゼント (1851) (03-03-16 21:50)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:瑞香
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 黒桐幹也 蒼崎橙子 秋巳大輔

空の境界ホワイトデーSSです。
瑞香さまからご寄稿いただきました。

・・・ホワイトデーに掲載が間に合わなかったのは、
ひとえに須啓の所為なのです(謝。

―――――――――――――――――――――――――――――
「……これってホワイト・デーのお返しなんじゃないですか?」
「君もそう思う?」


 そういって橙子さんは珈琲を飲む。その綺麗な朱色の唇にカップにふれて、口紅がかすかに残る。


「でもね、幹也君」
「はい、なんですか?」
「わたし――渡してないのよ」

手渡し (2320) (03-02-15 00:09)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:瑞香
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 短編読切 両儀式 黒桐幹也 蒼崎橙子

瑞香さまからご寄稿いただいたバレンタインSSです。

―――――――――――――――――――――――――
 だからこうしてチョコを持参してきたというのに。
 今、橙子も鮮花もいなくて、せっかくふたりっきりだというのに。
 ああ、理由はわかっている。
 緊張している。
 なんていうか恥ずかしい。

緊急指令 (1687) (03-01-13 01:50)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ギャグ | 黒桐幹也 蒼崎橙子

第四回TYPE-MOONキャラ人気投票の支援用の小ネタです(笑。

小ネタ置き場においてありますので、読み流して下さると幸いです。

――――――――――――――――――――――――――――――
「『という訳で』、と言われても、どう言う訳かわかりませんけど、所長。
 なんなんですか。戦争って」

思わず顔を上げてしまった僕の疑問に、橙子さんは、真剣そのものの表情で頷いた。

「言うまでもない。『第4回TYPE-MOON人気投票』だ」
「・・・そうですか。大変ですね」
そう言って、僕は再び机に広げた書類に眼を落とす。

英国にて (1357) (03-01-03 19:43)

_http://hitoro.webdeki-hp.com/  (archive)   作者:瑞香
月姫&歌月十夜>ギャグ | 短編読切 黒桐幹也 蒼崎橙子

空衣祭参加作品SS部門11作目の作品です


「これは――」

 それは事務所の大掃除の時。
 黒桐幹也は唯一の事務員の義務感にかられて、事務所を掃除していた。
 唯一の所長である蒼崎橙子は、まったく気にも留めずに何か別のことをしているだけであった。
 黒桐の言葉に、ちらりと橙子は見ると。

「――……懐かしいわ」

 ついそんな言葉が口に出て、顔をしかめる。
 なんて――らしくない言葉なんだろう、と思っているのであろう。

月の照らすその場所で。 (3491) (02-12-23 01:34)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 短編読切 先生 黒桐幹也

かつて、志貴と青子が出会い別れたその場所で。
幹也と青子が邂逅し、二人は互いの物語を語りあう。

そんな、月蝕をイメージしたSSです。取り合わせとしては珍しいかもしれません。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

「えーと、その・・・こんばんわ。気持ちの良い、夜ですね」

「そうね。一人で風を浴びるには悪くない夜だわ。
 でも、二人では多すぎるかな」
にべも無く、無愛想に彼女は言い放つ。

つまりは、僕は邪魔だというわけらしい。