■ 半端に途切れた10のお題 (2328) (05-12-29 01:38)
お題を使用してランサー×バゼットの後日談ネタ+4年後のバゼットさんの話を書いています。
10個目のお題「4.沈みかけた」更新です。ヘタレなバゼットさん多め。
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お題を使用してランサー×バゼットの後日談ネタ+4年後のバゼットさんの話を書いています。
10個目のお題「4.沈みかけた」更新です。ヘタレなバゼットさん多め。
ランサー×バゼットの女性向けの短編を書いています。
1題毎に読みきりです。4年後設定で書いているものもアリ。
バレンタインネタSS2つと歌詞っぽいネタ1つ更新です。
「迷う背中を蹴り飛ばすから」「泣く前に笑え」「My Valentine」
本日、壊滅的な音が衛宮邸のキッチンから鳴り響いていた。
「あーなんていうか」
額に片手を当てて、凛は頭が痛そうに顔をしかめてみせる。
「姉さんの言いたいこと、わかります・・・・」
困った顔で桜があはははと力なく笑う。
一瞬、躊躇してから、指先を口に含む。
「シ、シロウ――――!?」
ちゅう、と強く吸う。
洗剤でも入ったらコトだし、多めに吸い出しておかないと。
「あ、あの……シロウ」
再会第4話、久しぶりに連載更新です。
柳洞一成。美綴綾子。「お茶に誘われた」後日談。
「別に女嫌いってわけじゃないんでしょ? それとも衛宮以外と一緒に街を歩くのは嫌?」
「失礼な事を言うな! 俺も衛宮も健全な友人同士であって――」
「なら、衆道疑惑を晴らす為にも、悪くない提案だと思うけど」
「そんな、計算ずくで人を利用するような動機では不純ではないか」
「あたしがそれでいいって言ってるんだからいいじゃない」
困った。
自分が比較的突発的事態に弱く、アドリブが利かないタイプであるのは自覚していた。
だが、これほど手掛かりが無く、途方に暮れた事はかつて無い気がする。
今度の桜は、恋する乙女。
「わたしは、さくら」の後日談ですが、単独でお読みいただいても結構です。
春が、来た。
桜のつぼみが、ほころび始めた。
桜、さくら。
きれいな、さくら。
わたしに少しだけ、勇気をください。
「先輩。明日、何かご予定ありますか?」
「なあ。海でも見に行かないか?」
新学期も目前のある日、ぶっきらぼうにアイツは切り出した。
「はぁ? 今ごろ行ってもまだ寒いし、風も強いでしょ?」
「だからさ。今なら人も少なくて、のんびりするにはいいかなって。
いや、別に海にこだわってるわけじゃない。どこでもいいんだ。けど、たまには少しだけ遠くへ、普段行かない所へ行ってみたくないか?」
「ふぅん。ま、いいんじゃない? みんなでわいわい出来るのも今のうちかもしれないし」
「いや。それもいいけど、たまには凛と二人きりになりたいんだ」
――珍しい事もあるものだ。
朴念仁の士郎の方から、こんなに積極的に誘ってくるなんて。
※初版公開から2週間が過ぎて、冷静な目で加筆・修正を行いました。
※既に読んだ方が楽しめるほどの加筆・修正はないと思われます。
※これで「もう一人の凛」は完成版となります、皆様から寄せられた温かい批評に心から感謝いたします。
〜〜〜以降、初版登録時のコメント〜〜〜
ありきたりな物語かもしれない。使い古されたネタかもしれない。
それでも『面白くなる』と感じてしまった。
だから信じて、最後まで書きあげました。
とにかく最後まで読んでみて欲しいです。
凛グッド後、幸せなリンの姿を共に感じてもらえれば、作者としても嬉しいです。
皆さまの厳しくも温かい批評をお待ちしておりますm(_ _)m
フェイト絡みの拙いSSを節操なく書いております。
おひまなときなど、宜しければご来訪ください。
心よりお待ち申し上げております。
「おめでとう!」
「おめでとうございます!」
みんなが私達の事を祝福してくれている。私は純白のドレスに身を包み、祝福してくれている人々に感謝の言葉を述べる。
「ありがとうございます、皆さん」
皆嬉しそうに笑顔で私達を祝福してくれる。凛、桜、大河……みんな微笑んでくれている。
「行くよ、アルトリア」
「はい、シロウ」
今日から私はシロウと共に歩む。
セイバーと士郎、二人が掴む未来への途中経過。セイバーが見ている光景は果たして・・・
『恋するアカイアクマ』とは方向が全く違う恋愛物語です。どうぞ御一読お願いします。ご意見ご感想お待ちしております。
かなり間が空きましたが、どこまでもマイペースで突き進む第12話です。
凛ルートのグッドエンドの続き…かな?
