TYPE-MOON Sidestory Links

▲ coop-albatrossに戻る リンクリスト サイトリスト

全自動月姫Links-Albatoross-の登録データを、検索可能な形で提供します。(archive) (geolog) と記載のあるところは、外部のアーカイブサービスに接続します。簡易なリンクチェックでNGなサイトには、"□"や"X"が表示されます。

条件で検索

検索条件

この条件で検索しました

リンクリスト

Displaying Item 2351 - 2375 of 2494 in total

その想いを、カタチに添えて (2248) (03-03-16 21:52)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 両儀式

空の境界ホワイトデーSSです。
・・・ま、間に合いませんでした(汗。

いつもの面々に、お返しを配って歩く幹也君の一日です。

――――――――――――――――――――――――――
「あ、いや、違うよ。
 えーと、その・・・はい、式」
収まらない動揺を、押し隠しつつ僕は、カバンから小箱を一つ取り出して彼女に差し出した。
白い、長方形の小箱。

これは?、と眼で問う彼女に、咳払いを1つしてから僕は答えた。
「バレンタインのお返し。
 ・・・今日はホワイトデーだから」
そうして、僕はそれを彼女の手に、そっと乗せた。

あまり、驚いた様子は無い。
でも、彼女の頬が朱に染まっているのは、多分、きっと夕日の所為じゃない。

その背中を、押す理由 (5377) (05-07-26 00:20)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 弓塚さつき シオン

メルブラReActSSです。
さつきに対して、問題点を突きつけるシオン。
そして、それを自覚させるべく彼女がとった行動は。
―――――――――
「―――ほう」
ぴしゃり、と。
指示棒で壁を叩きながら、シオンは穏やかな―――それでいて剣呑さの香る笑みを、目元に浮かべた。

「なるほど。それは興味深い意見ですね。さつき」
「え?」
「つまり、志貴と一緒の屋敷に住んでいれば、
 接触時間を稼ぐことは容易い―――と。そう主張するわけですね。あなたは」

シオン来訪 −遠野家の場合ー (6636) (03-02-15 00:12)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 短編読切 遠野志貴 琥珀 シオン

再び、日本を訪れたシオン。
それを迎える遠野家の晩餐での一幕です。

――――――――――――――――――――

「悪ノリ―――?
 志貴、その言葉の意味するところは何でしょうか」
「え?」
その言葉が気に入らなかったのか、シオンの表情が一気にその険しさを増した。

「私は、私なりに親睦のために努力したつもりです。
 エルトナムの秘儀を披露してまで」
「あの、シオン?」

「悪ノリとは、調子に乗りすぎて相手を不快にさせる行為を差す日本語ですね?
 つまり、志貴は、私が、秋葉や琥珀や翡翠と仲良くしようとする行為が、
 不快だと?」

凸茸 (1261) (03-01-02 19:46)

浅上の乙女達+凸(もっこり) 企画参加作品

浅上女学院の朝、秋葉が見たのは同室の羽居に生えた凸だった。そしてそれは琥珀の謎の漢方薬、凸茸の副作用であった……生えてしまった凸を戻すためにはいったいどうすれば?

千の時を刻んだ果てに。 (1315) (03-07-07 22:20)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 月姫全般

PledgeLetterさんの「死徒祭」に出そうとして間に合わなかった作品です。
27祖における27位。千年錠の魔術師ことお笑い担当
コーバック・アルカトラスと二人の死祖の会話。

―――――――――――――――――――――――――

一つ、楽しい遊びを覚えた子供のように、薄い笑みを浮かべたメレム。
やがて彼は、その瞳に浮かぶ光に僅かに冷たい色を混ぜ、告げた。

「タタリが終わったよ。コーバック」
「―――ほう」
小さく呟いて、一時、コーバックは沈黙した。

夕暮れに沈む夢の中。 (2298) (04-06-05 00:52)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 短編読切 遠野志貴

メルブラReActSSです。
ネタばれを含みますので、未プレイの方はご注意ください。

志貴END後のちょっとした蛇足っぽいお話です。

―――――――――

どこからか吹いてくる風。
それに、さわさわと揺れてさざめく草むらを寝床にして、
遠野志貴は、そんな取りとめも無いことを夢うつつに考えながら
こうしてずっと空を見上げている。

