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忘却録音 side Huzino (1679) (03-03-09 14:38)

_http://www.d9.dion.ne.jp/~hky123/  (archive)   作者:紅夢
月姫&歌月十夜>シリアス | 浅上藤乃

 あの日、あの時、彼女は何をしていたか――――――

 舞台裏で繰り広げられた静かな物語。
 子供の時に記憶がわからなくなった少年と、子供の時に幽霊になってしまった少女はお互いのことをどのような目で見るのだろう?
 浮かぶのは近親憎悪か、お互いの違いに向ける哀れみか。
 そして、幕は誰にも知られないまま閉じる。

 空色の月外伝

泥団子の天球儀   全四話 完結 (9003) (04-03-19 02:51)

_http://www.d9.dion.ne.jp/~hky123/  (archive)   作者:紅夢
月姫&歌月十夜>シリアス | 長編完結 翡翠 シキ

再構成嫌いの作者が書いた再構成SS。
 主人公は四季です。

 条件は二つ。
 遠野槙久と七夜黄理は過去に出会わず。
 ロアは四季ではなく別の人間に転生する。

 01/春 八年前
 02/夏 三年前
 03/秋 月姫
 04/冬 二月後

Dieー志貴 (5292) (06-03-12 01:24)

_http://www.diana.dti.ne.jp/~y-ogakun/main-001.htm  (archive)   作者:鷹裏 巴
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 遠野家

その日、別段変わった用事もないその日。
ふと朝早くに眼が覚めた。なにがあったわけではない、何かが起こったわけでもない。
それは当たり前の出来事、朝眼が覚めて、朝食をとって学園に向かう、そんな当たり前の日常の中の一つの出来事なのだ。
だから、この出来事も当然、だってそんな事は知っていたのだ。
いつかは、私たちを置いて早くに逝ってしまうと。
いつものように眠る彼の顔、けれども二度とその瞳が開かれる事は無い。

……その日の朝、遠野志貴は静かに眠りについた。

もしも遠野志貴が死んだらという名の超短編作品。
超短編作品、完結です。

赤い刃 (6639) (05-08-17 22:33)

翡翠トゥルーエンド、その後の話。
 秋葉も琥珀もいない悲しみを背負いつつも、二人は今を生きていた。そんな二人の前に現れる一人の少年――『命を否定する』東条文也。似ているが故に彼と心を通わせていくが、彼には背負ったある目的があった。
 本編では語られなかったあの人はあの時とかを自分なりに考察して作っています。文也との出会い、そしてそれが志貴と翡翠に何をもたらすか・・・是非ご覧ください。


更新履歴 1邂逅 2異形 3屋敷 4三夜 5過去 6死徒 7血刃
8仲間 9襲来 10昏迷 11混沌 12双心 13灰塵 14新夜 15槇久 16暗闇

屍国巡礼 (246) (02-10-02 22:53)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:hitoro
月姫&歌月十夜>シリアス | 荒耶宗蓮

空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
hitoroさんからご投稿いただきました。

―――――――――――――――――――――――――

「師匠…何故なのですか?」
問い掛けるは青年、白い…しかし使い込まれたことを伺わせる僧衣に身を包み、
瞳には憤りと強い意志を感じさせる光が灯っている。
そしてその全身からは何かを決意した者特有の迫力がかいま見える。
「お主だけでなく儂もまだまだ未熟よ…荒耶」

傷んだ傷 外伝 「がらんどう」 (708) (03-03-16 21:47)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:瑞香
月姫&歌月十夜>シリアス | 蒼崎橙子

第四回TYPE-MOONキャラ人気投票への応援物としてご投稿されていたものを
瑞香さまからお預かりしました。
加筆・修正されておられますので、既読の方も是非。

――――――――――――――――――――――――――――
 わたしは橙子。けっして青子などではなく――けっして。
 けっして――――などではない。
 蒼崎の魔法のための使い捨てのものなどではない。

 ―――――――――――――――――――――けっして。

 だからわたしはここで伽藍の洞という工房を開く。
 蒼崎ではない橙子が、橙子として何かを得るために。

傷んだ赤 (1336) (02-10-21 22:22)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:瑞香
月姫&歌月十夜>シリアス | 蒼崎橙子 荒耶宗蓮

