■ キミのシアワセはボクの (2899) (03-12-24 21:05)
MOONGAZER企画・純情翡翠SSの作品です。
ひょんな事から七夜に唆され、二人で温泉に行くことになった志貴と翡翠。二人っきりの宿の中で……
ちょっと秘境な質問だったけども、俺は翡翠の眼を覗き込みながら尋ねた。
翡翠の瞳がはっと一瞬躊躇うように動いたけども、すぐにまた泣きそうな瞳になって……
「……そういう質問は意地悪です、志貴さま」
「ごめん。でも……翡翠……好きだ……共感とかそんなことよりもなによりも、翡翠の事が……欲しい……」