■ 臆病な猫 (877) (10-11-06 03:11)
いくら姉妹とはいえそう簡単に仲良くはできない。
でも仲良くしたい。
そんな話、だったはず…。
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いくら姉妹とはいえそう簡単に仲良くはできない。
でも仲良くしたい。
そんな話、だったはず…。
もしランサーとアーチャーの共闘があったなら、というパラレルストーリー。
話の内容はstay nightベースです。
(これだけ期待させておいて勧誘や宅配便だったら承知しないからね)
勝手に期待したくせに酷い言いようだ。
それだけ期待していたという事なのだけど。
パタパタと小走りで門まで走り、重苦しい鉄の門を開く。
青い空と暖かい日差しの下、門の前に立っていたのは……
「君が私のマスターか?」
それはそれは不遜な態度の赤いコートの青年だった。
凛・アーチャー・ランサー中心オールキャラパラレル。
士郎やセイバー、ギルガメッシュたちも巻き込んでのドタバタ小説です。
完結しました。
「凛。わたしは、シロウを愛しています」
「知ってたわ。最初から、ずっと」
……だって。
「わたしも。士郎を愛している」
凛ルートGoodEnd、十数年後のある晴れた日の話。
士凛で士剣で弓凛で剣凛(凛剣)ですが、出てくるのは主にセイバーに凛(と、一部、綾子他)
弓凛お題をお借りしていますが、恋愛感情的にはおそらく、士凛、士剣の方が強いでしょう。
End後、結果を出した、凛と士郎の話。
アンハッピーではないですが、死にネタと言えるので、苦手な方はご注意下さい。
あの人の髪を飾ったリボン。
わたしの髪を飾るリボン。
たった、一本だけの。
──大切な、リボン。
「リボン」と対になる話。
リボンを通しての回想。こちらは桜サイドになります。
もしも桜が“気づくことができるなら”という物語。その可能性の一端です。
そのため、桜ルートを基本にしていますが、話としてはIFルートになっております。
また、士郎と桜がメインで出ていますが、ゲーム開始直後同様、桜→士郎レベルであり、恋愛主眼ではないです。
アーチャーが箱の中から取り出してきたリボン。
それはいつかのあの日、あの子にあげたただ一つの物。
その残された片割れだった……。
リボンを通しての回想。その凛サイドのお話です。
桜ルート中のネタを使用していますが、内容的には他のルートを想定。ということで、IFルート扱いとしています。
ちなみに弓+凛ですが、弓×凛ではない……んじゃないかと。
「あのさ、遠坂」
「なぁに、士郎?」
「それ……。何だ」
「士郎。アンタ、麻婆豆腐を知らないの?」
士郎と凛とイリヤと桜と弓と剣(と、バーサーカー)が仲良く(?)夕食を食べる。そんなIF世界の一情景。
ある日、家に帰った士郎は、食卓の上に鎮座まします巨大大皿一杯の麻婆豆腐を見て……。
弓凛お題をお借りしていますが、メインは士郎と凛の会話(プラス、セイバー)です。
内容的にはギャグ未満ほのぼので、全員が全員、友愛路線。
ただ、聖杯戦争中に「みんな仲良し」な捏造物ですので、ゲーム内容とはかけ離れています。
「アーチャー。上手い紅茶をいれてくれ」
「断る」
「即答かよ」
「古今東西、要らぬ誤解を避けるため、押し売りの如き輩には即対応が基本だ」
凛とランサー、ランサーとアーチャー。
10月11日の夜に、紅茶をめぐってそれぞれが交わした、何気ないだけの会話。
hollowであったかもしれない可能性の一幕。
お節介な槍の英霊、面白いことを求めて弓にちょっかい出すの巻?
弓凛お題をお借りしていますが、恋愛物ではありません。プラス、アーチャーと凛は会話してません。
それぞれ、終わることを知っていて楽しんでいる人達の、知っているからこそ小さく拘っている物事。
そんな関係性のお話です。
恋する乙女、間桐桜が巻き起こす恋愛活劇。
ままならぬ恋に傷心する桜。そんな彼女を救うべくライダーは立ち上がった。
それが周囲を巻き込む大騒動になろうとは・・・。
果たして桜の恋の行方は!?
