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「桜。そんな顔するな。俺たちは桜を助けたいだけなんだ。家族を助けるのは当然だろう?」
「先輩……でも」
「でもじゃない。俺は桜を家族と思っていたけど、違うのか?」
「そんなことはない……です」
「なら、そんな顔をするな」
「……はい、迷惑をかけてしまってごめんなさい」
「違うぞ桜。こういう時はありがとうだ」
「…………はい、ありがとうございます」
ようやく桜は、まだぎこちなかったが笑顔を向けてくれた。
***
外伝です。刻印虫に蝕まれた桜の身体……はたして、桜を救う手段はあるのだろうか……そして、新たに士郎が手に入れる力とは……
web拍手のボタンを押した後に出るページに載せていた、以前のSSSを纏めてみました。
ただこれは本HPの他作品を読んでいないと分からない内容ですので、お気をつけ下さい。
再び更新です。
……なんか最近は本編に入れれなかった小ネタを入れているだけのような気がするのは……気のせいですので、ええ(汗
□
雨宿り
(6790)
(04-04-30 10:31)
「……やれやれ」
見事なまでにドシャ降りだった。
「全く……今日はついていない」
そう、私は見た事もない占いに悪態をついた。
そして―――
「ほんと、そうですね」
その呟きに、隣で一緒に雨宿りしていた女性も困り顔で同意したのだった。
―――
交わる事のなかったはずの二人の、ほんのちょっとした天気の気まぐれで起きた、何気ない一時のお話。
感想、及び突っ込みをお待ちしています。
……お、親父ばっかり書いている訳ではないのですよ(汗
□
私の先生
(3584)
(04-04-15 20:20)
「あらら、なんかいかにも家出中ですって感じね」
「……なんですか」
「ん? 私、そんなに警戒されるような事をした?」
「突然そんな事を言ったら警戒してもおかしく無いわよ」
「あ、それもそうね。なら、どうしたら信用してもらえるのかしら?」
「自己紹介くらいしたら……少しは」
「そう……そうね。私は―――」
「―――通りすがりの……魔法使い、かな」
勢いで二時間で書き上げました(汗
元のイメージは勿論月姫のあの二人ですが。
では、お楽しみください。
誤字の修正と、ちょっとだけ加筆しました。
□
パートナー
(7797)
(04-04-04 20:39)
私はただ混乱している。混乱していることは冷静に自覚できるのに、それを止める事が出来ない。
こんなの私じゃない。冷静沈着で、魔術師としてあろうとした遠坂凛とは思えない。
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
ひたすらにうろたえて、まともな答えが何一つ出てこない。
初めて凛嬢のシリアスが書けました。
これまで壊ればっかり書いていたので非常に苦労しましたが(汗
すでに結構書かれているネタとは思いますがお楽しみください。
……どちらかといえばおまけを書きたいが為に本編を書いたような気もしますが。
俺はその濁流に手を伸ばしてしまった。あるいは、その力があればあの赤い背中に届くのではないかと思ってしまった。
その瞬間、光が世界を包み、意識は浮遊し、そして全身がそのナニカに犯されて行く感覚。抗う事も出来ずに、俺はただその濁流に飲まれて行き―――
〜〜〜
“はじめての○○ いん せいばー”シリーズの三作目です。
今回は“←〜〜”有りバージョンと無しバージョン(せかんど)両方がありますので、お好きな方をお選び下さい。
感想、突っ込み、お待ちしています。
ちょっとばかり思いついて子守唄に訳のルビをつけて見ました。といっても赤点ギリギリの人間でしたのでかなり怪しいですが(汗
“はじめての〜〜〜 いん せいばー”シリーズのSSSです。
こちらは小ネタを調理した物を並べております。
お召し上がり易いよう数行の一口サイズとなっておりますので、軽く摘みたい方はどうぞ。
……とまぁいわゆる小ネタ集です。思いついたネタをチマチマと書いてみようかと思いまして。
“←〜〜”有りバージョンは普通で、無しバージョンは“せかんど”となります。
ちょっと麻雀ネタに挑戦。しかし良く知らないので変なところがあったら突っ込んでやってください……(汗
「それにね」
けれども、それ以上にその後の言葉は本当の魔法のように私の中に刻み込まれた。
「さっき笑っていた君はとっても可愛くて女の子らしかったよ」
―――思えば、この瞬間だったのだろう。私が衛宮切嗣と言う人に惚れてしまったのは。
〜〜〜
最近壊れ系ギャグSS書きと思われているような気がするので唐突に思い立って書いた物です。
藤ねぇと切嗣。昔の二人の話です。
……BGMに“消えない想い”推奨。
「ねーねー、皆今度の休みってあいてる?」
「は?」
夕食時、いつものように食事をしにきた虎から突然の申し出があった。
“はじめてのおつかい いん せいばー”の続編になります。
前回の“はじめてのゆうえんち いん せいばー”で“←〜〜”の表現がよくないとのご指摘がありましたので、その表現の無い「せかんど」を作ってみました。
……さらにつまらなくなってしまってないこと祈ります(汗
「わ、私が買い物をします!」
突然のセイバーの提案に、俺も遠坂も動きが止まる。
「セイバー?」
「そもそも、私は二人が学校に行っている間は掃除くらいしかやっていないのです。ですから、買い物くらい私がするべきと思います!」
うーん、セイバーが熱い。必死さがよく分かる。
Fate/stay nightをやってほのぼのとしたSSを書きたい! と思って書き始めたはずが何時の間にやらギャグSSに(汗
遠坂凛コスプレSSになっていないと思いたい今日この頃です。