□ 凍てつく焔 (27682) (06-04-12 23:11)
誰も居ない教室で、今日も士郎は花を愛でる。
冷たい銀の輝きを快感の熱に蕩かしながら、花は今日も彼の耳に囁く。
「ふふ、よっぽど溜まっていたんだな。ほら……こんなに出たぞ?」
/
Jinroさんより「硝子の月」に寄贈していただきました。
氷室と士郎の秘め事がねっとりと描かれています。素晴らしい。
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誰も居ない教室で、今日も士郎は花を愛でる。
冷たい銀の輝きを快感の熱に蕩かしながら、花は今日も彼の耳に囁く。
「ふふ、よっぽど溜まっていたんだな。ほら……こんなに出たぞ?」
/
Jinroさんより「硝子の月」に寄贈していただきました。
氷室と士郎の秘め事がねっとりと描かれています。素晴らしい。
「硝子の月」10万HIT記念企画、「狂詩曲」参加作品。
有彦の元に届いていた一通の手紙。
差出人は遠野志貴。
改まった態度にいぶかしんだ彼が開いたそれの中身は、俄かには信じがたい知らせ。
そう、「遠野志貴が結婚する」という物であった――
M78星雲人さんよりご投稿いただいた作品です。
志貴の唯一無二の悪友が、彼の結婚をどう捕らえたのか。お読みいただけると幸いです。
黒の姫君アルトルージュ。
死徒を束ねる彼女は、その立場ゆえ仕事と悩みが尽きる事はない。
時には彼女の予想を超える訪問者によって、とんでもないトラブルがもたらされる事もあるわけで――
そのよん。「AFC」up!
アルトルージュ様の知らない所で蠢く陰謀。翻弄されるお姫様。そんな話です。
……間違ってないはず、多分。
とある町、とあるホテルの一室で。
士郎はカレンの背負った十字架を目の当たりにする事になる。
ただそれは、いろんな意味で彼の想像斜め上だったりするのだが――
Epilogue後、すこし未来のお話。
カレンの体に現れた悪魔の印を、士郎が色々しちゃうお話です。
衛宮家の夜。
狂おしい程の情事の後。胸に抱く金の少女は何故か憂いに満ちていて。
少年は問いかける。
「どうした、セイバー。何か嫌だったりしたか」
唐突に振ってきた小ネタをまとめました。
ちょっと短いですが、楽しんでいただければ幸いです。
月の光降り注ぐ夜半。
柔らかなまどろみから目を覚ましたアルトルージュに、爽やかに声を掛けるアルクェイド。
「おっはよー、姉さん!」
普段と変わらぬはずのやり取り。しかしその様子はどこかおかしかった…
「硝子の月」一周年企画「百合の咲く丘で」用書下ろしです。
「結婚協奏曲」の挿話。ある夜の二人、奔放な妹と悩み多き姉の秘め事です。
TOPのコンテンツボタン隣の画像をクリックしてください。そちらが祭会場となっております。
結婚協奏曲の外伝、および挿話。一話完結のちょっとしたエピソード群です。
・最新話 「黒き剣」UP
アルトルージュの城にて主の帰りを待つ黒の騎士、リィゾ=バール・シュトラウト。
その剣を振るう中、目に映る月を見て想う。
自らを変えた者の事を。
そして、自らを変えてくれた者の事を。
10万HIT記念企画「狂詩曲」として、そちらの会場にアップいたしました。
語られることのない寡黙な騎士の過去。こういう可能性もある、そう見ていただけると嬉しいです。
凛グッドED後、士郎と凛、そして彼らを取り巻く者たちの日常を描いた短編SS詰め合わせです。
新作「トモダチの、カノジョ」up!
