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藤ねえとキャッチボール (1448) (04-04-09 17:00)

河川敷は河川敷であるから広く、空が晴れているからこそ雨は降っていない。
 地面は乾いているから走りやすい、風か止んでいるからこそボールを投げやすい。
 ……つまり、何が言いたいのかというと。
「――士郎ー。野球教えてくんなーい?」
 とかいう、某タイガー教師が言い放った一言により、野球を教えてやることに相成ったのだった。

[本文より]

Beautiful Picture (5665) (05-11-08 01:06)

_http://www.geocities.jp/sfmww962/  (archive)  (geolog) 作者:10=8 01
Fate/stay night>ほのぼの | 短編読切 衛宮士郎 セイバー

さておき、デートの約束をした士郎は軽い足取りで自室に戻る。気分が昂ぶっていた。好きな人とデート出来るのだ、舞い上がらない方がどうかしている。それはセイバーにしても同じだったらしい。士郎のいなくなった自室で一人、ライオンのぬいぐるみを手に取り、ぎゅう、と力強く抱きしめながらくるくると回ったりしていた。ちなみにこの獅子のぬいぐるみ――シロウという名が付いているのは、持ち主であるセイバーだけの秘密だ。
 そうして舞い上がった気持ちを抱えたまま、二人は日々を過ごす。

■■

士郎とセイバーが、ただただまったり怠惰休日を過ごす話です。

GOOD DREAMS (765) (10-12-20 23:53)

_http://www.geocities.jp/sfmww962/  (archive)  (geolog) 作者:10=8 01
Fate/stay night>ほのぼの | 短編読切 衛宮士郎 セイバー

Fate/stay night.の士郎×セイバー(鞘剣)をメインとした短編SSになります。
数年前に「裸ワイシャツ合同誌」に寄贈したものをサルベージして掲載しました。なので、裸ワイシャツもののSSとなっております。

■サンプル■
「解った。甘いの好きなんだ……やっぱ、そういうとこ女の子だよな、セイバー」
 言いながら、士郎は両手にマグカップを持って戻ってくる。
 セイバーは手を伸ばしたが、湯気を立てるカップはそれを通り過ぎてテーブルに置かれた。その態度に軽くセイバーは眉を立てる。この出した手のやり場はどうすればいいのか。
 ムッとしながらカップに手をやる――が。
「――熱っ」
「あ……大丈夫か、セイバーっ」
 頷いて応える最中、士郎がカップを置いたのはこれを気遣ってのものだったのか、と今更のように気付く。

らふらふせいばー (12252) (04-07-23 11:51)

_http://www.geocities.jp/sfmww962/  (archive)  (geolog) 作者:10=8 01
Fate/stay night>ほのぼの | 短編読切 衛宮士郎 セイバー

「で、衛宮君……折角の朝食を遮って、何を考えているのかナー?」
「ま、待て。話すからっ、首を絞めるなっ……」
「私からも説明をお願いいたします、シロウ」
「わかっ、二人して詰め寄る……く、苦しっ!」

 顔色が変わってきた辺りでようやく息苦しさから開放される。だが、セイバーと凛に詰め寄られていることで、また先刻のものとは別の息苦しさを感じていた。


セイバーGOOD後を想定とし、笑顔を題材とした物語。

7/23:改訂版をアップしました。後半部分の展開を一部変更。

魔術師の卵 (4814) (05-09-09 00:40)

_http://www.geocities.jp/sfmww962/  (archive)  (geolog) 作者:しにを
Fate/stay night>ほのぼの | 短編読切 衛宮士郎 セイバー

「お昼ご飯にしようか」
「はい」

 さすがはシロウです。
 もちろん私の竹刀の一撃を受けて倒れたシロウの事が一番大事なのは確か。
 ただ、その次には規則正しい生活を送る事も重要。


衛宮士郎とセイバーの過ごす、何気ない日常の何気ない昼食の一時を描いた、ほのぼの短編。
しにをさんより、寸劇屋へと寄贈して頂いた作品です。

月下三更の逢瀬 (3929) (04-11-11 20:26)

