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「で、結局は何をしているの?」
何となく解っていながらも、確認のために訊いた。
「ああ、それはね志貴――」
「それはですね、遠野くん――」
「兄さんに簡単に説明しますと――」
奈須きのこ先生爆誕記念SS。
きのこ先生の誕生日会の裏側でひっそりと行われた、女達の仁義無き味勝負……っぽい展開。
祝っているのかどうなのか、非常に疑問に思う点がありますが、そこらへんをご容赦いただけるとありがたいです。
場所:SS掲示板の誕生日SSツリーにて。
そもそも、未来視を都合のいいものと考えていたのが間違いだったのかもしれない。本人の望む、望まないに関わらず視えてしまう未来だったが、望む未来が視えてもそれが自分と交錯するとは限らないもの。
未来は、意地悪だ。
誕生日だというのに―――逢いたい人にも逢わせてくれない。
瀬尾晶誕生日ということで、短めのSSを一本仕上げました。
そうそう、シリアスなお話でもないので、肩の力を抜いてのんびり読んで頂ければ嬉しいです。
場所:SS掲示板「瀬尾晶・誕生日書き込みツリー」
■
雪月花
(2741)
(03-12-25 01:25)
それは一週間前。
「来週は何の日か知っている、志貴?」
「ん、ああ勿論」
彼女が軽く微笑みながら、促す。
言ってみて、と。
「―――クリスマス当日だろ」
「……………」
あれ、怒ってる?
遠野志貴とアルクェイドの迎えるクリスマス。
これといって特別なことは何も無い。でも、二人には特別であろう一日。そんな何気ないよーな物語。
短いのでサクサク読めます。
場所:SS掲示板より