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「あなたには、わたしの一番訊かれたくない部分を訊かれる、そう思っていました。そして、本当に今日―――」
「セイバー……その、俺、は……」
「でも、訊いてくれて有り難かった、です。わたしには、あなたが気付いてくれたことが、嬉しい………」
重く。楔のような言葉。
士郎の胸に打ち付けられたそれは、深々としていて抜けそうに無い。
だが、抜く必要も無い。それを受け止めて、最善を選択する。
それだけ。
それが彼女の為に出来ること。
セイバーGOODENDと仮定した世界観。
少女として生きるセイバー。毎日の如く、夕闇を眺める彼女。士郎が出来ること。セイバーの為に出来ること。
そんな感じの内容。
□
少女の望む場所
(8455)
(04-03-08 03:18)
『王は理想郷へと運ばれ、
幾多の戦場を駆け抜けた騎士王の物語はここで終わる。
ならば――
――ならば、少女の物語を始めよう。』
Fate終了後。Fate good EDと言えるお話。
前作『after the night』と微妙にクロスしています。
『 あれから二ヶ月が過ぎたというのに、
やはり未練があったのだろう。
――だからそんな幻視をする。』
セイバーED後、ありえたかもしれないお話。
一週目終了時に書いたものなので士郎が書ききれていませんが、よければ目を通していただきたい。
■
おかしなユメ
(17889)
(04-03-06 06:51)
凛GOODエンド後のセイバーの短編です。
あまりセイバーがセイバーらしくなくなってます……。
最近の私はおかしい。
何がおかしいのかと言うと、それが自分でもはっきりとしない時点でかなりおかしい。
それは決まってシロウと凛が睦まじくしている時であって――。
ちょっと長めですが、よろしければ御一読ください。
2004/3/6 更新――おまけを追加しました。
「続編」をという声が嬉しかったので、おまけ書きました。
そのわりには普通の短編並みに長いですが。
蛇足かもしれませんが、よろしければ読んでください。
書き忘れたので追記:
おまけには本編文章の末尾から入れます〜
■
熱い夜
(14813)
(04-02-28 17:44)
ペーイズムへ東海林様よりいただいた18禁SSです。
18禁のない前半部分は東海林様のところにあるそうです。
しかし、18禁もあまいとは…
□
暖かな夜
(7761)
(04-02-27 14:38)
『穏やかな朝』『和やかな昼』に続いての凛ラブラブ企画。
最終回(?)ということで少しシリアスを入れてみましたw
前二つほど甘くはありませんが、感想など、よろしくお願いします☆
※全てのルートをクリアしているわけではないので、多少の間違いがあるかもしれません。見つけましたらご報告ください
□
和やかな昼
(8901)
(04-02-23 21:40)
『穏やかな朝』の学校バージョンw
屋上にて遠坂との昼食。
周りの目も気になるのだが、それ以上に……
指摘がありましたので恋愛に変更w
やま・おち・いみは無いかもしれませんが、どうぞ☆
■
倫敦遊紀
(32265)
(04-02-22 21:38)
倫敦遊紀、どうにか完結いたしました。
では皆様、ご賞味ください。
セイバーエンド後の話・・・
セイバーと士郎は再び出会うと言った感じの話
桜ssですー。なんかリンクスさんで見てるとほんと桜ss少ないなあ、と悲しみの心を抑えつつ・・・(泣
らぶらぶなss誰か書いてほしいものです・・・とか考えてせめて自己満足しよう、というのがこのssの趣旨だったりしますー(笑
「ああ、ありがとう。それとおはよう、桜」
そんな何事もなく歩いていく先輩。その横顔がなんだかすごく真っ赤になっていたことに気がついて、そしてそれが今の私の決定的現場を目撃した何よりの証だってことに気がついて。
「せ、せ、先輩のばかーーーーーーーーー!!」
その数秒後、状況を把握した、間桐桜の絶叫が、広い衛宮家の家隅々に、渡り響いたのだった。
セイバールート後の凛の話。
凛ルートのエンディングよりも、セイバールートエピローグ最後で、士郎との会話で笑顔を見せる凛に感じるモノがあったので、何とか書いてはみたんです、が。
まぁ、こんな感じで。
連載としては短い3回目ー、で終わりなのです。
桜の意地は通るのか、士郎は気がつくことができるのか、というお話で。今回でなんとか終われましたー。よきかなよきかな♪
「なんで食べられないんだ、桜?」
それどころか心底困惑した顔で、そんな直球を投げつけてきた。
「あ・・・う・・・」
それは拷問だった。
私だって年頃の女の子なのに。
それなのに、こともあろうに世界で一番好きな人にこんな答えを返さないとダメなんだろうか。
■
二月十四日朝の出来事
(7776)
(04-02-14 18:41)
「あ、そうなんだ。
ふんふん、衛宮士郎くんは、遠坂凛さんのチョコレートを期待して待ってい
たと。そーいう訳なのね」
「そうだよ、悪いか」
軽く睨む。
遠坂は平気な顔。
優位に立った表情。
ただ、それが嫌味でなく、嬉しそうな笑顔で、それが魅力的に見えるのは、
惚れた弱みなんだろうなあ。
ふっといじめっ子モードになりかけた遠坂が、表情を落ち着かせる。
同じ笑みでもずっと穏やか。
バレンタインデーSSです。
