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[The HUMAN] 第一章「贄の箱庭」/6(下) (2988) (10-05-21 03:00)

_http://human.kairi.me/human1-6iii/  (archive)   作者:Kairi & kai
TYPE-MOON全般>シリアス | 長編連載中 独自キャラ 秋巳大輔

この物語は、型月世界の3つの物語より少しだけ未来のお話。
主人公たちの物語が完結する裏で、零れ落ちて続いてしまった多くの物語。「The HUMAN」の登場人物はそれらと交わり、新しい物語を紡いでいく。

お久しぶりです。第一章「贄の箱庭」/6(下)を公開しました。
また、第一章完結後に配信予定の電子書籍版にイラストを提供していただける方も募集しています。

〜あらすじ〜
ライブハウス集団失踪事件から5日、池宿での乱闘騒ぎから3日。
通称『怪事件担当』・秋巳大輔警部補は、両事件に関わる賽賀信吾と山川誠の行方を追うため、ある人物からの連絡を待っていた。

血の海を残して消えた100人を超す失踪者、実態を把握できない流行の薬物『ブラッドチップ』、常軌を逸した身体能力を見せる使用者たち───。
5年越しの因縁を感じさせる両事件に、秋巳は終止符を打とうと試みる。

理想夫婦 (8167) (06-11-12 23:36)

秋巳刑事が受け持った1つの誘拐事件。
橙子が偶然に持った1つの電話。
それがとある1つの事件に結びついてゆく……。

今回の主役は秋巳刑事。ほぼ彼の一人称。
プロローグのみ。次回更新は当分先になるかも……。

『多重鏡像』:幹也が自殺事件の調査、解決を行う事件。
『偶発目撃』:式の同級生、七瀬が友人殺害の調査に挑む事件。
双方全六話で完結済み。

事後祭典 lie so true.[改訂版] (1252) (03-11-23 22:30)

_http://www.h2.dion.ne.jp/~take0/  (archive)   作者:練馬
空の境界>その他 | クロスオーバー 両儀式 秋巳大輔

以前連載していたロマンサーズとのクロスオーバー『事後祭典』を再編集して加筆修正しました。

ロマンサー。それは、式が初めて遭遇するタイプの敵だった。
警察の介入は、式と幹也の関係の前提条件に、影を落とす。

独身男の誕生日/三十路女の誕生日 (3029) (03-10-04 11:34)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:のち
空の境界>恋愛 | 短編読切 蒼崎橙子 秋巳大輔

気分転換に煙草を買いに行こうと、腰を上げ、扉の方へと向かう。
ふと、気分が向いて、先ほどの潰れた煙草の箱を取り上げて、ごみ箱へと入れ直そうとすると、壁に掛かっているカレンダーに目が留まった。
                    (三十路女の誕生日より)
---------
 頭をかきながら、男が内ポケットから携帯を取りだし、電子音とともにボタンを押すと、音は鳴りやみ、また静寂があたりに響く。
 そして、僅かに明るみを増した携帯画面に目をやると、男は苦笑しながらひとりごちた。
「まったく、幹也のヤツも相変わらず律儀だな」
                    (独身男の誕生日より)
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「時を刻む」&「独り身」 (704) (03-08-12 00:24)

_http://www5d.biglobe.ne.jp/~sini/  (archive)   作者:のち
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 短編読切 秋巳大輔

 橙子さんの説明の通り、このコーヒー機は非常に時間がかかる。
 一滴一滴、ぽつり、ぽつり、としたたり落ちるので、とても、もどかしい。
 普段インスタントしか飲まない身としてはなおさらだ。
 (〜「時を刻む」)

 
 昨日、珍しく定時であがれると、俺はまっすぐ橙子さんの事務所へと向かっ
た。
 刑事って言うものは時間がいつ開けられるかわからないものだから、ちょっ
とでも暇があれば、俺は必ず彼女の元へと行くことにしている。
 幹也のやつなんかは、「元気だね」などとほざいているが、こういうのは一
にも二にもまず根気なのだ。
 (〜「独り身」)


 のちさんの書かれた「空の境界」秋巳大輔刑事のお話二編。
 水出しコーヒー、猫という題材を使ってのお話です。
 権兵衛党さんへの暑中見舞でしたが、西奏亭にて代理掲載しています。

プレゼント (1851) (03-03-16 21:50)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:瑞香
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 黒桐幹也 蒼崎橙子 秋巳大輔

空の境界ホワイトデーSSです。
瑞香さまからご寄稿いただきました。

・・・ホワイトデーに掲載が間に合わなかったのは、
ひとえに須啓の所為なのです(謝。

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「……これってホワイト・デーのお返しなんじゃないですか?」
「君もそう思う?」


 そういって橙子さんは珈琲を飲む。その綺麗な朱色の唇にカップにふれて、口紅がかすかに残る。


「でもね、幹也君」
「はい、なんですか?」
「わたし――渡してないのよ」