■ 洗脳探偵翡翠 (2323) (01-04-12 10:11)
月姫のアナザーストーリー連載。探偵事務所を営む美人姉妹に遠野財閥会長は自分の兄の警護を頼む。そして遠野家で翡翠が出会ったその人は……。全五話完結です。
全自動月姫Links-Albatoross-の登録データを、検索可能な形で提供します。(archive) (geolog) と記載のあるところは、外部のアーカイブサービスに接続します。簡易なリンクチェックでNGなサイトには、"□"や"X"が表示されます。
月姫のアナザーストーリー連載。探偵事務所を営む美人姉妹に遠野財閥会長は自分の兄の警護を頼む。そして遠野家で翡翠が出会ったその人は……。全五話完結です。
第二話「空白の八年間」掲載。
すっかり遠野家のメイドに収まった翡翠だが、志貴とらぶらぶな毎日にめろめろだ。
だが、そんな二人の前に志貴の過去を知る女性が現れる。
彼女の名はあおあお……蒼崎青子、その人である。
秋葉と志貴のその後のお話。二人の熱々ぶりに琥珀も翡翠も毎日がため息です。あま〜い二人の世界を楽しんでください♪
タイトル通り、ですっ(笑)
とにかくさっちんを幸せに、幸せに、との想いのみですね、今回。
舞台は言わずもがな、歌月の不遇さへの抵抗、とか(笑)
「志貴くん、知っているかなあ。二人でこの花火、全部見ることが出来たら、一生幸せになる、っていわれているんだよ」
うあ・・・なんてタイトルでしょうねえ・・・(汗)
我ながらとんでもないタイトルをつけたものだと冷や汗だらだら。まあそれぞれが誰を指すのかはすぐに分かるかと思いますが(笑)
リクをもらった蒼香のクリスマスらぶらぶssを目指しました〜。大体こんな感じで(お
なんて言ったらいいのだろう・・・。白を基調にしたシンプルなデザインのドレスは、蒼白い光に包まれて、まるで・・・
「あはは・・・蒼香ちゃん、妖精みたいだ・・・・」
「・・・・ばか」
弓塚さつきさんを応援する作品・・・がコンセプトだったのですが(汗
何ゆえかシリアスでしかも・・・うぐぅ、という感じです(お
彼女にはこういうのが似合っちゃうんですかねえ・・・。扱いはともかくとしてもさっちんはええ、いい子です〜(血涙
「私の今の願いは一つだけ。それは、志貴くんには私の何倍も・・・何倍も幸せに生きていて欲しい。それが、私の最後のお願いだから」
大体のお話のカラーはこの台詞で察してくださいね♪(大泣
さっちん”TYPE-MOON最萌トーナメント優勝”おめでとう! そしてハッピーバースデーさっちん!!
そんなさっちんへの思いのあふれる、はね〜〜さんからいただきました。
それは、ひと夏のたったひと夜の事。
はかなく、だけど鮮やかに、ひらひらと舞い踊る蛍の光のような、そんなお話です〜
「しっかりしてください、兄さん。もっと遠野家の長男としての自覚をですね……」
「むう……暑いから仕方ないだろ」
「またそれですか―――確かに暑いです。ですが、空調が直るまでの辛抱でしょう」
遠野邸の空調に異常が確認されたのは今朝のことであった。常に心地よい涼しさに満たされていた屋敷であったが、今では外の庭園で風を浴びていた方がまだマシだというくらい。
とはいっても、外も暑いということには大差が無い。
西奏亭への頂き物、タイトル通りの暑中見舞いです。
内容と直接タイトルが関係なかったり。
秋葉が実に上手く描かれています。堪能してください。
特に何をするでもなく、空を仰ぎ眺める。
普段は当たり前すぎて気がつかないが、意識してみると驚くほどに心奪われ
る蒼。
風の証か、帯を引いていた雲がゆっくりとだが流れてゆく。
何となく吐息。
僅かに漏れた息は、周囲の喧騒に飲み込まれていくように掻き消される。吐
息を飲み込んだ喧騒は、煩いというよりもどこか高揚しているような熱気を感
じさせた。
まあ、学園祭だしね。
さる大学の学園祭でのバンドのライブへ出かける蒼香。
待ち人来たらずの間に、背中越しに会話をした相手は……。