凛トゥルーエンド後の士郎と凛のストーリー。
衛宮家の縁側で繰り広げられるバカップルの会話。
なのかもしれませんね。これは。
軽い気持ちでお読みください。
それぞれがあわただしい学校生活を送っている。
俺たちは最上級生になり、教室の話題に進路問題がのぼる機会が増えた。
一成は生徒会の後輩への引継ぎに腐心している。
美綴は補佐役として桜に実質的に弓道部を率いる役を仕込みつつある。
藤ねえはクラス替えした今年度も俺の担任だ。
さすがに最上級生の担任となるとなにかと忙しいらしく、毎日残業で帰りが遅い。
夕飯も学校で店屋物を取って済ませる事が多いらしく、ウチにたかりに来るのはこのところ朝だけだ。
だから。
「今夜は久しぶりに士郎のごはん食べに行くから、よろしくね」
下校まぎわにかけられた藤ねえの言葉に、気合が入ってしまった。
なんでもない、姉妹の一夜。
遠坂凛は、桜にとって理想の女性だった。
美しく、聡明で、ほがらかで。
誰からも好かれ、輝いていた。
眩しかった。
桜の憧れだった。
間桐桜は、凛にとってショーケース越しの人形のようなものだった。
愛らしく、繊細で、儚くて。
女の子らしく、可憐で。
愛しかった。
凛のたからものだった。
「なあ。海でも見に行かないか?」
新学期も目前のある日、ぶっきらぼうにアイツは切り出した。
「はぁ? 今ごろ行ってもまだ寒いし、風も強いでしょ?」
「だからさ。今なら人も少なくて、のんびりするにはいいかなって。
いや、別に海にこだわってるわけじゃない。どこでもいいんだ。けど、たまには少しだけ遠くへ、普段行かない所へ行ってみたくないか?」
「ふぅん。ま、いいんじゃない? みんなでわいわい出来るのも今のうちかもしれないし」
「いや。それもいいけど、たまには凛と二人きりになりたいんだ」
――珍しい事もあるものだ。
朴念仁の士郎の方から、こんなに積極的に誘ってくるなんて。
Fate本編の再構築モノ。不定期更新です。
衛宮士郎が、ある剣を見たことがあったなら―――というお話。
『風が吹けば桶屋が儲かる』とあるように、物語は本編からズレて行きます。
誰と誰が結ばれて、誰が生き残るのか。予想できない結末は、一体どうなることやら……
―――現在十三話―――
月を背負い、彼女は飛び降りる。
「行くぞ―――」
二人は、人通りの絶えたコンクリートの道を走り出した。
Fate本編再構成SSです。
遠坂凛が召還した英霊。
それはあの雄々しい赤い外套の弓兵ではなく、麗しき赤い英霊であった―――
アーチャー、と言っているものの、その実メインは謎の英霊アチャ子です。
その正体は、その目的は。
そして、戦争はいかなる結末を迎えるのか―――
現在、第3話まで公開中です。
全四章+エピローグ。凛グッド後
終章です、綺麗に完結することができました。この連載を最後まで読んで下さった方々に心からの感謝を送ります。
すみません、タイトル変えるの忘れてました(w
以下例文
先ほど切りつけたヤツの胸の傷も既に見ることはできない。
間違いなく深手だった筈だが、相変わらずメチャクチャな治癒力だ。
「どうした、まさか今のが切り札だったわけではあるまい」
圧倒的な戦力差に俺の心が折れてしまう。
その俺の心を支えている切り札。
―――最初からコイツを倒すにはコレしかなかったのかもしれない。
俺は遂に禁呪と呼ばれる大魔術を使わねばならない所まで追い詰められていた。
※初版公開から2週間が過ぎて、冷静な目で加筆・修正を行いました。
※既に読んだ方が楽しめるほどの加筆・修正はないと思われます。
※これで「もう一人の凛」は完成版となります、皆様から寄せられた温かい批評に心から感謝いたします。
〜〜〜以降、初版登録時のコメント〜〜〜
ありきたりな物語かもしれない。使い古されたネタかもしれない。
それでも『面白くなる』と感じてしまった。
だから信じて、最後まで書きあげました。
とにかく最後まで読んでみて欲しいです。
凛グッド後、幸せなリンの姿を共に感じてもらえれば、作者としても嬉しいです。
皆さまの厳しくも温かい批評をお待ちしておりますm(_ _)m
凛ノーマルルート後
ほのぼの+ちょっとシリアスという感じでしょうか
短編の割には長めなんですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
例文
にやにやする俺に業を煮やしたのか
「先輩!なんでニヤニヤしてるんですかっ!
