□ さくら、さくら。 (2136) (07-04-09 00:07)
そして、最期の日に至る。
終わりの日は春の日、命はただ消え去るのみ。彼女は幸せだったのでしょうか?
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そして、最期の日に至る。
終わりの日は春の日、命はただ消え去るのみ。彼女は幸せだったのでしょうか?
死者を悼む話です。
雪はただ、静かに降り続けていた。
巨大な斧剣を覆い隠すように、降り積もっていく。
ある朝の一幕を描いた短編連作です。
穏やかで、平和な朝。
現在(4)まで。
(1)セイバー (2)凛 (3)イリヤ (4)桜
それぞれ2〜3kb程度の掌編となっています。
弓塚さつきは雨降りの空を見上げため息をついた。雨の音だけが響く昇降口に、そのため息はさつき以外の誰にも聞かれることなく消えていった。
琥珀はふと窓の外を見た。
月が、其処に在った。
翡翠はふと窓の外を見た。
月が、其処に在った。
アルクェイドと両儀式。
偶然の出会い。彼女たちは語り合う。
月明かりの下。彼女は待っていた。