■ 契約の代償 (15096) (04-04-02 03:03)
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その言葉に、アーチャーは真白な髪を一つ、揺らして。
真っ直ぐに、躊躇わずに。いっそ荘厳というべき口調で。
己の中の絶対の真実を、一片の迷いも無い声で。そう、宣誓した。
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セイバールートにおける、アーチャーと凛、二人の帰結。
-last instant-更新しました。
これで、本当に終わりです。
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その言葉に、アーチャーは真白な髪を一つ、揺らして。
真っ直ぐに、躊躇わずに。いっそ荘厳というべき口調で。
己の中の絶対の真実を、一片の迷いも無い声で。そう、宣誓した。
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セイバールートにおける、アーチャーと凛、二人の帰結。
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これで、本当に終わりです。
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台所に、二人の英霊が並んで立っている。
何故英霊が台所などにいるのか。
何故二人並んで料理などしているのか。
疑問は尽きねど、その光景が存在するのはれっきとした事実で。
見るべき人間が見たら、やはり此度の聖杯戦争は何かが異常だと思うに違いなかった。
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タイトルそのまんまな話。
アーチャーがやたら出張ってますが、一応士郎とセイバーの話な筈。
多分。
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士郎が自分を最下層に置く傾向があるのは間違い無い。それを踏まえても、セイバーに対する女の子発言の多用は特別なものに映る。
セイバーをあんな風に扱っているようでは、彼女の実力の何十分の一すらも発揮させられないことは明らかだというのに。
…そこまで考えたところで、唐突に閃いた。
「ひょっとしたら、士郎ってばセイバーのことが好きなのかしら」
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凛とアーチャーによる士郎いじり。
でも何故かオチは少女漫画全開。
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「…服?」
背後から、アーチャーの声が聞こえる。
そう、服だ。捨てることが出来ずに残していた、父が生前着ていた衣服。とりあえず目ぼしいものを、ここまで運んできたのだ。
そしてそんなことをする理由なんて、一つしか無い。
「さあアーチャー、これに着替えなさい」
振り向いて、毅然とわたしは言い放った。
「何?!」
なのに、今度こそアーチャーは絶句する。その顔が何よりも雄弁に『君の行動は理解できない』と告げていた。
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アーチャー×凛デートイベント、ラ●ックステレカver.(待て)。
少々乙女ちっく補正入ってますので苦手な方はお気をつけ下さい…。