――唖然としてる俺を尻目に、扉に手を掛けた彼女がくるりと振り返って。
「うん、それに柳洞が普段どんな格好してるかも気になるしね。だから制服なんかで来ないでよ?」
何やら不吉な事を告げて、彼女は部屋を出て行ってしまったのだった――
ほのぼのとした彼らの日常模様、お読みいただけると幸いです。
それは肉の壁だった。
あるいは人の石垣か。
俺のクラスの入り口は、十重二十重に殺気立った男たちに取り囲まれ、クラスメートが人員整理に追われている。
「何が起きたんだ、一体……」
目の前の異界っぷりに、俺はただ呆然と呟いた。
/
ASHさんより頂きましたCGを元に書いたSSです。
後日談後、穂群原の文化祭でのひとコマ。肩の力を抜いてお読みくださいませ。
月に最も近い土地、千年城。
夢を介してそこにたどり着いた志貴を出迎える朱い月。
しかしその姿は、志貴の知る者とは少しばかり違っていて……
朱い月(姫アルク)、そしてアルクェイドと志貴の十八禁です。
愛する者を失った、月の姫。
共に過ごした場所も人も時の流れに飲まれて行く中、彼女は一つの願いを老いた魔法使いに告げる。
「お願いよ。貴方の魔法を見せて欲しいの――」
――アルクェイドGoodエンド後の物語です。ちょっと重めの物語かもしれませんが、楽しんでいただければ幸いです。
雪降り積もる露天の温泉。
男と女が、言葉少なに寄り添いあう。その場に満ちるのは
かつて得る事の出来なかった深い安らぎ。
まるで雪のように降ってきた小ネタをまとめたものです。
かなり短い作品なのですが、楽しんでいただければ幸いです。
アルクェイドグッドエンドから連なる、彼女と遠野志貴との結婚までを追う物語。
――第四章「黒き森」第3話up
シュヴァルツヴァルトの深奥。人喰らう、蠢く魔の森の中に集う者たち。
森よりもなお恐るべき魔たちの思惑が、血と矜持と共に絡み合う――
「そう……」
少女の口元から、小さなため息が飛び出した。
「シエル……だったかしらね、代行者。日本で会った時はもう少し物分りが良い娘だと思っていたけれど。自分が何を言っているのか分かっているのかしら」
「死徒を目の前にして、見逃す代行者などありえません。それがたとえ貴女であっても」
足を挫いた綾子が担ぎこまれた保健室。
そこには本来居ない筈の人が、手ぐすね引いて彼女を待ち構えておりまして――
ホロウ後日談後、ライダー×綾子の十八禁です。
秋葉のいない浅上女学院。
今日も今日とてマイペースの羽居に振り回されつつも、その行動に微笑ましいものを感じている蒼香。
しかし羽居が学園内でのアルバイトの最中に目撃したある光景が、彼女の内に秘めていた思いを解き放ってしまう……
「硝子の月」一周年企画「百合の咲く丘で」参加作品。
蒼香と羽居のほのぼの百合、ちょっとエロです。心配性の蒼香とマイナスイオン発生しまくりの羽居、楽しんでいただけると幸いです。
TOPのコンテンツボタン隣の画像をクリックしてください。そちらが祭会場となっております。
"……にて、フリージャーナリストの衛宮士郎氏(28)の死亡が確認された――"
遠坂凛の手に握り締められた、小さな新聞記事の切り抜き。
彼がこの世界に残した最後の足跡は、そんな味気の無い文章だった。
/
Fateルート後のある終幕。
士郎の墓の前で凛は季節外れの紫陽花に出会う――
士郎の死、という流れに抵抗ある方はご注意ください。
旧雑記に載せていた小ネタ群です。
日常の1シーンを切り取ったり、本当に降って湧いたちょっとSSにならないようなネタを書いてみたり。
つまりはジャンクボックスと言おうかそんな所。
ほぼ月姫ネタです。
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じっと眺めてみる。
わたしの隣で寝息を立てている、愛しくてたまらない男の顔を。
体の火照りは今だ抜けない。
所々に残る赤い痕。彼の証。彼の物にされた証。彼に愛された証――
(No.1 初めての日 冒頭)
いつものように第七聖典のメンテナンスと称して、怪しげな改造を施すシエル。その様をはらはらと見つめていたなな子だっ
たが、彼女の一言が妙に気に掛かった――
「今やってることはあなたのためなんだから。もう少し待ってなさい」
私のため?どういうことでしょう。
そういえば、さっきから前足の蹄の辺りがムズムズするのはマスターのせいでしょうか。
硝子の月一周年企画「百合の咲く丘で」に投稿していただけました。シエルとなな子の一時の休息。お楽しみください。
聖杯戦争の集結よりしばらくたったある日。凛は一通の手紙を発見する。
差出し人の名のない手紙。
しかし彼の事を凛が間違えるはずもない。渦巻く感情を押さえ付けて、彼女は手紙の先を読み始める――
「寄せ集めな世界」のしゅらさんより頂いたSSです。衝撃の結末を皆様も是非御確認下さいませ!