_http://www.geocities.jp/shinnpitou/  (archive)  (geolog) 作者:エルハート
Fate/stay night>ほのぼの | 短編読切 アサシン 三人娘

「はぁはぁ……ま、待ってよ〜」

息を切らせて下から駆け上がってきた少女と、月を背にして門の前に佇む男。二人が自分以外のもう一人の相手の存在をその目で認識したのは、まさに同時だった。(本文より)


それは、風が運んだ悪戯か。
それとも、夜が定めた運命か。
山の上、月の下、剣士と少女は出会った。
冬の夜の、三夜限りの夢物語。
その逢瀬は、剣士に、少女に、果たして何をもたらす――。

小次郎×三枝さんという珍しい組み合わせの短編に挑戦してみました。

秋深し、色落つ山に虎吼ゆる (1141) (04-09-14 14:41)

_http://www.geocities.jp/shinnpitou/  (archive)  (geolog) 作者:エルハート
Fate/stay night>ほのぼの | 短編読切 衛宮士郎 藤ねぇ

Fate本編から数年前のお話。
まだ、切嗣が生きていたころのお話。
まだ、士郎と藤ねえがちょっと仲悪かったころのお話。
そんなちょっと昔の秋の暮れ。士郎と藤ねえの関係を変えた出来事とは……。

以下、本文より。

 夏の暑さもすっかり無くなり、そろそろ冬物の服を出そうかと思い始めた秋の暮れ。
 それは、切嗣(オヤジ)の一言から始まった。

「士郎、今度の休みにピクニックでも行こうか」

それは、昼下がりの一幕 (3478) (04-10-20 00:09)

_http://www.geocities.jp/sour_bishop/  (archive)  (geolog) 作者:須木 透
Fate/stay night>ほのぼの | 短編読切 衛宮士郎 藤ねぇ

藤ねぇ三秒ルートです。
勝手にエンディングタイトルまでつけました。
和訳は『青空と太陽の下(もと)で』のつもりです。
TYPE-MOON本家での人気投票にあったきのコメントからですね。
何でいまさらとか思った人、僕もそう思います。

それは暑い夏の日だった (4158) (04-10-20 00:06)

_http://www.geocities.jp/sour_bishop/  (archive)  (geolog) 作者:須木 透
Fate/stay night>ほのぼの | 短編読切 衛宮士郎 遠坂凛

しかし、あの日に焼けた肌は否応無くわたしにアイツを思い出させる
日焼けした褐色の肌、赤い外套、黒い鎧、白い頭のアイツ
聖杯戦争におけるわたしのサーヴァントだったアーチャー『英霊エミヤ』
わたしは士郎をアイツみたいにしないために頑張ってきたはず

(本文より抜粋)

花火 (4173) (05-10-24 22:47)

_http://www.geocities.jp/sour_bishop/  (archive)  (geolog) 作者:須木 透
Fate/stay night>ほのぼの | 短編読切 衛宮士郎 遠坂凛

「遠坂」
「なに?」
どーーーーーーーーん。
「――――――――」
「ん、士郎、何て言った?」
「……秘密。どうせ大したことじゃないし」
どうやら俺の言葉は一際大きい花火の炸裂音に掻き消されて遠坂には聞こえなかったらしい。ま、こればかりは仕方ないかな。一番でかい奴だったし。気にしないでおこう。

本文後半より抜粋。
とりあえず未遠川河川敷で行われる花火大会のお話ということに。

〜春風〜 (9830) (04-02-28 00:53)

_http://www.geocities.jp/tapuluck/  (archive)  (geolog) 作者:tapu
Fate/stay night>ほのぼの | 衛宮士郎 遠坂凛

凛グッドエンド後の話です。

「一緒にお昼を食べないか?」−−そんな美綴綾子の誘いを受けて遠坂凛は一緒に昼を食べるのだが・・・
「これ、綾子が作ったの?」
「いや」
 嫌な予感がする−−

 そんなことから始まるお話です。