■ 憧れ (621) (03-01-10 21:29)
浅上の乙女達+凸(もっこり) 企画参加作品
少女たちがあこがれるもの、それは少女の稚い頃に見た男の子たちの……
三澤羽居はその憧れに向かって、朝、羽ばたく…………
………………トイレで(笑)
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浅上の乙女達+凸(もっこり) 企画参加作品
少女たちがあこがれるもの、それは少女の稚い頃に見た男の子たちの……
三澤羽居はその憧れに向かって、朝、羽ばたく…………
………………トイレで(笑)
空衣祭参加作品SS部門17作品目です
わたしはゴロリと横になった。
ジジと五月蠅い蛍光灯が青白く眩しい光を部屋を照らしている。
何にもない部屋。
わたしの部屋。
わたしらしい部屋。
殺風景で空っぽで何もない。
なんて――わたしらしい部屋。
あるのは箪笥と洋式寝台、あとは卓。それだけ。
青い空
白い雲
山は色づき
赤や黄色の葉は風に舞い
地面一帯に絨毯を敷く
そんな秋の日曜日をレンと過ごす志貴。今日も暖かい日差しがさんさんと降り注ぐ。
レンたんが、クリスマスに志貴にケーキを買って貰う、といった内容のほのぼのSSです。ちなみに、志貴はケーキ以外にもおなか一杯にしてあげるといった・・・(爆)
時南医院に訪れた、遠野志貴。彼は今から一世一代の覚悟を決めたのだ。一人娘の時南朱鷺恵に思いを告げるために。
平穏を取り戻した遠野家。代わり映えのない日常で、翡翠は少しずつ変化していく。志貴の前には、優しく微笑む様になった翡翠がいた。
アルクと志貴が、雪の降り積もった日にデートをすると言う、ほのぼのSSです。
「志貴さん、お目覚めください」
毎朝やってくるこの時間を、心のうちで楽しみに思う。
そんなほのぼのまったり(恋愛要素アリ)な時間をお楽しみください。
P.S. 「ある日の二人」のside story形式です
空衣祭参加作品SS部門16作品目です公園。
灰色がかった曇天を見上げて、溜息を一つ漏らした。
静かに雪が舞い降りている。
道路に目を向ければ、年末の忙しさをそのまま年始に引き摺って、人々が歩いていく。大抵の人間は真冬の静謐に気付くこともなく、ただそれを打ち破って歩みを進めている。
降り注ぐ雫に誘われて、白い吸血姫は彼の元へと訪れる。
思考の隙間に潜りこむ雨音に紛れ、彼女はふと思いついた言葉を口にした。
「――志貴は、さ」
「ん?」
「わたしと出会わなかった方が、良かったのかな?」
うとうとと眠ってしまった秋葉。
そんな妹を目撃した志貴は、つい・・・・・
別にえちぃお話ではないです。
普通にほのぼのです。
短いお話ですので、お気楽にお読み下さい。
久し振りのSSです。
今日も屋敷には私と志貴さんだけ・・・
私の送る「ある日の二人」シリーズ第二弾です。まったりとどうぞ。
---目を開けると、そこには世界で一番好きなヒトの顔があった
さつき嬢の幸せを願ったこの駄文。
ただ甘いだけかも知れませんが、お楽しみ頂ければ幸いです。
仁あにぃさんから投稿SSを頂きました〜
生き返ったさつきは、念願かなって志貴と結ばれる。
幸せいっぱいなさつきを待っていたのは、式のある
置き土産(!?)だった。これからの二人の運命は……?
あーぐらすさんからの投稿SSです。
いきなりやってきた志貴に驚く琥珀・・・
私、睡魔がSHUさんから年賀SSとして頂きました。
side-S や side-Aとは違った雰囲気を味わえます。
志貴は正月を琥珀と過ごすために屋敷を出る・・・
秋葉はその後を必死の思いで追いかける・・・
新年記念SSです。両A面SSです(笑
「ええと、志貴いる?」
「あいにく、お出掛けになっています」
妙な質問ね、と琥珀は口の中で呟く。
やっぱりどうにもおかしい。
いつものアルクェイドであれば、直接志貴の部屋へと飛び込んで一悶着起こ
すか、そうでないにしてもまっすぐ玄関に向かうのが普通。
こんな処でうろうろしていて志貴の様子を訊ねるなど、あまり考えられない
行動だった。
志貴の留守にやって来たアルクェイドは、琥珀にある相談を。
その中身とはいったい?
