TYPE-MOON Sidestory Links

▲ coop-albatrossに戻る リンクリスト サイトリスト

全自動月姫Links-Albatoross-の登録データを、検索可能な形で提供します。(archive) (geolog) と記載のあるところは、外部のアーカイブサービスに接続します。簡易なリンクチェックでNGなサイトには、"□"や"X"が表示されます。

条件で検索

検索条件

この条件で検索しました

リンクリスト

Displaying Item 26 - 45 of 45 in total

夢見た先に (5476) (03-11-30 23:38)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:和音
空の境界>恋愛 | 短編読切 黒桐幹也 黒桐鮮花

和音さんからご寄稿頂いた空の境界SSです。

──────
「……で、僕の所に来たのかい?」
「ええ。折角だから、兄さんの部屋でも掃除しようかと思ったんですけど」
 私は兄である黒桐幹也のアパートに押しかけ、いや遊びに来ている。
 そう、これまでみたいに待っている必要はどこにもない。会いたいならこっち
から
乗り込んでしまえばいいんだ。
「そんなに散らかってないだろ?」
 幹也は戯けていった。

ジャイアニズム (11672) (04-04-14 22:54)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:瑞香
空の境界>恋愛 | 短編読切 両儀式 黒桐幹也

瑞香さまから、AcidRainにご寄稿いただきました。
ほのぼのバカップルな二人をお楽しみください。

―――――――――

僕はかなり神妙な顔つきだったと思う。
 今考えてみれば、はっきりしないことが多い。それだけ気張っていたんだと思う。
 喉はカラカラでひりついていたし、なにより彼女を目の前にして、僕は動転していたのだと思う。まず話題をふって、それから感触をさぐって、そして切り出そうと色々画策していたのに、すべてオジャン。
 彼女を目の前にした途端、僕は唐突に口にしていた。

「し、式……結婚しよう」

オンガク (4410) (04-04-12 00:22)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:秋月修二
空の境界>恋愛 | 両儀式 黒桐幹也

秋月さんから、AcidRainにご寄稿いただきました。
式と幹也の日常のワンシーン。

―――――――――

「式も、音楽聞いてみれば? 気に入るかもしれないよ?」
 科白と行動に、何の関係があるのかを問いたくなる。息がかかるほどの距離、卑怯者。何だってこんなに落ち着いてしまう。幹也なら何かしてきそうなことくらい、解りきっているはずなのに。
「オレは、あんまり興味無い」
「モノは試しだよ。気が向いたら、聞いてみるのもいいんじゃないかな」

それからのこと。あるいは、これからのこと(そんな二人の場合) (10735) (05-10-16 23:25)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>恋愛 | 両儀式 黒桐幹也

冬を迎えたある日。幹也の問いに対する式の答は

――――――
「それで、式。結局、何処の大学を受けるの?
 いい加減教えてくれてもいいんじゃないかな」
紅葉の季節が過ぎ去って、空からは時折、白いものが降るようになった頃。
幹也は今までに何度も繰り返してきたその問いを、また私に向かって投げかけた。

幹也の部屋に、食卓代わりに置かれた机。
その上に参考書を放り投げると、私は呆れた気持ちで隣に座る男の顔を見上げて、息をついた。

「……そんなの。勝手に調べればいいだろ」

そんなおかしなプレゼント (10066) (06-02-27 00:54)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>恋愛 | 両儀式 黒桐幹也

はだわい3.に寄稿させて頂いた作品です。
仕事で忙しそうな幹也と、それに不満げな式に。

――――――
「倦怠期じゃないのか。お前達?」
 伽藍の堂という名前よろしく、ガランとした事務所。
その主であるトウコは、雑誌らしきモノの頁を繰りながら独り言のようにそう言った。

遅れてしまったチョコレート (13230) (05-02-23 00:31)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>恋愛 | 両儀式 黒桐幹也

少し遅れてしまったバレンタインのお話です。

――――――
「あの、式……?」
「あのさ、幹也」
恐る恐ると口をひらく僕の言葉を遮って、
式は左手で軽くナイフの柄を指弾きながら、小さく笑って、訊いた。


「これ、誰から?」、と。

雨に降られて (5189) (04-08-30 21:36)

_http://www.geocities.jp/inocent_gun/index1.html  (archive)  (geolog) 作者:綾音
空の境界>恋愛 | 浅上藤乃

浴衣祭り第3弾です

藤乃ちゃんとお祭りに出かけた僕は、夕立に会ってしまった
たった2人で雨空を見上げながら語ることは……

楽しんで頂ければ幸いです
あと感想のカキコ宜しくお願いします

春の季節 (3938) (04-12-30 22:31)