「硝子の月」10万HIT記念企画、「狂詩曲」参加作品。
「お兄ちゃんを取り戻せ!」
憎き遠野家にさらわれた志貴を取り戻すべく、決死の潜入を試みる都古。
しかしそこに立ちはだかったのは、乗り越えるにはあまりにも大きな壁であった……
「硝子の月」での連載作品「結婚協奏曲」の設定を使って書いていただいた創作品です。本編を補完する微笑ましいエピソード、お楽しみください。
喫茶「猫の目」を経営する、シエル・アルク・アキハの美人三姉妹。
しかし彼女たちにはある大きな秘密があった。彼氏である志貴にも
その事を打ち明けられず悩むアルク……
そんな妹の心を知らぬ姉からまた、今夜も指令が下る……
ひろぽんさんより「硝子の月」にご寄贈いただきました。
某有名漫画のパロディですw
いや、読めばすぐわかりますのでぜひどうぞ。
兄であり、弟である男を想い、その体を熱く燃え上がらせるイリヤ。
しかし夜毎くりかえされるその背徳の指戯をじっと見つめている、一つの影の存在に、彼女はまだ気づいていなかった……
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「硝子の月」一周年企画「百合の咲く丘で」参加作品。ゆうぞうさんから頂きました。
凛とイリヤのほのぼの百合エロです。獲物を狙う凛様のハンターっぷり、お楽しみください。
TOPのコンテンツボタン隣の画像をクリックしてください。そちらが祭会場となっております。
「硝子の月」10万HIT記念企画「狂詩曲」参加作品。
王の上に君臨する王。彼を顕す言葉は白翼。
その名をトラフィム・オーテンロッゼという男。
相対するのは道化者。道化の皮を被りし者。
リタ・ロズィーアン。それが彼女の名前。
彼女の指が閃いて、王の動かす駒を受け止める。
二人が望むものは動乱。
煌々と輝く月を、血に沈めし事――
コンドウ トモノリさんよりご投稿いただきました。
闇に蠢く吸血姫の王、祖が二人の競演、お楽しみくださいませ。
月姫蒼香は悩んでいる。自分が女らしくはない事を。自分が、家族と向き合えないことを。
三澤羽居には、悩みなど何もないと思われている。いつも朗らかで、犬のようになでくり回したくなる少女だと。
だけど蒼香は知っている。彼女の奥底にもまた、自分と同じように消せない悩みがあることを――
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ユウヒツさんから頂きました月姫SSです。
二人の関係と、その一つの結論をお楽しみください。ああ、後ははだワイを。
衛宮家の日常、平和な日常を楽しむセイバーさん。でもいつもお腹を空かせている彼女の周りには、トラブルの種には事欠かず。
ある日ある時、食っちゃ寝の自分に深く反省した彼女。自らに致命的に欠けている料理スキルを身に付けんと、ある女性の元に弟子入りする事を決意。
そこに地獄の釜が蓋を開けて待っている事など知らずに……
「硝子の月」10万HIT記念にユウヒツさんより頂きましたFateの短編詰め合わせです。どうぞ御堪能下さいませ。