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The 乳 selection -幕間・両儀式と浅上藤乃- (3740) (02-06-09 19:57)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 空の境界全般 両儀式 浅上藤乃

「式乳祭り」第7弾SSです!!
「標準派」SSとなっております!

―――――――――――――
「あの、両儀さん? その、少し落ち着いて―――」
「浅上」
彼女を落ちつかせようとした私の言葉は、強烈な意志のこもった言葉で遮られた。

「俺は勝たないといけないんだ」
・・・一体、鮮花といい、両儀式といい。なんの勝負をするつもりなんだろう。

ある人たちの年越しの情景 (1564) (04-01-14 00:10)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 短編読切 空の境界全般

今更ですが、らっきょの面々の大晦日の情景を
綴ったSSです。

───────────────

「じゃあ、みんなで年越しをしましょうよ」
そんな提案を最初に口にした時、僕にそれほど深い考えがあった訳ではなかった。

「あ、賛成です。いいですね」
「構わないがね。準備は黒桐がするんだろうしな」
「別に……まあ、いいけどな」
積極的に、あるいは消極的に。
それぞれの違いはあるとしても、
その場の全員が賛意を示してくれたのは、結局の所、
みんな、同じ思いを持っていたからではないだろうか。

お正月のご挨拶 (11096) (07-01-08 23:22)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 短編読切 両儀式 黒桐幹也 黒桐鮮花

お正月の伽藍の堂の面々のお話です。
正月ぐらいは実家に帰れと、鮮花に言われた黒桐は。

――――――
「もう兄さんもいい加減仲直りして下さいね。
 別に是が非でも帰れ、っていうつもりはないですけど、せめてお正月ぐらいは」
「帰るよ」
「家族が顔を揃え……え?」
鮮花の抗議の声を遮って、僕が告げた台詞。
その言葉に、鮮花はきょとんと目を開いて、しばし言葉を失っていた。

ユメモノガタリ。 その2 (7515) (08-04-07 00:49)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 長編連載中 空の境界全般

桜も散ってしまった春に始まった夢みたいな日常のお話。
――――――
「なんだ、照れてるのか? コクトー」
「て、照れてなんか居ません」
動揺に、何故か敬語になる僕だった。そんな僕の様子が心底楽しいのか、織はにこにこと屈託無く笑う。

「やっぱりコクトーは面白いな」
「あのね。からかわないでよ」
「嫌だ。からかう」
「……あのね」
「よし。楽しいから新婚さんごっこしよう」
「へ?」

七夕に願うこと。 (5082) (06-07-17 23:57)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 両儀式 黒桐幹也 蒼崎橙子

伽藍の堂での七夕の日のお話です。
――――――
「……笹?」
「あと短冊もあるみたいだけど」
そう、それは白い布で軽く包まれた一本の笹の枝と短冊。
あげく、ご丁寧に筆まで用意してあった。

「なんでこんなものがここに」
「……」
あまりのタイミングの良さに、橙子の顔が頭をよぎる。
が、その疑いを打ち消すように幹也の言葉が重なった。

例えば手紙を貰った日 (3692) (03-09-16 00:37)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 空の境界全般 両儀式 黒桐幹也

式が貰った手紙について、あれこれ騒ぐ伽藍の堂の面々。
つらつら、ほのぼのと綴られる、そんな彼らの日々の一欠片のお話です。

──────────────────────

そんな兄の有様を見つめて、その妹が深く、ため息を付いた。

「完全にに、錯乱してますね」
「錯乱と言うより現実逃避だね。動揺していることには変わりはないだろうが」
 鮮花の嘆息に、その師のほうは火のついていない煙草を指先で弄びながらも、
 いかにも楽しげに笑う。

初詣  あの時の願いと。この今の祈りと (1425) (04-01-26 00:01)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 短編読切 空の境界全般

今更ですが、初詣のお話です。
神社に訪れた伽藍の堂の面々は。

────────────

「……帰る」
「ちょっと、待った! 式。短気すぎるぞ、それは」
開口一番、まるっきり本気の口調で言いはなって踵を変えそうとする式。
慌ててその手を引張り、引き留める僕を、式は不平満々の体で睨む。

「なんだよ。俺が短気なのは知ってるだろ」
「開き直らないの。
 せっかくここまで来たんだから、ちゃんと詣でようよ。ね?」

夢の中 (1071) (02-04-12 00:24)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 空の境界全般

橙子さんでそれっぽい話を書きたかっただけです(笑。

橙子さんが今をどう思ってるのかな、という
点だけで書きました。

彼女の過去と現在との対話。

シリアスか?ほのぼのか?って中途半端ではあります(笑。

式のきまぐれ。 (2935) (02-04-06 02:39)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 空の境界全般

