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羽ピン大脱走第六話 下編選択肢2番 (3521) (02-12-14 06:47)

_http://www.geocities.co.jp/Playtown-Toys/7779/  (archive)  (geolog) 作者:安田有馬
月姫&歌月十夜>ギャグ | 長編連載中 瀬尾晶 月姫蒼香 三澤羽居

このSSを見るには第六話中編の選択肢3番を選択して下さい。
選択肢は随時行ける場所が増えていくかと思います。

では選択肢2番 はこんなお話。

内容はこんな感じで・・・「は、早くどうにかして助けて!」
 悲鳴めいた四条の声が無線機にハウリングを起こさせる。
どうやら向こうの状況は芳しくないようだ。
 効果が無いと半ば分かってはいたのだが一応こちらからパニック真っ最中な
無線機の向こうへと問い掛ける。
「一体どうしたって言うんだ!とにかく落ち着いて状況を説明してくれ!」
「ド、ドアの向こうから男の人の話し声がするの!
ぜ、絶対見付かっちゃったよ〜・・
どうすればいい?ねぇ、月姫さん!私どうすればいいの!?」
 
 そんな曖昧な状況報告でこちらに振られても正直困る。
「ドアの鍵は?もう開けられたのか?」
「そんなの分かんないよ!どうするの!!なんとかしてよ!!」
 もはやマトモな会話は期待できそうに無い。
「・・・しょうがないな。とにかく急いでトンネルの中に
入って全速力でこちらまで来るんだ!」
 本当に誰かに見付かっているのかも正確に判断できない状況では
あるのだが、これ以上四条に騒がれていては学園の内部に見つかるかも知れない。
そんな危険を孕んで行動する訳には行かないので
とにかく四条をその場所から離れさせることを先決させた。

「え、うえっ、わ、分かりました!・・・キャッ!」
 戸惑う四条の返事と悲鳴がほぼ同時に電波に乗ってこちらまで聞こえてきた。
耳を直接スピーカーに密着させてより音を拾おうと努力する。
 すると向こう側でもの凄い破壊音が聞こえてきた。

 金属のひしゃげる悲鳴音と木製ドアのお亡くなりになる破壊音が混じるのと
トランシーバーが落下する音が聞こえる数秒前に響いた。
 そして明らかに四条ではない第三者の声が落下したであろう
トランシーバーのマイクは確かに捉えていた。
どうやら男性二人組みのようである。


選択肢2番は見つかってしまった羽居達がどうやって
抜け出すか、というお話?