もう、勝手に自己完結しないでくださいー」
「だって、桜。顔に書いてあるぞ、姉さんって」
皆様の温かくも厳しい批評をお待ちしております
※初回執筆時から時間をおいて加筆・修正を行いました。
※かなり加筆してありますが、一度読んだ人が再び楽しめるかは微妙だと思います。その辺をご注意ください。
凛グッド後、凛と桜メイン。
4章構成でエピローグが2つ、合計3万5千文字程度の中編です。
今作は「ほのぼの+ギャグ」に徹しました。ほのぼの好きな人にぜひ読んでもらいたいです。
〜あらすじ〜
夏休みを目前に控えた7月、最近遠坂の様子が少しおかしい。
学校が終わるとすぐに帰ってしまうし、夕飯も食べに来ません。
別に避けられているわけじゃなさそうですが……はてさて
凛グッド後ですが、主役は桜。
ストーリーとしては、以前から続く凛グッドSSの9月のお話となります。
--以下プロローグより抜粋--
私の以前住んでいた世界は暗くて冷たくて、それこそモノクロのトーンを貼り付けたような無味無色の世界だった。
生きる事がこんなに楽しいなんて思いもよらなかった。
明日を待ち遠しいと思う気持ちがあるなんて知らなかった。
世界がこんなにも明るく、そして温かいなんて気づかなかった―――。
大切な人に囲まれて、今、私は幸せというものを実感できる。
目の前に広がる世界は明るくて温かくて、全てがキラキラと光り輝く宝石だった。
私の書いた初めてのSSを加筆・修正しました。
一ヵ月半のSS執筆で少しだけ筆力の上がった今の自分の精一杯です。
当時の未熟な文章を多少はスマートにまとめられたと思います。
凛グッド後、メインはセイバー。
衛宮家のみんなはほのぼのとステーキ食べてます(ぇ
例文
「私は、これでもかってくらいのレアで焼いてくれる?
血の滴るようなステーキって最高よね〜」
まあ、あくまだから血が好きなのも当然か。とか不穏なことを思ってみる。もちろん口に出したら俺の血が滴っちゃうけど。
皆さまの厳しくも温かい批評をお待ちしております。
誤字・脱字・文法などを修正。ついでに少々加筆もしています。
とはいえ、既に読んだ方がもう一度読んで楽しいかは疑問ですが。
凛グッド後の幸せな花見を書いています。
以下例文抜粋
遠坂のみならず、桜にまで負けたとなると、先輩としての、いや男としての威厳が・・・
「え、え、先輩?
き、気づいてなんかいませんよっ、はい、ぜんっぜんっ気づきませんでした、私。
ホ、ホントですよ」
―――男の威厳なんて既に無かったらしい。
むしろ桜の温かい心遣いが、胸に突き刺さる。こうグサグサって感じで。
桜、お前はこれからウソ禁止。
凛グッド後、FateSS三作目ですが密かに全作繋がっています。
花見に行く衛宮家一同を描いてみました。
とはいえ中編までなので、実際はまだ花見に行っていません。
以下、例文抜粋
「確かに貴方の正直さは人としての美徳といえます、
しかし、そのままではいつかきっと貴方の身を滅ぼす時が来るでしょう。
―――さし当たって今日の稽古とか」
一息にがーーーーっと言い切って、笑顔で俺にプレッシャーをかけてくるセイバー。
こう、サクサクって感じに殺気が体に突き刺さる。
―――これはいわゆる脅しというヤツでしょうか?
イリヤ=お姉ちゃん、シリーズ三本目。
正直、ほのぼの? 的な作品。
ちょっと作中から抜粋。
「とりあえず、その子は捨ててきなさいシロウ!」
「イリヤ、まるでお母さんみたいね」
リンのツッコミを無視してわたしは、びっ、という擬音語が聞こえてきそうな勢いでシロウが腕に抱いているちみっこい生物を指差した。
前編をアップ。前編・後編の二部で完結させる予定。
ある冬の日、三枝さんちのストーブが壊れちゃって―
みたいなお話。
後編アップしました。