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空衣祭参加作品2作目tunaさんより頂きました。「人を呼び出しておいて、誰も居ないというのはどういうことかしら?」
今でも礼園では顔の効く橙子師じきじきの電話呼び出しで
私は伽藍の堂にやってきた。
しかし、文字通り、中はがらんどう
戸締りなんかしなくても、結界があれば普通のひとは
近寄れないし、普通でないひとは鍵があろうがなかろうが入って
くるんだろうけれど・・・ 物騒なことこのうえない。
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セイバーの日々
(4775)
(02-10-28 21:49)
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
脳内補完部門の作品になります。
tunaさまからご投稿いただきました。
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式はそこにいる僕を確かめて、
安心したような、困惑したような笑顔を投げかけた。
「こんなのを拾ってしまったんだけどどうしよう?」
式の足下に、生気を失ったような、でも、言葉にするのもはばかられるように美しい
女の子が一人倒れている。暗闇をそのまま照らすような、豪奢な金髪。
雨に濡れた身体は、かすかに震えているようだ。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
tunaさまからご投稿いただきました。
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幹也はまた、式のために、危ない橋を渡るつもりなのだろう。
夏の日、幹也が意識不明のまま生死の境をさ迷った日々を思い出す。
それは、幹也の妹(悔しいが)として、そして橙子師の正当な弟子
として、許せないと思った。「橙子師の弟子は私しかいない」これは
立派な動機だと鮮花は確信した。
相手は魔術師だ。幹也を足止めする必要がある。
鮮花の頭脳が思考をめぐらせはじめる。
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秋に咲く桜
(1120)
(02-08-30 23:50)
tunaさんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・59作目です。
あ、秋隆さん・・・?
しかし、今日の秋隆さんには、なぜか違和感が付きまとっていた。
それはそう、何かあるべきものが足りないというか、あってはいけない
何かがそこにあるというか・・・
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ワールドカップ(?)
(1196)
(02-06-30 20:32)
「式乳祭り」SS第24弾です。
「標準派SS」第8弾となっております!
tunaさまにご投稿いただきました!
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「ところで式、ワールドカップって
どんなイベントか知っているか?」
無視だ、無視。サッカーなんぞに興味はない。
橙子の戯言にも当然興味はない。
壁に身をもたせて、眼を閉じる。
実況の音声と、時折混ざる、幹也の「ぉおっ」
とか、「そこだっ」という歓声に耳を傾けていれば
橙子の戯言もただの環境音に成り下がる。
ただ、確かに「幹也が興味を持っていること」には
興味があった。ただそれだけだ。
「式、一言で言えば、ワールドカップは乳だ」