空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
瑞香さまからご投稿いただきました。

後編のご投稿も頂きました! 完結、です。

―――――――――――――――――――――――
 田舎

 最初の感想。
 このヒースロー空港は牧草地の真ん中にある。
 青々とした草原と羊と牛。それにアスファルトの道だけ――。
 なんていうか、日本じゃ考えられない光景。
 そして肌寒くて体に震えが走る。

我 、 今 宵 、 カ ノ 者 ヲ 待 ツ (611) (02-10-25 22:58)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:瑞香
月姫&歌月十夜>シリアス | 荒耶宗蓮

空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
瑞香さまからご投稿いただきました。

――――――――――――――――――――――――
 地獄という言葉が相応しい男――荒耶宗蓮は思索を終わらせた。
 数々の死、数々の魂。そして数々の体験。

 なぜ人は苦しむのか――。

 その答えはでなかった。

廃墟の中で (706) (02-10-06 22:46)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:
月姫&歌月十夜>シリアス | 蒼崎橙子

空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
真さまからご投稿いただきました。

――――――――――――――――――――――――
「ああ、生憎と私は君と同じ機関には属していないよ。
 かと言って十字架の眷属というわけでもない。
 私があの街に行くのは、単に後片付けをするだけだからね」

 協会でも教会でもない、と言うことはこの男は――――!

「死徒……!」

契約 (508) (02-10-02 22:58)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:秋月
月姫&歌月十夜>シリアス | 荒耶宗蓮

空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
秋月さんからご投稿いただきました。

――――――――――――――――――――――――
場所と日時を指定したのは先方なのだが、正直意外な場所を選んだものだ。
その喫茶店についた時、まず目に付いたのは入り口のガラスに映った
自分の姿だった。眉間に深く刻まれた皺。
まるで、私自身の苦悩を体で表したような、ある種の刻印。
目には付くが、取り立てて興味を引く訳でもない、
いつも通りの自分がそこにいる。
そして、ガラスに映った薄い私の姿と重なるように、
その男は以前会った時と変わらぬ笑みを浮かべていた。
 「久し振りだね、荒耶」

貸し借り (467) (02-10-03 23:18)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:秋月
月姫&歌月十夜>シリアス | 荒耶宗蓮

空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
秋月さまにご投稿いただきました。

――――――――――――――――――――
 死人の山だった。
 それも、一桁でどうこう出来る数ではない。優に二十は越えていた。
 その大人数を前にして、彼は一向に怯む様子も無く、口元に笑みを刻む。
 「ははっ、なかなかの出し物じゃないか! 退屈せずに済みそうだ!」

魔法使いの夜 (6067) (03-06-17 22:42)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:秋月修二
月姫&歌月十夜>シリアス | 長編完結 先生

秋月さんからお預かりしました。
未公開作『魔法使いの夜』を登場人物とわずかな情報を頼りに描かれております。
全8話公開中です。

――――――――――――――――――――――――――――
 言ってしまえば、これは私一人でも充分どうにかし得る問題で、
 久遠寺 有珠の出番なんて本当は無いのだ。

 実際、彼女の手を借りずとも事態を切り抜けることは容易であるのだし、
 別に彼女に役割を与える必要は見当たらなかった。
 なのに彼女が何故ここにいないのか、そして何故彼女が働いているのか。
 その答えは簡単、止める前に飛び出して行ってしまったからである。

 私としては楽が出来るし、彼女が人払いをしてくれれば用心にはなるのだから、
 まあ別に構わない。
 それで当面の問題は解決するのだから。
 私はこれで解決するのが当たり前だと思っていた。アリスもそうだったと思う。
 
 ……しかし困ったことに。
 

 予想外というヤツは、どこにだってあるのよね―――。

The knight in the night.The oldest under the crimzon moon. (2793) (03-10-28 01:25)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 月姫全般 アルトルージュ

アルトルージュと、黒騎士リィゾのお話です。
妖しい言葉がありますが、18禁ではありません(謝。

──────────────────

「───血が、出ちゃった」
ふふふ、と騎士の指先で、自らの胸を穿ったままに、少女が浮かべた笑みは
あまりにあどけなく、それゆえに凄惨だった。

「───」
言葉もなく、流れる朱をみつめる騎士の手からそっと彼女は手を離し、
変わりにその両手を高く伸ばして、騎士の頬に触れた。

「リィゾ───?」

ある月の夜。公園で。 (6267) (03-02-24 00:49)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 遠野志貴 両儀式

