TYPE-MOON Sidestory Links

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幽霊弓塚あらわるあらわる (4024) (03-04-26 15:58)

 …クラスメイトと朝の通学路で挨拶を交わす。ごく普通の日常。ただし。

「わたし、ちょっと殺されてたの」
 そのクラスメイトが1ヶ月も前に死亡していた場合は、もうどうしていいのか分からない。


 バカが幽霊になって帰ってきました。

ムーンライトブルー第三話 (5009) (06-05-16 01:44)

2001年から2002年にかけて、月光<蒼>(未完)のタイトルで発表した作品のリメイクです。
(2001年当時の設定をそのまま用いています。したがって、その後に発表されたTYPE-MOON設定に完全に沿うものではありません。ファンフィクションを逸脱するような大きな設定齟齬があるとは思っていませんが、多少の自己見解が混じっております。また、「MELTY BLOOD」はじめその他作品についての配慮も少々欠けていますので、お読みの際、御留意くだされば幸いです)

 その苦しみを自覚してみれば案外簡単なことで。
 走ることも簡単で。いわんや愚痴ることさえも。
 まっすぐ見つめてそれからどうするか、が何事においても肝要。

陽炎DAYS (1524) (02-02-21 12:45)

_http://www.geocities.jp/vineyard_retry/  (archive)  (geolog) 作者:木田双月
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 乾有彦

「なら、話しは別だ。お前のような百年の友情も忘れるような薄情な輩には、差し伸べる手なんて持ってねぇ」
 鼻息が荒い。志貴はその悪態のつき方に、さきほどとは別の意味でやれやれと苦笑した。
「忘れてたのはお前も一緒だろ? 外から俺の位置は丸見えなんだ。それを気付かなかったとは言わせない」

WebComic月姫『学園編』[[完結]] (33908) (04-02-24 17:28)

志貴、シキ、有彦、さつきのちょっと外れた学園ドラマ。
人を外れてしまった彼らの忌むべき...しかし逃れられない非日常への姿勢、 そしてそんな彼らが一生懸命に平穏を演じつづける様を漫画にします。

第1部から第6部までに幕間を加えたトータル訳75頁。
実質内容量100頁超えているでしょう。
かなり好き勝手やった学園編ですがついに完結。
今までありがとうございました。

弟の境界線 (5187) (03-07-27 00:16)

 なんだろう。
 暖かい。
 これ……?

 有間?
 ああ。
 有間だな。

 あたしの胸に顔埋めるようにして……。
 まだ眠っている。
 ふふふ。
 可愛いな。
 ぎゅっとしてやろう。
 ……。
 ……?
 ……!

 ゆっくりと寝ぼけた頭に、知覚したものが浸透した。
 有間を抱き締めるようにして、眠っていた姿。
 それを殴られたが如く認識した。



一子から見た、もう一人の弟的存在、志貴。でも……。
旧作改変企画の一つで「乾さんちのお姉さん」を元にしています。
いちおう全年齢向けです。……表は。

酒の上の不埒? (5202) (02-08-27 01:31)

_http://www5d.biglobe.ne.jp/~sini/  (archive)   作者:天戯恭介
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 18禁 遠野志貴 乾一子 乾有彦

乾家にて幻の銘酒を前にしていた志貴と有彦。
そこへ悪酔の状態で帰ってきた、十秒で一升瓶を空ける女、一子。
そして……。

天戯さんに無理を言って強引に頂戴した一子さんSSです。
今回は前編のみで、やりとりの楽しいコメディになってます。
後編は新たに書いていただいておりまして、完結してから読むも良し、
先に前編を読んで、こんないい処でと歯噛みして続きをしばし待つの
も良しです。  
 *追記 
 8/26完結しました。志貴がそれはもう……。 (from西奏亭)

人想い一思いする重さ (1153) (03-05-13 01:16)

_http://www5d.biglobe.ne.jp/~sini/  (archive)   作者:秋月修二
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 乾一子 乾有彦

「なあ……姉ちゃん」
「ん?」
「どうして、あそこに来たんだ?」
 解らないなら、本人に確かめればいい。割と素直にその考えに行き着く。姉
ちゃんはどう答えたものか考えているのか、少々間を置く。
 俺は湯船で体を強張らせて、耳を澄ましている。
 答えは唐突に来た。

「何となく」



 秋月 修二さんより西奏亭の50万HIT記念に頂きました。
 少し昔の一子、そして有彦……、乾家の二人の情景を描いています。
 雰囲気ある素敵な作品です。

時重ね (990) (03-06-17 00:14)

_http://www5d.biglobe.ne.jp/~sini/  (archive)   作者:秋月修二
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 乾一子 乾有彦


 素知らぬフリで私はカウントを続ける。
 誰も知らないことだ。何故なら、知る必要すらないことだから。
 自分勝手に作り上げた、私だけのルール。
 達することが目的でもない、幼過ぎる戯れ。

 一、二、三、四、五。

 飽きもせず、何度も繰り返し数を重ねる。連ねる。織り上げる。
 いつしかそれは高みへと。
 最後にすべき数は心得ている。
 だからそれまでに、何かしらの決着が欲しい。



 秋月さんより西奏亭への寄贈SSで、前に頂いた「人想い一思いする重さ」に
連なるお話になっています。併せてぜひお読みください。

妄想具現化 (2003) (02-09-09 11:47)

「ちょっと来い!」
そう言って有彦が志貴を連れ出す。
「興味があったらこの乾様に言いなさい!何でも用意できるぞ?」

「あぐれっしぶ」さんより自サイト「うさぎの穴」に頂きました。
志貴の妄想が炸裂してます。
皆様、ご笑覧あれ!

Ai no Survivor (1139) (03-02-02 00:29)

志貴と有彦の昼休みの出来事。
志貴へ、いきなり渡されたクッキーの行方。
暖かい。甘い。熱い。―――最後に心地よい。

有彦×志貴です。女性向、やおいの免疫の無い方は見ないで下さい。そういう話です。ちなみに、書き手はこっちが本業です。