10=8 01さんより、西奏亭への寄贈SSです。
「買い物っていうかさ、ただ歩き回ってるだけでも楽しいんだぞ。十分に時間をつぶせるさ」
「そうですか――では私もそうします」
「えっ、ついてくるの?」
「あの、お嫌ですか?」
「い、いや、もちろん嫌じゃないさ。でも、大したところを回るわけじゃないぞ?」
「構いません、兄さんと一緒なら」
「秋葉様、ナイスな恥じらい顔です」
会話のみで形成された秋葉と志貴の休日。
heatseekerさんから西奏亭への頂き物です。
「秋葉のさ、他の髪形も見てみたいなって」
「……え?」
「こうやって、自然に髪を下ろしてるのもいいけど。たまには別の髪形も見てみたいなって思ったんだ」
俺の言葉が意外だったのか、秋葉は目を丸くしてる。でもすぐにしょうがないですねと肩を竦めて、俺の腕をやんわりと解いた。
「全く……今日はどうしたんですか?」
「何でだろうな。今日はいろんな秋葉が見てみたい、そんな気分なんだ」
秋葉の誕生日という事でMARさんより西奏亭に頂いた作品です。
二人の会話とか秋葉の反応とか着眼点とか……凄く良いです。
何度、このやりとりをしたのだろう。
今日は、聖なる夜。クリスマス。
私は志貴くんの隣にいる。
多分、中学校に居た頃の私からは想像も出来ないだろう。
そして、今日は二人で過ごす夜。
TAMAKIさんから西奏亭への寄贈作品です。
クリスマスの日のさつきと志貴の情景。
幸せそうなさつきに心動かされる方にお勧めします。
世界の脆弱なる綻びを、死の線と点を見る少女、遠野志姫。
平和な学園生活を送る彼女だけど、一歩外へと出ると……。
待ち受ける甘美な……。
ええと、正確には『月姫』ではありませんね。
誰一人『月姫』キャラ出てきませんし。
シエル先輩とか、翡翠、琥珀といった名前のキャラは出て
きますけど、まったくの別人(一応)。
志貴ハーレムものを男女引っくり返したら凄愴だなとか思
って書いただけの底の浅い18禁作品ですので、よしなに。
「そんな手の込んだもの作らなくてもいいのに」
「それだけ、志貴さんへの想いが深いんです」
「うん、まあ、嬉しいけどさ。
それにしても、お腹すいたな」
照れ隠しのようだが、それはそれで事実だった。
帰って来てから、志貴は何も口にしていない。
「ふふふ。でも、食べないんですよねー。
秋葉さまが一生懸命やっているから、待っているんですよねー。
らぶらぶですねー」
「……」
「あら、志貴さん、お顔が……」
バレンタインデーSS三つ目です。
志貴と琥珀二人の会話。
秋葉SSなんですが、秋葉が……。
志貴は寝たままの格好て視線だけをそちちらへと向ける。
そっと部屋へと入る細い人影。
予期せぬ待ち人の姿。
やはり来るよなあと、内心で呟く。
「兄さん、まだ起きていますか」
―――端的に言うと姫始めのお話です。
3サイト合同企画「三人祭り」参加作品。
古守久万さんの「あの夏、一番静かな夜」「右手の痛みは」の、
続きを……、のつもりで書き上げました。
志貴をまだ愛している朱鷺恵。
いまだ心の底に朱鷺恵への想いを残している志貴。
それを知った晶がとった行動とは?
元作品へ敬意を表し、珍しくまっとうなお話です。
朱鷺恵さんが難しかったです。ええ、それはもう……。
ふと、思い出したと言うように、志貴が言葉を洩らす。
視線を下に向けると、どう答えたものかと戸惑うような秋葉の顔。
しばし絡まる視線と視線。
兄の表情を瞬時に見て取り、ここは怒ったり、怒った振りをするのは得策でないと秋葉は判断する。
特に他意のなさそうな表情で、志貴は秋葉を見ている。
何か含むところがある失言であれば、こうも呑気な顔をしてはいまい。
秋葉に対してだけでなく、時々志貴は唐突過ぎる物言いで聞く者を当惑させる事がある。
主として、黒衣を身に纏った教会の代行者だの、忠実なる可憐なメイドさんだの、あるいは目の前にいる妹だのを。
秋葉と志貴です。まだ初々しい頃でしょうか?