空の境界のSSです。
式と黒桐のカップルにはまってしまい、勢いで書きました。

彼らの幸せな日常が、どうしても書きたかったので。

SS初心者ですが、よろしくお願いします。

HPを作ってみたのでURLを更新しました。

橙子さんのおかしな眼鏡 (6346) (06-10-27 00:06)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 蒼崎橙子 黒桐鮮花

伽藍の堂の面々の、騒々しい日常の一コマです。

―――――――――
「これ、やっぱり魔法の品なんですか? 所長」
「まあね―――っと、そう露骨に顔をしかめるな黒桐。
 別に危険な品、という訳でもないんだから」
橙子さんが魔法の品、なんて持ち出してろくな目にあったことがない僕は、
どうやら自然と顔をしかめていたらしい。

秋隆さんの就職事情 (886) (02-08-10 10:50)

_http://www9.plala.or.jp/ntclub/  (archive)   作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 短編読切 空の境界全般

須啓さんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・27作目です。


事務所から一番近い場所にある居酒屋。
平日の夜ではあるが、店内のテーブルは全て埋まっており、
僕達も四人がけのテーブルを一つ占拠していた。

僕と秋隆さんが並んで座り、秋隆さんの正面に橙子さんが腰を降ろしている。
あとは、式が僕の目の前にいればいつもの布陣が完成するわけだけど・・・

習い事 (8189) (07-08-21 01:20)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>ほのぼの | 両儀式 黒桐幹也 蒼崎橙子

式が習い事をしている、と知った鮮花と橙子の反応は。
ドラマCDの内容にちょっと触発された小ネタです。

――――――――――――
「式が習い事……ですか?」
『伽藍の堂』の事務所の中で、コーヒーを飲みながらの休憩中、
僕が何気なく口にした言葉に、鮮花がきょとんとした表情で小首を傾げた。

「そう言えば、式って『一応』お嬢様なんですよね。一応。
 普段が普段ですから、そんな事忘れてましたけれど」

残業で遅くなった日 (9480) (06-05-13 13:56)

_http://www.geocities.jp/sour_bishop/  (archive)  (geolog) 作者:須木 透
空の境界>ほのぼの | 短編読切 両儀式 黒桐幹也

『今日残って仕事を片付けていくか、それとも明日も出勤してくるか。どうする、黒桐?』
そんな、脅しとも取れる言葉に屈した僕は、明日の休日を式と過ごすために残業を選んだ。

本文頭より抜粋。
残業から帰ってきた幹也と待っていた式のお話。

クリスマスの日 (6297) (08-12-31 18:22)

_http://island.geocities.jp/milk_tea1151/Hotmilktea.html  (archive)  (geolog) 作者:高風
空の境界>ほのぼの | 短編読切 黒桐幹也

完成の遅れたクリスマス&初空の境界SSです。
暇つぶしにでもどうぞ…

「で、肝心の式はどうしたの幹也君?」

「それが行方知れずなんです」

「「は?」」

「行方知れずってどういうことなんですか兄さん?」

「いやどうもこうも言葉のままだよ四日前から連絡が全くつかないんだよ」

THE・ちぇんじ 前篇《還ってきた娘》 (7994) (08-08-25 01:54)

幹也が事務所に顔を出したところ、いつもと同じ日常の中にほんの僅かな違和感が。

所長席に座っているのは間違いなく蒼崎橙子。
でも、その橙子ちゃんは、なんと16歳だったのだ。

ということで、まほよ発売を記念して、らっきょの橙子さんに、16歳のころの橙子ちゃんに『ちぇんじ』してもらいました。

蜜柑と青空 (6335) (04-12-24 13:52)

_http://glassmoon.org/  (archive)   作者:黒機
空の境界>ほのぼの | 短編読切 先生 蒼崎橙子

伽藍の堂に届いた、一通の手紙。
 受取人の名を見た橙子の顔色が変わる。
 怪訝な顔をする一同をよそに、橙子の頭を過ぎるのは、決して忘れる事の出来ない一人の女の事であった――

 「硝子の月」一周年企画「百合の咲く丘で」参加作品。黒機さんから頂きました。
 橙子と青子の、アリエナイ? でも心温まる関係を綴ったお話です。

 TOPのコンテンツボタン隣の画像をクリックしてください。そちらが祭会場となっております。

でもすき(おまけ編) (2500) (09-12-18 22:36)

2ページのショート漫画で、元はオフ用に描いた作品のおまけをweb再録させていただいたものなのですが、これ単体でも問題なくお読みいただけます。
式と幹也がハーゲンダッツを食べる漫画です。まったりつくつくと。

ギャラリーの「でもすき」おまけ漫画再録、からご覧いただけます。

でもすき(本編) (2695) (10-05-07 22:31)

8ページのショート漫画で、元はオフ用に描いた作品のおまけをweb再録させていただきました。これ単体でも問題なくお読みいただけます。
先日アップした同タイトル漫画の本編で、あわせてお読みいただけたら幸いです。
内容=式と幹也でストロベリー。

ギャラリーの「でもすき」漫画再録、からご覧いただけます。