まあ、久しぶりにSS書けたので満足です。
なにげに続きそうな予感?
2/5 21:10 一部修正
2/6 5:30 加筆誤字修正
「あつい…」
この国の暑さはじめじめと肌に纏わりつくようだ、故郷のそれはどれほど暑くても日差しさえ遮ってしまえばこれほどにも感じなかったものだというのに。
暑さにかまけてこんな物を書いてしまいました。
幸せなキャスターのラブラブ話です
聖杯戦争を前に冬木市に召還されたサーヴァントは何故か全員女の子、そして人数は堂々12人+α!
ラブってコメって時々ガチバトルでお送りするスラップスティックファンタジー、2010/11/14、13話15章4節で完結です。
いずれおまけ的なものを書いた時は、ここに追加させていただきます。
長年のご愛顧、まことにありがとうございました。
連載としては短い3回目ー、で終わりなのです。
桜の意地は通るのか、士郎は気がつくことができるのか、というお話で。今回でなんとか終われましたー。よきかなよきかな♪
「なんで食べられないんだ、桜?」
それどころか心底困惑した顔で、そんな直球を投げつけてきた。
「あ・・・う・・・」
それは拷問だった。
私だって年頃の女の子なのに。
それなのに、こともあろうに世界で一番好きな人にこんな答えを返さないとダメなんだろうか。
桜ssですー。なんかリンクスさんで見てるとほんと桜ss少ないなあ、と悲しみの心を抑えつつ・・・(泣
らぶらぶなss誰か書いてほしいものです・・・とか考えてせめて自己満足しよう、というのがこのssの趣旨だったりしますー(笑
「ああ、ありがとう。それとおはよう、桜」
そんな何事もなく歩いていく先輩。その横顔がなんだかすごく真っ赤になっていたことに気がついて、そしてそれが今の私の決定的現場を目撃した何よりの証だってことに気がついて。
「せ、せ、先輩のばかーーーーーーーーー!!」
その数秒後、状況を把握した、間桐桜の絶叫が、広い衛宮家の家隅々に、渡り響いたのだった。
弓視点・一人称の短いSS。弓凛。
詩の様な文に微妙な会話が入っています。凛ルートクリア必須。
↓部分的抜き出し。
哀愁漂い、流れぬ涙は心を濡らし、引き止めたくても止められないと訴える美しい瞳がある一枚の絵になって、ひとつしかない画廊で生き続けている。
「君の事を考えていたのだが?」
「!」
真っ赤だ。そこまで反応してくれるとやりがいがあるというものである。この素直な反応が可愛くてついつい遊びすぎてしまう。
「そうだな・・・恒久的な世界平和はどうだ?」
そうすれば、きみがわたしを失うことも、泣くことも、なくなると信じている、子供のような自分がいた。
セイバールートtrueEDの十年後を想定した物語。勿論・・・弓凛です。
今回の物語は十年後の聖杯戦争。アインツベルンで別れる前に弓と凛が済んじゃってる事を前提。凛は冬木の聖杯戦争に再び参加するにあたりアーチャーを召喚する。
凛に、アーチャーとの子供がいてもいいと思う方のみお読みください。
原作ファンから見たら相当に捏造&補完ってるので注意です。
>>>8/10 移転しました
>>>2章台詞抜粋
「凛、私は働けないのだが」
「あんたがいなくてどれだけ苦労したと思ってるのよ・・・」
「お父さんはどこの英霊なんですか?」
自然に、言葉が出た。
そして、機嫌が良い時の素直な凛に言うような、気分であった。
セイバールートのいつぞや、舞台は学校です。オールギャグ。弓凛・士剣。ありがちな学園傾向。以下は本文内の台詞を適当に抜粋。
「そういった反応こそ凛の予想外に嬉しいことが起きた時だ」
――で、落ちた箸を洗いに向かう途中、猫被った悪魔に出会った。
はっと見上げた奴の背後には、殺虫剤だらけのポリ袋を大量に従えた紫髪の美女が。
「これで僕以外にこの事態を解決できるやつはいないのさ!ははっ!」
「え、一成?まだいたの?」
「奴め、遠坂にかけるつもりか。つまり遠坂は害虫並ということか?」
「やば!遠坂逃げ・・・」
「凜が危険だと・・・!それは一体!?」
後編に続く。