サイト開設一周年記念のアンケートの御礼に書いたSSを手直しして
再利用してる一品。前に書いた某作品の裏的なお話です。
「それはそうですよ。
今だけはわたしと翡翠ちゃんで志貴さんを独占しているんです。
なんとも、贅沢な気分ですね」
「そういうものかな?
まあ、秋葉たちが混ざったらとんでもない事になるからな」
「姉さんの言う通りです。
少し、秋葉さま達に申し訳なく思えますが……」
そう言いながらも翡翠は動きを止めない。
手の中の二つの感触、それを味わうように掌で転がしている。
ってな感じで綴るクリスマスSS『宴の後で』の続きです。
冒頭の注意に気をつけてお読みください。
空衣祭投稿作品SS部門7作品目です
思えばひょんな言い争いからだった。
「なぁコクトー」
式が僕の頭の先から爪先までじろりと見る。
「その格好、どうにかならないか?」
場所はなんていうか、僕の仕事場である工房「伽藍の洞」。でもなんていうか、今は寄り集まるための場所となっている気もしないでもない。
「メリークリスマス、翡翠ちゃん。乾杯」
「乾杯」
小さくカツンと音がする。
いろいろと疑問が頭に浮かんだが、翡翠は口に出す事無く、良い香りのする
赤燈色を啜った。
口の中に芳香が広がり、そして消えていく快感。
イヴの夜の喧騒の遠野家クリスマスパーティ……の終わった後。
台所で働く琥珀と翡翠。
和やかな雰囲気のもと、現れた志貴は……といった短いお話です。
かつて、志貴と青子が出会い別れたその場所で。
幹也と青子が邂逅し、二人は互いの物語を語りあう。
そんな、月蝕をイメージしたSSです。取り合わせとしては珍しいかもしれません。
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「えーと、その・・・こんばんわ。気持ちの良い、夜ですね」
「そうね。一人で風を浴びるには悪くない夜だわ。
でも、二人では多すぎるかな」
にべも無く、無愛想に彼女は言い放つ。
つまりは、僕は邪魔だというわけらしい。
月姫キャラで萌えを追求するSS祭り「萌月祭」、投稿最終作。
グレンさんの作品です。
過去から現在を繋ぐ夢の中で出会い、そして夢が覚めた後もまた
隣にいた少女。彼女との約束を果たすために、ここへ帰ってきた―――。
浅上の乙女達+凸(もっこり) 企画参加作品
ある朝の目覚め、まどろみの中で己の身体に起こった異常を知り、蒼香は……
そんな彼女のお話です。
再び、翡翠は両手で志貴の手を取った。
唇が近づく。
翡翠の柔らかい唇が、志貴の指先に触れた。
手を動かし、顔も動かし、唇の合わせに指を滑らせる。
最初はそろそろと触れるだけの感触。
……といった感じで、ただ最初から最後まで、翡翠が志貴の指を
しゃぶる話です。
本当にひねりもなく、それだけ。
多分18禁とかじゃないと思うんですが、いちおうチェックつけ
ときました(苦笑
空の境界SS、連載ものの10話目です。
橙子さんメインの予定が、すっかり鮮花メインに。
二ヶ月ぶりの更新ですが、覗いてやってくださると幸いです。
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いくつかの台詞を頭の中で、浮かべてみるが結局、適切な言葉は思いつきはしなかった。
それも仕方ない、とセシリアは自嘲した。
それはいつものことであり、結局のところ。
「運が悪かったわね、か」
酷く陳腐なで、酷く理不尽で、酷く残酷な。
自身に投げかけられれば、間違いなく逆上するであろう言葉。
そんな言葉くらいしか、黒桐鮮花の運命を形容するべきものは無いのだから。