■ 夢の残滓、果て無き空の果て (5898) (04-02-13 10:52)
Fate セイバーTrueエンドアフターのSSです。
――――。
思考が風の音によって遮られた。
ざわめく葉が擦れ、幾重にも重なった警戒の波音を立てる。
近づく堕気は予想以上。鞘も失い、聖剣も部下に託し、傷だらけの肉体では
耐え切ることは不可能だ。このまま呑まれてしまうのか。
「案ずることは無い。この程度の堕気ならば、打ち砕く―――」
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Fate セイバーTrueエンドアフターのSSです。
――――。
思考が風の音によって遮られた。
ざわめく葉が擦れ、幾重にも重なった警戒の波音を立てる。
近づく堕気は予想以上。鞘も失い、聖剣も部下に託し、傷だらけの肉体では
耐え切ることは不可能だ。このまま呑まれてしまうのか。
「案ずることは無い。この程度の堕気ならば、打ち砕く―――」
MOONGAZER企画・純情翡翠SSの作品です。
紅に堕ちた秋葉を看る志貴、そして弱り果てていく主に翡翠は耐えきれずに……
彼も、彼女も。
みんな、みんな。
終わらせることができませんでした。
だから、終わってしまいました。
それは一週間前。
「来週は何の日か知っている、志貴?」
「ん、ああ勿論」
彼女が軽く微笑みながら、促す。
言ってみて、と。
「―――クリスマス当日だろ」
「……………」
あれ、怒ってる?
遠野志貴とアルクェイドの迎えるクリスマス。
これといって特別なことは何も無い。でも、二人には特別であろう一日。そんな何気ないよーな物語。
短いのでサクサク読めます。
場所:SS掲示板より
「人形ですか」
娘は笑う。そこにあるのは喜びの顔だけ。
そんな娘の一時の話。
琥珀さんシリアスで、暗いないようです(笑)。短編ですのでさらりと読んで下さいませ。
もし・・・前と後で式と琥珀が会っていたら・・・
そんなお話です。
最近、月姫の小説を始めました。作品は少ないですが読みにいらして下さい。
敵・・・
敵に対する態度が明確に表せない志紀。
そんな彼女の前に現れたのはカソックに身を包む教会の人間。
オリキャラを加え、シリアスな内容で連作やってます!!どうか見てやってください。
緋色。彼女の髪。
風に揺れる彼女の髪。
それは美しく、禍禍しい。
緋色。暗い赤。
それは血の色。
遠野の血統、血を啜り肉を食む者達の証。
故にこそ――呪わしく、美しい。
―――風。
それは、彼女が感じていたもの。
彼女の「領地」からそう遠くない草原。
誰もいないこの草原で彼女が感じていたもの。
美しき吸血姫はその長い黄金の御髪を風に任せていた。
「月姫-alternative-」外伝
「灰は灰に、塵は塵に――死者は土くれに」
シエルが死者たちの元へと跳躍し、両手の黒鍵を振るうたびに血煙と炎が吹き上がった。
本編再構成:志貴が記憶を取り戻していたら……
その時志貴は、息が掛かるほど耳元で囁く誰かの声を聞いた。
――さあ、仇を討ちなさい。
日常に塗れる遠野志貴、その心に抱く想い。
シリアスな雰囲気を目指しました。
さらりと読み流して頂ければ幸いです。
胡乱な頭を振って、目を開く。途端に、死に易そうな世界に悲しくなる。事の発端は――――――何時もの様に、窓から彼女が尋ねてきたときだった。
「―――ね、志貴。ちょっといいかな?」
「――――簡単な結界ですが、貴女程度なら破ることは出来ません。此処からは逃がしません、審判の前に罪を告白し悔やみ祈りなさい」
「そうね―――みんなきっと聞きたいの。泣きたくなるぐらい悲しい歌を―――」
「悪魔を憐れむ歌」
Presented by dora 2006 06 23
「教えてやる―――俺がアンタの“死”だ」
あと、七夜。
それで――――遠野志貴は、死ぬ。
そんな志貴が取った行動は?
全七話で構成される・・・予定の話。第一話目です。
――――――――――本文抜粋――――――――――――
誰も、吾を、知る者はいない。
誰も、吾を、知ろうとはしない。
現在、第二夜まで。
「また明日、学校で会おうね」
夕陽に消えたクラスメートの、最後の想い。
充足した日常、幸せな生活。だが志貴は、自分の心に空いた空白に気づく。そして募っていく<今>への疑問......。
とあるエンドの後の、志貴の物語。
連載物。完結しました。
思いもよらず、裡なる敵に蝕まれ、いつしか魔王へと堕してゆくアルクェイド。己が欲望を解き放ち、真祖の姫としての力を余すことなく用いれば、この驕慢なる美姫に敵う者は存在しない。世界は密やかに、しかし確実に、破断の危地に立った。
だが、驕り高ぶる彼女に向けて撃ち振られるのは、彼女にとっても馴染み深い神の鉄槌だった――
アルクェイドとシエルという、ある意味でお互いを最も知る者同士の物語、
要するに、アルシエっていいよね、拳で語り合うから、ってこと。
シエル編トゥルーエンド後の話
今後の志貴の行動は・・
シリーズ完結
戦いが終わった後、志貴達は・・・・
すべてが終わったと思われたが、シキからロアが乗り移る
シリーズ完結
プレッジ・レター一周年記念作品。
狂気t悔恨の狭間で彼は揺れる。
罪と罰。
親友と優しき人。
ただ一冊の書物に、すべては集約する。
―――みなさんごゆるりとお楽しみ下さい
hitoroさんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・51作目です。
シャリ・シャリ・シャリ
彼は刃を研ぐ・・・・
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
hitoroさんからご投稿いただきました。
―――――――――――――――――――――――――
「師匠…何故なのですか?」
問い掛けるは青年、白い…しかし使い込まれたことを伺わせる僧衣に身を包み、
瞳には憤りと強い意志を感じさせる光が灯っている。
そしてその全身からは何かを決意した者特有の迫力がかいま見える。
「お主だけでなく儂もまだまだ未熟よ…荒耶」
春の死徒祭
ラストスパート
短編を纏めて、戦記を追加
闇が倦んでいた。
死が満ちていた。
世界は朱で彩られ、血腥い風が抜けていく。
空に浮かぶ月は、まるで血で染めた抜いたかのように紅い。
あまりにも虚しいこの世界で、私は彼女に殺された。
タイトルの通り月姫で憑依もののss。fateでは時々見かけるけど月姫では少ない? ので書いてみました。
主人公がオリキャラなので嫌いな人は注意を。
ですが容姿、能力などTYPE-MOONの作品内から持ってきて出来るだけオリ要素は少なくしたので、嫌いな人も気が向いたら読んで頂けると嬉しいです。
第二十一話、二十二話を更新。
完結です。
今、私を苦しめているのは、私の妻に宿った新しい命の名前。
いや、ひょっとしたら生まれないかも知れない。
どなるかもわからない・・・命の名前。
もともと病弱な彼女に出た、ひどい妊娠中毒。
それは彼女から命をごっそりと奪い取っていく。
彼も運命の被害者の一人だったのでしょう。
ひとりの父として、夫として、なにより人として。
遠野の血におぼれる以前の、ただ妻子との平穏な日常を望んだ男の姿が落ち葉舞い散る風の下に描かれます。
琥珀さんでわだかまりがあったのでそのあたりを。
字面が読み辛いのはご容赦下さい。
どこだったかでコピー本として配布された(らしい)ものの
改定版です。