凛と士郎の他愛の無い朝のやり取り一幕物ですが、実質、初「Fate」SSだったりします。
■
バレンタインもの
(9340)
(04-02-14 18:37)
厨房には何やらボールや金属の型入れ、へらなどが散乱してあり、その至る
所から、微香をくすぐる匂いが鼻腔を緩やかに刺激する。
散らばった道具、むせ返ると表現してもよい匂い。
それだけで、そこは戦場であったと彼女は確信する。
時代や様相、規模などは違えど、その本質は何かが戦った跡――あの茜色の
荒野に近い感慨を感じさせていた。
「……ふむ」
とりあえず、一つ頷く。
やはり考えることは自分と同じであったか、と彼女は納得。
西奏亭に頂きましたバレンタインデーSSです。
凛グッド後ではありますが、士郎×セイバー派のお方の作品故に……。
お楽しみください。
■
バレンタインの過ごし方
(10250)
(04-02-14 00:48)
UnlimitedBladeWorksグッドエンドの後日談に当たるSSです。
いつもの面子からチョコレートを贈られる士郎。
だけど遠坂は何故かにやにやとその様子を眺めていて…
−以下抜粋−
「――――遠坂。
その。ええと、欲しいんだが」
「あら、何がかしら? 衛宮くん」
「チョコ、欲しいんだが」
「そう? でも、私なんかが上げなくても、三人から貰っているならもう十分じゃない?」
……いじめっ子遠坂、ここに極まり。
−抜粋終了−
気合だけが空回りして作られた、すでに出尽くしたセイバートゥルー後の話し。
文章量も予想より少なめ、表現も浅く、セイバーが桜と化している、何だかなぁ、という作品です。
……時間があったら、修正するかもしれません。
□
この手で君を抱きしめて
(13059)
(04-02-12 02:05)
セイバーエンド後のお話です。
一応、拙作「夢の終わりに誓った想い」の
続編という位置付けですが、未見の方でも大丈夫……のはず。
―――――――――
朝焼けの中、彼女と別れてから二ヶ月。
夢の中で彼女が怒り、泣き、戸惑い、そして笑う―――そんな彼女の姿を見てから、
衛宮士郎は目を覚ます、というのが当たり前になっていたというのは変えようの無い事実だった。
だから。
「―――え?」
目を開けた瞬間、目の前にあった光景に、
俺はまだ自分が夢の中にいるのだと思ってしまった。
「全て遠し理想郷」の続きです。
とらハ3とクロスしています。その辺注意。
FateENDの続きの筈なのに、焦点が凛でもあったりします。
□
協力の代償?
(13467)
(04-02-11 22:12)
「えっと…………これは一体?」
「これがラブレターに見えるのなら、衛宮君には眼科を勧めるわ」
眼前の赤い悪魔は、メフィストフェレスに契約書を差し出した時さながらの笑顔を浮かべ、オレに一枚の紙をつきつけた。
凛TrueED後の物語です。
■
全て遠し理想郷
(14724)
(04-02-09 20:13)
FateEND後の補完話。
あのエンドを認めた上で、二人が共に歩くには…と考えたお話です。
とらハとクロスしてますが、とらハを知らなくても楽しめるように気を使いました。
−以下抜粋−
「だよな。俺もイリヤに言った覚えは無い。
……でも、ならどうやって知ったんだ?」
「そうね、シロウ。一ついいことを教えてあげる
家に帰ったら電話の受話器、よく調べたほうがいいわよ。ひょっとしたらあるはずの無い機械が入っているかもしれないから」
「えへへ、お兄ちゃんの言動なんて全てお見通しなのだー」
−抜粋終了−
□
『男女の縁は〜』
(11945)
(04-02-09 01:14)
「・・・遠坂、今度は一体なにを企んでいる?」
私、柳洞一成は中学来の天敵に、身構えながら問うた。
凛や士郎視点SSは沢山出そうですから、互いの友人視点ということで、出番こそ少ないものの、いい味を出ていた柳洞一成視点からの、凛グットルート後の物語です。
なおトゥルーと状況が違うのは「凛の身体の異変の有無」ということで大目に見て下さい。
UnlimitedBladeWorksノーマルED後のお話。
渡英を目前に控えた士郎、凛、セイバー。
日常のセイバーとの鍛錬を終えた士郎は用事を果たすため
遠坂邸を離れる。
士郎が向かった先は−−−−
「いい日、旅立ち」完結です。
微妙にシリアスが入りましたが、基本は相変わらずほのぼのコメディ。
寧ろ最近ほのラブだと気づきました。
では、ご堪能下さい。
凛ルートのグッドエンドの続き…かな?
まあ、久しぶりにSS書けたので満足です。
なにげに続きそうな予感?
2/5 21:10 一部修正
2/6 5:30 加筆誤字修正
■
休日
(14129)
(03-11-20 01:01)
「信じられないな、と思ってさ。
凛とこうしているなんてさ」
「あ……」
こうして、と言う部分を僅かに強調する。
いろんな意味を込めて、凛にいろいろと思い出させるように。
じっと反応を待つ。
こんな時の凛の反応は二つ。
照れを隠すように怒るか、恥ずかしがる姿を見せるか。
今回はどうだろう。間近にあった凛の顔を見つめる。
凛はぱっと顔を赤くしてしまう。
少し俯き加減。
体験版の出る遥か前、03/7月に書いたものです。
従いまして、かなり……アレな出来である事をご承知ください。
とりあえず、まだ「Fate」で18禁のを登録された方がいないので、縁起物と言う事で。