もともと専門の演奏家を目指していた訳ではない。
生け花やその他の習い事同様に、何か楽器のひとつもと始めた物。
遠野家の一人娘として、それぐらいの嗜みも必要という事だろう。
なんでヴァイオリンだったのかは憶えていない。
かなり大きなグランドピアノだって家にはあったのに。
誰かの趣味だったのだろうか。
他の教育と同じように、私には拒否する権利はなかった。
それに、拒否しようという意志もなかった。
そういうものなのだと幼い時から思っていたのだから。
ヴァイオリンを弾く秋葉の姿を、淡々と描いただけです。
話としての起伏も乏しいので、秋葉好きの方なら
「さて、では始めましょうか」
はっきりとした落ち着いた声。よく通る澄んだ声。
それによって開幕が宣言された。
発言者は長い黒髪の少女。
目の前の存在が自分の意志に従う事を当たり前と思っている者の表情。
元旦の夜のお話です。
今年初めての……。
ひとたび思い出してしまえば、容易に兄さんは私の頭の中から去ってはくれない。
当然といえば当然。
溜息をこぼす。
無理もなかった。いつも兄さんの事は私の頭の中にあるのだから。その存在が大きかったり小さかったりは変化しても。
本物の兄さんは、普段はじっとしていてくれない。かまって欲しい時にふいと姿を消してしまったりするのに。
秋葉誕生日SSです。鬱々と思い悩む思春期の少女の心を描いてみました……風
その時、窓から見えた微かな明かり。
月の光。
それが、天啓のように秋葉に思い起こさせた。
いつか何かで見た、その時の自分には冷笑を誘った行為を。
妖しげな魔術、まじないの行為。
いちおう、秋葉の誕生日合わせ。
内容的にはまったく関係ないですが。季節も冬っぽいし。
一糸纏わぬ姿だった愛しい恋人である翡翠が、元のメイドの翡翠になるのを
どこか考え込むように見つめる。
そして、呟いた。
「もしかしたら、それが原因かもしれないね」
「はい?」
「メイド服がさ」
「……これが、何か?」
自分の服を見下ろしながら、翡翠は小首をかしげる。
そんな仕草が志貴には可愛く映るが、とりあえずそれは置いておいて言葉を
続ける。
西奏亭100万ヒット記念で、「猫vs馬」さんの同人誌に寄稿した作品を、
許可を得て再掲載しました。
……コスプレ翡翠?
で、あるのに、唐突に志貴から発せられた言葉は、そんな二人の共有体験に
異を挟むようなものであった。
同じ言葉でも、志貴が違った態度であれば、秋葉はあっさりと一笑にふした
かもしれない。あるいは頬を膨らませ、軽く拗ねるような仕草を取ったかもし
れない。
しかし、今の志貴は、秋葉に不安をもたらせた。
志貴にしてからが、言い出し難そうな、内心の疑問を隠せども隠し切れぬ、
そんな表情をしていたから。
秋葉と志貴との交歓のひと時。
しかしその後で、志貴はある問いを口にする。
それは……。
終始ベッドの中のお話です。甘々。
「……だって兄さんですもの」
恥ずかしそうに、でもはっきりと秋葉は答える。
志貴はくすりと笑う。
それでは答えになっていないなと思って。
そして普段とは違う、ためらう事無く自分に甘える妹の姿を眼にして。
50万ヒットのキリ番リク作品として書いております。
一応、「まったりとした秋葉ものきぼー。あえて二人だけに絞って限界
まで濃厚な愛欲話」を目指しはしたのですが。したのですが……。
「志貴さま……」
いつもの翡翠の声ではない。
さっきの怯えをそのままにした声。
「な、何?」
翡翠の体が、顔が近づく。
普段なら間違ってもありえない至近距離に翡翠を感じる。
何故?
硬直して動けない。
旧作改変リクエスト企画作品です。
がんさんのお題により『接触拒絶』を元に書いています。