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冬を迎えたある日。幹也の問いに対する式の答は
――――――
「それで、式。結局、何処の大学を受けるの?
いい加減教えてくれてもいいんじゃないかな」
紅葉の季節が過ぎ去って、空からは時折、白いものが降るようになった頃。
幹也は今までに何度も繰り返してきたその問いを、また私に向かって投げかけた。
幹也の部屋に、食卓代わりに置かれた机。
その上に参考書を放り投げると、私は呆れた気持ちで隣に座る男の顔を見上げて、息をついた。
「……そんなの。勝手に調べればいいだろ」
はだわい3.に寄稿させて頂いた作品です。
仕事で忙しそうな幹也と、それに不満げな式に。
――――――
「倦怠期じゃないのか。お前達?」
伽藍の堂という名前よろしく、ガランとした事務所。
その主であるトウコは、雑誌らしきモノの頁を繰りながら独り言のようにそう言った。
□
七夕に願うこと。
(5082)
(06-07-17 23:57)
伽藍の堂での七夕の日のお話です。
――――――
「……笹?」
「あと短冊もあるみたいだけど」
そう、それは白い布で軽く包まれた一本の笹の枝と短冊。
あげく、ご丁寧に筆まで用意してあった。
「なんでこんなものがここに」
「……」
あまりのタイミングの良さに、橙子の顔が頭をよぎる。
が、その疑いを打ち消すように幹也の言葉が重なった。
□
例えば手紙を貰った日
(3692)
(03-09-16 00:37)
式が貰った手紙について、あれこれ騒ぐ伽藍の堂の面々。
つらつら、ほのぼのと綴られる、そんな彼らの日々の一欠片のお話です。
──────────────────────
そんな兄の有様を見つめて、その妹が深く、ため息を付いた。
「完全にに、錯乱してますね」
「錯乱と言うより現実逃避だね。動揺していることには変わりはないだろうが」
鮮花の嘆息に、その師のほうは火のついていない煙草を指先で弄びながらも、
いかにも楽しげに笑う。
□
月の照らすその場所で。
(3491)
(02-12-23 01:34)
かつて、志貴と青子が出会い別れたその場所で。
幹也と青子が邂逅し、二人は互いの物語を語りあう。
そんな、月蝕をイメージしたSSです。取り合わせとしては珍しいかもしれません。
―――――――――――――――――――――――――――――――――
「えーと、その・・・こんばんわ。気持ちの良い、夜ですね」
「そうね。一人で風を浴びるには悪くない夜だわ。
でも、二人では多すぎるかな」
にべも無く、無愛想に彼女は言い放つ。
つまりは、僕は邪魔だというわけらしい。
□
未来視の女の子
(4731)
(08-01-31 23:49)
ある夏の日に、幹也の死を予言した少女は彼と再び出会う。
瀬尾静音ちゃんと幹也の再会のお話です。
――――――
「黒桐さん、その、目……」
信じたくなくて、「見えていないのか」、と言葉に出来なかった私の問い掛けに。
黒桐さんは、一瞬だけ考えるような目をしてから、それでも静かに首を縦に振る。
□
緊急指令
(1687)
(03-01-13 01:50)
第四回TYPE-MOONキャラ人気投票の支援用の小ネタです(笑。
小ネタ置き場においてありますので、読み流して下さると幸いです。
――――――――――――――――――――――――――――――
「『という訳で』、と言われても、どう言う訳かわかりませんけど、所長。
なんなんですか。戦争って」
思わず顔を上げてしまった僕の疑問に、橙子さんは、真剣そのものの表情で頷いた。
「言うまでもない。『第4回TYPE-MOON人気投票』だ」
「・・・そうですか。大変ですね」
そう言って、僕は再び机に広げた書類に眼を落とす。
□
習い事
(8189)
(07-08-21 01:20)
式が習い事をしている、と知った鮮花と橙子の反応は。
ドラマCDの内容にちょっと触発された小ネタです。
――――――――――――
「式が習い事……ですか?」
『伽藍の堂』の事務所の中で、コーヒーを飲みながらの休憩中、
僕が何気なく口にした言葉に、鮮花がきょとんとした表情で小首を傾げた。
「そう言えば、式って『一応』お嬢様なんですよね。一応。
普段が普段ですから、そんな事忘れてましたけれど」
少し遅れてしまったバレンタインのお話です。
――――――
「あの、式……?」
「あのさ、幹也」
恐る恐ると口をひらく僕の言葉を遮って、
式は左手で軽くナイフの柄を指弾きながら、小さく笑って、訊いた。
「これ、誰から?」、と。
□
冴月
(3709)
(04-12-21 07:25)
空の境界のもう一つのストーリー「冴月」(オリジナル)
主人公(風見 月)の務める黒崎探偵事務所は、怪奇現象
を専門に扱うところである・・・
黒崎 冴はその血の濃さ故に
□
かな!かな!かな?