夢の終わりに残すモノ (2728) (03-09-01 22:35)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 遠野志貴 琥珀 乾有彦

アルクトゥルー後のお話です。
残された志貴と、それを見守る琥珀たちは。

──────────────────

「ですから、お花見です。ご存知在りませんか? 志貴さん」
「いや、さすがに知ってるけどね。唐突だなあ、と思って」
と、思わずこぼした本音の呟きに。

「唐突なんかじゃありません! 全て、志貴さんのためなんですよ?」
「へ? 俺?」
 琥珀さんは何故か、憤然として指を立てて俺に迫る。
いきなり元凶としてやり玉に挙げられた俺が戸惑う内に、更に琥珀さんは俺に詰め寄った。

平行交差(10話。炎) (8692) (02-11-24 16:40)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 長編連載中 両儀式

空の境界SS、連載ものの10話目です。

橙子さんメインの予定が、すっかり鮮花メインに。
二ヶ月ぶりの更新ですが、覗いてやってくださると幸いです。

――――――――――――――――――――――――――――
いくつかの台詞を頭の中で、浮かべてみるが結局、適切な言葉は思いつきはしなかった。
それも仕方ない、とセシリアは自嘲した。

それはいつものことであり、結局のところ。

「運が悪かったわね、か」

酷く陳腐なで、酷く理不尽で、酷く残酷な。
自身に投げかけられれば、間違いなく逆上するであろう言葉。


そんな言葉くらいしか、黒桐鮮花の運命を形容するべきものは無いのだから。

幸せですか? (1063) (02-10-14 16:45)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 蒼崎橙子 黒桐鮮花

空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』投稿作品です。
主催、須啓の作品になります。

――――――――――――――――――――――
ここは、礼園と橙子さんの事務所の中間点にある駅だ。
でも、兄や式のアパートとは、事務所を挟んで反対側にある訳で、余程の用でもない限り、
兄や式―――もちろん私だって、こんな場所にいるはずが無いのだ。

だからわざわざこんな場所を幹也との待ち合わせの場所に選んだっていうのに!!

「なんで、あんたがいるのよ、こら、式!」
言いながら、窓ガラスを叩こうとした自分の手を、寸前のところで私は止めた。
あの野生動物並みの五感を持つ女ならば、ひょっとしたら気付くかもしれないから。

恐怖の館。 (2797) (02-06-30 20:35)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ギャグ | 両儀式

「式乳祭り」SS第25弾です。
「標準派SS」第9弾となっております!

――――――――――――――――――

「―――お化け屋敷なんてどうかな」

実際のところ、式が本当にお化け屋敷で怖がるとは思ってない。
とにかく、式と一緒に遊園地に来れただけでも、嬉しいわけで。
それなら、どれから入っていっても大した問題じゃないだろう。

結局、そんな軽い気持ちで口にした選択肢に、軽く式は眉をひそめた―――ように見えた。
「お化け屋敷?」
「え、うん。嫌かな」
「別に、嫌じゃ、ない・・・けど」

なにか、式にしては歯切れが悪い。

月と少女と黒猫と。 (3505) (04-06-11 01:30)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 短編読切 弓塚さつき レンちゃん

メルブラRe・ActSSです。
さつきとレンのちょっとしたお話です。
―――――――――
「……猫?」
暗闇さえ真昼の如くに捉える吸血鬼の眼でなければ見落としかねない程に、
夜の闇に溶け込んだ黒猫が一匹、不思議そうな瞳で彼女を見上げていた。

「こんばんは、黒猫さん。
 お散歩中なのかな?」
───リン。

また一つ鈴の音。

月の照らすその場所で。 (3491) (02-12-23 01:34)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 短編読切 先生 黒桐幹也