セイバーtrueからアーチャーとなり凛trueを通過、士郎に凛をやるには勿体無いと考えて、凛が召喚する所からもう一度出来るとしたらーという設定で最初の部分を書いてみました。以下台詞の書き出し。◆捏造・補完は駄目ですという方は読まないほうが無難です。。
>>>8/10 URL変更
「これなら掃除と修理という仕事が無くてすむという事か」
「君のような可愛らしいマスターに出会えて光栄だ。
なにがあろうと君を守ると誓おう」
(中略)
正義の為に生きてきた自分が、一人の為に生きるということは、
旅の終わりを意味する。
――終わってもいい。
終わってもいいから、こんどこそ、
この少女とずっと一緒にいられますように。
厨房には何やらボールや金属の型入れ、へらなどが散乱してあり、その至る
所から、微香をくすぐる匂いが鼻腔を緩やかに刺激する。
散らばった道具、むせ返ると表現してもよい匂い。
それだけで、そこは戦場であったと彼女は確信する。
時代や様相、規模などは違えど、その本質は何かが戦った跡――あの茜色の
荒野に近い感慨を感じさせていた。
「……ふむ」
とりあえず、一つ頷く。
やはり考えることは自分と同じであったか、と彼女は納得。
西奏亭に頂きましたバレンタインデーSSです。
凛グッド後ではありますが、士郎×セイバー派のお方の作品故に……。
お楽しみください。
「ばれんたいん、ですか?」
朝食を終えた衛宮邸の厨房には二つの人影があった。一方は細やかで美しい金髪を一つに纏めた少女。もう一人は艶やかな黒髪を二房に纏め、背中まで伸ばした少女。ちなみに家主である少年は、生徒会の手伝いで早々に登校していた。
凛が投げかけた話題に、セイバーが小首を傾げる。
西奏亭への頂き物。
10=8さんの寸劇のバレンタインねたです。お楽しみください。
そこで、ようやく思い出す。
彼女の存在を。
忘れるはずもない。自分にとって、彼女がどれほど特別なのか語りきれない
ほどに、大きなものとして存在している。
ゆったりとした足どりで寄ってくる彼女。
改めて彼女へと向き直り、そっと微笑みながら頬を撫でるように手を伸ばす。
「――――セイバー」
だが。
穏やかな声とは裏腹に、指先はそっと彼女の身体をすり抜け、そのまま彼の
身体を文字通り通り抜けていった。
まるで、夢か幻のごとく。
西奏亭への頂き物(というか、強引に頂いて……)作品です。
アーチャーとセイバーの再会のお話。
独特の設定を綺麗に描かれています。
「今日は遠坂にしたい事あるんだけど」
本格的に始める前に、言い差しておく。
相手の顔が正面にないのが少し間抜けで、少しありがたい。
胸に当たっていた柔らかい感触がもそもぞと位置を変える。
脇から背に回されていた手が、少し力加減を変える。
「ふうん、何かしら?」
肩の辺りにつけられていた遠坂の額が動く。
抱き合ったままの格好はそのままに、首だけをこっちに向ける。
士郎がした、凛へのお願いとは?
捻りなく、畳1畳で終始してしまうお話です。
ちなみに後ろなお話なので属性外の方はスルーして下さいませ。
「あ、そうなんだ。
ふんふん、衛宮士郎くんは、遠坂凛さんのチョコレートを期待して待ってい
たと。そーいう訳なのね」
「そうだよ、悪いか」
軽く睨む。
遠坂は平気な顔。
優位に立った表情。
ただ、それが嫌味でなく、嬉しそうな笑顔で、それが魅力的に見えるのは、
惚れた弱みなんだろうなあ。
ふっといじめっ子モードになりかけた遠坂が、表情を落ち着かせる。
同じ笑みでもずっと穏やか。
バレンタインデーSSです。
凛と士郎の他愛の無い朝のやり取り一幕物ですが、実質、初「Fate」SSだったりします。
「信じられないな、と思ってさ。
凛とこうしているなんてさ」
「あ……」
こうして、と言う部分を僅かに強調する。
いろんな意味を込めて、凛にいろいろと思い出させるように。
じっと反応を待つ。
こんな時の凛の反応は二つ。
照れを隠すように怒るか、恥ずかしがる姿を見せるか。
今回はどうだろう。間近にあった凛の顔を見つめる。
凛はぱっと顔を赤くしてしまう。
少し俯き加減。
体験版の出る遥か前、03/7月に書いたものです。
従いまして、かなり……アレな出来である事をご承知ください。
とりあえず、まだ「Fate」で18禁のを登録された方がいないので、縁起物と言う事で。