月姫と空の境界の、二人の主人公がふと出会うお話です。
・・・シリアス風味ですが、あまり内容がないのが、なんとも(笑。

―――――――――――――――――――――――――――――
どう言うつもりか、蓋も開けずにベンチに置かれている缶コーヒーの
群れを視線で示す。

「ああ、これね」
それでようやく、自分が缶コーヒーを買いすぎていたことに気付いた。
そんな態度と表情を見せて、彼は一つを私に差し出した。

「飲む?
 ・・・冷めてるけどね」

馬鹿なのか、お前。

差し出された手にむかって、そう言い掛けてやめた。

その背中を、押す理由 (5377) (05-07-26 00:20)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 弓塚さつき シオン

メルブラReActSSです。
さつきに対して、問題点を突きつけるシオン。
そして、それを自覚させるべく彼女がとった行動は。
―――――――――
「―――ほう」
ぴしゃり、と。
指示棒で壁を叩きながら、シオンは穏やかな―――それでいて剣呑さの香る笑みを、目元に浮かべた。

「なるほど。それは興味深い意見ですね。さつき」
「え?」
「つまり、志貴と一緒の屋敷に住んでいれば、
 接触時間を稼ぐことは容易い―――と。そう主張するわけですね。あなたは」

千の時を刻んだ果てに。 (1315) (03-07-07 22:20)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 月姫全般

PledgeLetterさんの「死徒祭」に出そうとして間に合わなかった作品です。
27祖における27位。千年錠の魔術師ことお笑い担当
コーバック・アルカトラスと二人の死祖の会話。

―――――――――――――――――――――――――

一つ、楽しい遊びを覚えた子供のように、薄い笑みを浮かべたメレム。
やがて彼は、その瞳に浮かぶ光に僅かに冷たい色を混ぜ、告げた。

「タタリが終わったよ。コーバック」
「―――ほう」
小さく呟いて、一時、コーバックは沈黙した。

夢の終わりに残すモノ (2728) (03-09-01 22:35)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 遠野志貴 琥珀 乾有彦

アルクトゥルー後のお話です。
残された志貴と、それを見守る琥珀たちは。

──────────────────

「ですから、お花見です。ご存知在りませんか? 志貴さん」
「いや、さすがに知ってるけどね。唐突だなあ、と思って」
と、思わずこぼした本音の呟きに。

「唐突なんかじゃありません! 全て、志貴さんのためなんですよ?」
「へ? 俺?」
 琥珀さんは何故か、憤然として指を立てて俺に迫る。
いきなり元凶としてやり玉に挙げられた俺が戸惑う内に、更に琥珀さんは俺に詰め寄った。

汝、罪を謳う者 -Sin of the murder- (3496) (03-01-20 00:05)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 遠野志貴 弓塚さつき シオン

もし、メルブラに『彼女』の出番があったら、どんなかな〜という作品です。
誰でも思いつくお話なので、軽く読み飛ばしていただければ幸いです。

ちなみに、Kパート直前を意識していたりします。

(「SS倉庫」の「小ネタ集」においてあります)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
ぎしり。
再び、なにかの軋む、音。


それが、志貴が固く握り締めた手の骨が軋む音だとは、気付かなかった。


「うん。ピンチの時は、助けてくれるっていったよね。
 その、約束。シオンは私を殺すつもりみたいだから。

 ―-酷いよね、私とも、『私』とも、『同類』のくせに」

無邪気を装った、冷たい嘲笑に、体中の血液が憤怒のために脈打った。
―――それでも、私には、引き金は、引けなかった。

赤と黒。 (911) (03-04-14 01:12)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 荒耶宗蓮

アルバと、荒耶のお話です。
野郎ばかりで、華がないのですが(笑。

――――――――――――――――――――――
「やあ、待たせてしまったね。荒耶。弟子の講義が長引いてね」
しかし、そんなことに構わずアルバは大げさに両手を上げて、目の前の魔術師に詫びた。
―――当然、形だけの事ではあるが。

その形だけの儀礼に答えるように、彫像のように、仏像のように、あるいは死人のように。
ただ、そこにあっただけの魔術師はようやく口を動かし、瞼を開けた。