□ その理由 (8040) (06-04-01 00:25)
登場人物は幹式ですが、今回は秋隆さんメインです。
「殺人考察(後)」より。幹也の部屋に勝手に上がりこむ式。
その奇行の理由を幹也から相談された秋隆が出した答えとは……。
キャラが壊れてますので、苦手な方はご注意ください。
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登場人物は幹式ですが、今回は秋隆さんメインです。
「殺人考察(後)」より。幹也の部屋に勝手に上がりこむ式。
その奇行の理由を幹也から相談された秋隆が出した答えとは……。
キャラが壊れてますので、苦手な方はご注意ください。
いつものように幹也が伽藍の洞に出勤すると、橙子がベッドで横になっていた−−
毎度のショートギャグです。良かったらどうぞ。
バキリと、突如として鮮花の方から嫌な音が響き渡り、反射的に振り返ってしまう。
「おいおい、鮮花。ボールペンだってタダじゃないんだからな。あんまり折るなよ」
「ええ、ゴメンナサイ橙子さん。なんだかちょっとボールペンにヒビが入ってたみたいで」
何かおかしい日常編
無限校舎のSSは多少のネタバレと原作無視を含む場合があります。
初詣で引いた御神籤の結果により……。
ずいぶんと間を開けて時期も外してますが、二話を追加しました。
一話:幹也と藤乃
二話:式と鮮花 です。
1.空の境界 本編終了後、紆余曲折あって幹也が鮮花や藤乃とも仲良く(w)しており、
2.藤乃の体は完治している
という、都合の良い未来を前提にしています。
尚、上の二点だけ押えて頂ければ支障は無いと思いますが、以前に書いたSS「疼愛痛心」の遥か後日談であるものと想定しています。
はだわい3.に寄稿させて頂いた作品です。
仕事で忙しそうな幹也と、それに不満げな式に。
――――――
「倦怠期じゃないのか。お前達?」
伽藍の堂という名前よろしく、ガランとした事務所。
その主であるトウコは、雑誌らしきモノの頁を繰りながら独り言のようにそう言った。
ようやく梅雨明けが宣言された日、幹也はどうにか式を誘い出す。
時期外れでスンマセン。
読んで頂けると嬉しいです。
ある日、式に呼び出された幹也は、彼女からこう告げられる。
「妊娠した」
動転しながらも責任をとろうとした幹也に、彼女は信じられない事を言いだした……。
式の出産と、その後のちょっと不思議な家族関係。前後編です。
後編UPしました。
時の境界
幹也サイドと式サイドで展開する
時間をテーマにした物語
式サイドプロローグをUPしました。
まだ式は出てきません。橙子さんのみ出てます。
じょじょにUPしていきます。
学校の昇降口で雨宿りする、式の耳に聞こえてきた幹也の鼻唄とは……殺人考察の一場面をギャグ化。
黒桐幹也は未来視の少女、瀬尾静音と出会う。
その残酷な結果を幹也は甘んじて受け入れようとする
空の境界矛盾螺旋の直前の時系列で展開するショートエピソードです。
矛盾螺旋の少し前――両儀式は伽藍の堂で蒼先橙子にあるものを渡された……
「―――素晴らしい」
そんな橙子の声が響いた。
一年以上ぶりに復活しました。
よろしくお願いします。
冬を迎えたある日。幹也の問いに対する式の答は
――――――
「それで、式。結局、何処の大学を受けるの?
いい加減教えてくれてもいいんじゃないかな」
紅葉の季節が過ぎ去って、空からは時折、白いものが降るようになった頃。
幹也は今までに何度も繰り返してきたその問いを、また私に向かって投げかけた。
幹也の部屋に、食卓代わりに置かれた机。
その上に参考書を放り投げると、私は呆れた気持ちで隣に座る男の顔を見上げて、息をついた。
「……そんなの。勝手に調べればいいだろ」
それは密やかな、快楽衝動。
矛盾螺旋のその後のお話。
部屋のカギをよこせという式に、幹也は……。
「知ってる?鍵っていうのはね、閉じられた空間を外に繋ぐものなんだ」
久しぶりにSS更新しました。
空の境界のほのぼの短編SSです。
ある日、式がふらっと事務所に立ち寄った。
その時口にした衝撃の内容とは・・・?
内容としては、淡々とした感じかと。
久しぶりのSSなので、リハビリです(笑)
「出たんじゃない。『借りられた』んだ」
式と幹也の高校時代の思い出。
SS初投稿です。よろしくお願いします。
「……オレに何の連絡も無しに今までどこ行ってたんだ?」
仕事で三日ほど部屋を留守にした幹也が帰ってみると
とても不機嫌そうな式が待っていた。
そんなお話。
SCRAWL様に投稿した、日本昔話パロディです。タイトルの通り、浦島太郎を元ネタにしてます。
宝物から入って下さい。
昔々、あるところに真っ黒なカメがいました。 そのカメは、ひっくり返って起きあがれないでいました。 その事を嘆いていると、着流しを着た海女が、助けてくれました。 カメは、海女にお礼を言い、玉手箱を差し上げました。 玉手箱を受け取った海女が、それを開けると――
れっつ・とらい「浦島――
そんな日常の一ページ。
本文より
「……遅い」
昼前には帰るといっていたから、もうすぐ帰ってくるのだろうけれど、やはり待つという行為は好きになれない。この、言い様の無い孤独と、虚無が私は嫌いだ。まるで、目覚めた時にもう一人の私が居ないと理解した瞬間を思い出し、同時にあのガランドウな私を思い出す。
05/03/06リンク修正。
両儀織が主役の空の境界クロスオーバー。
二年ぶりの後編です。
今回怨みの門にやってきたのは、赤毛の少年だった。
少し遅れてしまったバレンタインのお話です。
――――――
「あの、式……?」
「あのさ、幹也」
恐る恐ると口をひらく僕の言葉を遮って、
式は左手で軽くナイフの柄を指弾きながら、小さく笑って、訊いた。
「これ、誰から?」、と。
珍しく雪の降った日。
軽快な足取りで黒桐鮮花は伽藍の洞へ向かっていた。
その理由は−−
久しぶりの空の境界SSショートギャグです。
何時も通い慣れている道をとてとてと歩く。
この道は私の魔術の師である橙子師の事務所へと続く道。
何でもないこの道が
真逆
あんな出来事の始まりに続くとは誰が予想しえただろうか?
例え稀代の魔術師や魔法使いでも絶対に無理だ。
そう断言出来るほど
この出来事は荒唐無稽だった。
久し振りのらっきょSSです。
どうぞお気楽にお読み下さい。
空の境界のもう一つのストーリー「冴月」(オリジナル)
主人公(風見 月)の務める黒崎探偵事務所は、怪奇現象
を専門に扱うところである・・・
黒崎 冴はその血の濃さ故に
私に開いた穴を、幹也が埋めてくれた。
あいつといると、満たされた。
だから――幹也を疑えば、そんな幸福たちまでが泡沫に消えてしまいそうで。
会いたいと強く願いながら、決して会おうとしない矛盾を、私はもう一週間も繰り返している。
西奏亭への頂き物、四話構成の長編です。
式と幹也の関係の揺らぎ、そして……。
式幹の関係が好きな方には少し辛い場面もあるかもしれませんが、読み始めたなら、最後まで読んで貰いたい作品です。