(42831)
(06-06-04 16:09)
ある日、突然に不慮の事故に見舞われてしまう黒桐。
そして怪我を負った彼を治療した橙子。
封印指定の魔術師の手にかかればどんな傷も治るはず。
だがしかし、それが思わぬ方向に・・・・・・。
怪我を治したのはいいけれど、何故だかどうして?体が幼稚園児並になってしまった黒桐君。
そして、ソレによって起こる数々の大事件?
完結しました。
□
季節物
(3679)
(06-02-10 19:16)
伽藍の堂の、表の稼業の関連で、顔つなぎに年末パーティーをすることに。
応援を求められた式の行動は?
少し時期をはずしていますが…
投稿なので、giftにあります。
□
『ありがとうの気持ち』
(5871)
(07-01-19 02:08)
リクエスト小説で、「式とコクトーのほのぼの」です。
ほのぼのってくれたら幸いw(なんだ
□
『ぉg』シリーズ
(6254)
(07-05-10 21:56)
なんでもないかなり短いSS。
ぉgシリーズ。息抜きに書いたもの。
ぉg07を更新。
空の境界 ほのぼのです
□
『仔犬』
(3595)
(06-12-25 20:43)
式が仔犬を拾いました。
二次創作二本目、まだまだ、色々と定まらないですが、読んでやってください。
□
『観察』
(4177)
(06-12-19 02:11)
初めて書いたTYPE−MOONさまの二次創作です。
修行中の身でお見苦しいところもありますが、空の境界が好きで我慢できず書きました。本編から数年たった設定です。
宜しければみてってやーw
□
既視妖精
(3338)
(08-05-11 21:26)
トウコは言った。関わるなと。
そんなの知らない。オレは、オレの世界を奴らに奪われるなんてことは我慢できないんだ。
殺してやるさ。
『死』が無いのなら、与えてやる。『死』という生命の尊厳を――。
空の境界の伝奇もの。オリジナルストーリー。殺人考察(後)からいくらかたった夏こと。
設定もちょこっといじくったりします。
苦手な方は、yahooのHPに(ry
□
出張から帰った日
(8341)
(05-07-03 22:46)
「……オレに何の連絡も無しに今までどこ行ってたんだ?」
仕事で三日ほど部屋を留守にした幹也が帰ってみると
とても不機嫌そうな式が待っていた。
そんなお話。
□
梅雨が明けた日
(2856)
(06-01-14 19:49)
ようやく梅雨明けが宣言された日、幹也はどうにか式を誘い出す。
時期外れでスンマセン。
読んで頂けると嬉しいです。
□
残業で遅くなった日
(9480)
(06-05-13 13:56)
『今日残って仕事を片付けていくか、それとも明日も出勤してくるか。どうする、黒桐?』
そんな、脅しとも取れる言葉に屈した僕は、明日の休日を式と過ごすために残業を選んだ。
本文頭より抜粋。
残業から帰ってきた幹也と待っていた式のお話。
いつものように幹也が伽藍の洞に出勤すると、橙子がベッドで横になっていた−−
毎度のショートギャグです。良かったらどうぞ。
□
PET
(3275)
(03-09-05 00:39)
ひょんなことから、始まった。
遠野 志貴は秋葉の猫を探すのを−−
黒桐 幹也は式の犬を探すのを−−
空の境界と月姫のクロスオーバーです。
殆ど幹也と志貴しか出てこない。男の世界(笑)か!?
オリキャラも2匹でてきてのお話です。
□
ちょっとしたこと
(2815)
(03-09-19 00:38)
空の境界のショートショートです。
式が伽藍の堂にやってきて・・・
文中
「そう言えば幹也って猫に似てるな」
「は?」
今まで眠っていた(?)式が不意にそんなことを言った。
初めての空の境界のみのSSです
□
初詣
(3150)
(04-01-07 00:59)
式と幹也の初詣の話です。
式が珍しく待ち合わせに遅刻?
いったいどうしたのかなあ・・・・・・
短いですけど楽しんで呼んで頂けたら嬉しいです。
□
期末試験
(5858)
(03-12-12 01:10)
鮮花が幹也のアパートへ試験勉強へ行くお話です。
もちろん(?)ギャグです(^_^)
良かったら笑って下さいね。