かつて、志貴と青子が出会い別れたその場所で。
幹也と青子が邂逅し、二人は互いの物語を語りあう。

そんな、月蝕をイメージしたSSです。取り合わせとしては珍しいかもしれません。

―――――――――――――――――――――――――――――――――

「えーと、その・・・こんばんわ。気持ちの良い、夜ですね」

「そうね。一人で風を浴びるには悪くない夜だわ。
 でも、二人では多すぎるかな」
にべも無く、無愛想に彼女は言い放つ。

つまりは、僕は邪魔だというわけらしい。

汝、罪を謳う者 -Sin of the murder- (3496) (03-01-20 00:05)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 遠野志貴 弓塚さつき シオン

もし、メルブラに『彼女』の出番があったら、どんなかな〜という作品です。
誰でも思いつくお話なので、軽く読み飛ばしていただければ幸いです。

ちなみに、Kパート直前を意識していたりします。

(「SS倉庫」の「小ネタ集」においてあります)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ぎしり。
再び、なにかの軋む、音。


それが、志貴が固く握り締めた手の骨が軋む音だとは、気付かなかった。


「うん。ピンチの時は、助けてくれるっていったよね。
 その、約束。シオンは私を殺すつもりみたいだから。

 ―-酷いよね、私とも、『私』とも、『同類』のくせに」

無邪気を装った、冷たい嘲笑に、体中の血液が憤怒のために脈打った。
―――それでも、私には、引き金は、引けなかった。

緊急指令 (1687) (03-01-13 01:50)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ギャグ | 黒桐幹也 蒼崎橙子

第四回TYPE-MOONキャラ人気投票の支援用の小ネタです(笑。

小ネタ置き場においてありますので、読み流して下さると幸いです。

――――――――――――――――――――――――――――――
「『という訳で』、と言われても、どう言う訳かわかりませんけど、所長。
 なんなんですか。戦争って」

思わず顔を上げてしまった僕の疑問に、橙子さんは、真剣そのものの表情で頷いた。

「言うまでもない。『第4回TYPE-MOON人気投票』だ」
「・・・そうですか。大変ですね」
そう言って、僕は再び机に広げた書類に眼を落とす。

赤と黒。 (911) (03-04-14 01:12)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 荒耶宗蓮

アルバと、荒耶のお話です。
野郎ばかりで、華がないのですが(笑。

――――――――――――――――――――――
「やあ、待たせてしまったね。荒耶。弟子の講義が長引いてね」
しかし、そんなことに構わずアルバは大げさに両手を上げて、目の前の魔術師に詫びた。
―――当然、形だけの事ではあるが。

その形だけの儀礼に答えるように、彫像のように、仏像のように、あるいは死人のように。
ただ、そこにあっただけの魔術師はようやく口を動かし、瞼を開けた。

邂逅 (969) (02-10-27 19:11)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 荒耶宗蓮

空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』投稿作品です。

―――――――――――――――――――――――――
「何故、見殺しにした」

その表情は、影になり常人なら窺い知ることは難しい。
だが、荒耶にとって、暗闇でモノのカタチを捕らえることなど造作も無い。

「それは、その女性のことですか。それとも貴方が殺めた別の誰かのことですか」
答える声は悲哀に満ちてはいたが、それでも、その少年は―――笑っていた。

「この女のことだ。貴様ならば、阻止する事も容易かろう。統一言語師」

魔術師達の一夜 (837) (02-10-05 22:43)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 蒼崎橙子 荒耶宗蓮

空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』投稿作品です。

――――――――――――――――――――――
襲撃者としてはあまりにも一目を過ぎる赤い魔術師に、
蒼崎橙子が陰鬱な視線を向けた。

「多少なりとも目立たない格好をしようとは思わなかったのか? お前は」
「失礼だな。十分に地味だろう? 闇の中で映える炎程度の地味さじゃないか」

「闇夜で映えるのが地味ではない、といっているんだ」

天まで届け (1608) (02-09-16 14:50)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:風原 誠
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 琥珀

琥珀さんの可愛らしく愛らしい心がこめられたシャボン玉。
 今、幸せですか? と問いかける幼い琥珀さん。
 そして微笑する琥珀さん。

 やさしい琥珀さんの柔らく密やかな心情が綴られた詩的な作品です。

 風原誠様からCLOCKWORKへの寄贈作品です。