_http://www.geocities.jp/mmm1543650381637/  (archive)  (geolog) 作者:雅(masa)
空の境界>恋愛 | 短編読切 遠坂凛

これは夢だ。何故ならば私はあいつのことをもう忘れているから。だから、これは夢だ。

 アイツは皮肉屋だった。


 大嘘吐きだった。

 大言吐きだった。
 それでも―――――。

      *
 自分のサイトでは初めてのものになります。
 拙いものですがどうかよろしくお願いいたします。

十六夜 (15548) (07-11-10 00:13)

_http://www.h7.dion.ne.jp/~gen-rai/  (archive)   作者:梨花
空の境界>恋愛 | 短編読切 両儀式 黒桐幹也

「ふふっ」
 軽い吐息がその口元からこぼれる。その振動は空気を伝わって、僕の耳たぶを揺らしているような錯覚さえ覚えた。普段の彼女の笑みとは少し違った色を帯びている。たとえるならそれは薄紅色。ピンクほどあからさまじゃなく、それでいて清らかな艶っぽささえ含ませたその声は、いつまでも、何度でも聞いていたいと思わせるような心地よい音色だった。

という艶っぽい出だしですが、ほのぼのです。
酒に酔って幹也に絡む式。その本意は─────

在処 (9957) (06-04-18 21:07)

_http://www.h7.dion.ne.jp/~gen-rai/  (archive)   作者:梨花
空の境界>恋愛 | 短編読切 両儀式 黒桐幹也

殺人考察(後)のその後。
病院から退院してきた幹也の面倒を見ることになった式。
再会した日の夜を迎えた二人は――。

以前登録したSS「希う心」の続編にあたります。

神隠し〜しじょうさいていのちわげんか〜 (14638) (08-09-09 21:02)

_http://www.h7.dion.ne.jp/~gen-rai/  (archive)   作者:梨花
空の境界>恋愛 | 両儀式 黒桐幹也 蒼崎橙子

前・後編です。完結したので登録します。

人は魔法なんか使わなくても、一方的に自分が会いたくないと強く願えば、簡単に『いなくなって』しまうことができる。失踪には二種類あって、ひとつは全ての繋がりを断ち切って消滅することを望むもの。もう一つは─────

式と幹也とバスタオル (9234) (02-07-20 19:28)

_http://www.miracle-key.gr.jp/scrawl/  (archive)   作者:nao
空の境界>恋愛 | 短編読切 両儀式 黒桐幹也

SCRAWL様の所へ投稿したSSです。
宝物の中にありますので、そちらへ移動して下さい。
私のいただいたキリ番リクエストの画像と合わせてお楽しみ下さい。
……つーても、タイトルと紹介がどうしても一致しないだろうけど(苦笑)


「なあ、幹也。」
「なあに?式」
「そろそろいいかな?」
「? うん。でも、何が?」
たった4行で結婚が決定するなんて、普通は思わない。いや・・・・・・普通に考えていた僕が、 馬鹿だったんだろうな。

したさき (8002) (04-06-30 01:01)

_http://www5d.biglobe.ne.jp/~sini/  (archive)   作者:しにを
空の境界>恋愛 | 短編読切 黒桐幹也 浅上藤乃

「藤乃ちゃん、舌を伸ばしてみて」

 幹也さんの言葉。
 唐突と言えば唐突。
 いつもなら、何かを言われようと、幹也さんの言葉にならすぐに反応する。
 けれど、今はちょっと戸惑ってしまった。


 ……幹也×藤乃前提のお話となっています。ご承知おきを。
 手も握らないお話ですが、18禁っぽいの嫌いな方もスルーを。

ハライセ-The Counter Of Love- (19053) (04-12-09 01:10)

私に開いた穴を、幹也が埋めてくれた。
 あいつといると、満たされた。
 だから――幹也を疑えば、そんな幸福たちまでが泡沫に消えてしまいそうで。
 会いたいと強く願いながら、決して会おうとしない矛盾を、私はもう一週間も繰り返している。


西奏亭への頂き物、四話構成の長編です。
式と幹也の関係の揺らぎ、そして……。
式幹の関係が好きな方には少し辛い場面もあるかもしれませんが、読み始めたなら、最後まで読んで貰いたい作品です。

黄昏色の約束 (930) (02-08-03 11:14)

_http://www9.plala.or.jp/ntclub/  (archive)   作者:瑞香
空の境界>恋愛 | 短編読切 空の境界全般

瑞香さんよりいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・17作目です。


「……どうしたんですか?」

柔らかい微笑みのまま、秋隆はいう。
俯いて覗き込んでくるその柔和な笑顔が織は大好きだった。
やさしく見守るような視線。
ほんのりと浮かんだほにかむような笑み。
柔らかなまなじり。