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空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
練馬さまからご投稿いただきました。
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事務所の窓から、去っていく藤乃が見える。
私は、デスクに置かれた写真を再び手に取った。
「もし、黒桐の写真なんぞを見せていたら、有無を言わさず追い払う所だったが……」
写真の男は、私が全く知らない誰かだった。
「彼女も、流れている時間の中で、立ち止まらずに進んでいたか」
十年の間、ちゃんと藤乃はためらわずに人と出会い、人に関わって来た。
この写真が、その証拠だった。藤乃と写真の男がどういう関係なのか、
私は知る必要も無かったので尋ねなかった。
仕事を引き受けたからには、完遂させる。それだけだ。
□
朧月夜
(3824)
(04-11-01 17:27)
久しぶりのSS更新です〜。
今回は、黒桐×式風味のほのぼのSSで。
いつもに増して短いです(オイ)
朧月の綺麗な夜。
黒桐は風邪をひいた式のお見舞いに向かっていた。
いつかも買っていった、ストロベリーアイスクリームを持って・・・。
□
野望
(1168)
(02-10-20 10:40)
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
ええるぜさまからご投稿いただきました。
空の境界1コマ漫画です。
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一番強い魔法
(1509)
(02-10-17 23:29)
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です.
しにをさまからご投稿いただきました。
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何をしているのだろう?
不思議だな、と式は思う。
そして、不思議だと感じている自分に驚く。
生まれてより、およそ普通ではない人生を送っていた。
誰よりも近しい存在であった織を失い、一人でこの世界に取り残されてから
はよりいっそう、尋常ならざるものと近しくなった。
しかし、それらを不思議なものと驚きを覚えた事はほとんどない。
両儀織が主役の空の境界クロスオーバー。
二年ぶりの後編です。
今回怨みの門にやってきたのは、赤毛の少年だった。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
権兵衛党さまからご投稿いただきました。
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私は夢想する。
幹也が、最愛の人が私だけを見て微笑んでいる。
幹也は私に向かって軽く手を広げ、「おいで、鮮花」と私の名前を呼んでくれる。
私は幹也の胸に身体ごと飛び込んで、手をそっとその背中に回して抱きしめる。
我ながら白く細い指先の左手で。
そして、真紅に染まったその右手で。
そう、私の夢のなかで、私の右手はいつも真っ赤な鮮血に濡れている。
過去書いた作品のリメイク版です…。
まだまだ長い月神楽(笑)
感想くれるとはやく続き書けれます(w
□
橙子さんの野望
(7454)
(04-11-01 17:30)
前回の『れっつ・とらい【赤ずきんちゃん】』の2作目です。
今回は眼鏡ナシ橙子さんのパワーが炸裂!
前回、赤ずきんちゃんの台本を却下されてしまった橙子。
そこで、今回は眼鏡ナシのリミッター解除状態でのぞむ事に!
「今回の台本は前回とは違って、昼ドラ風味だ」
だそうです(笑)
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がんばれ乙女式ちゃん☆
(4462)
(02-09-03 11:15)
ネーミングセンスゼロで、今回は乙女をめざします。
久々の秋隆以外更新。
普段、男の様な行動、言動が目立つ式だが、年頃の女の子だ。
当然、そう言うことにも興味は、人並みとは行かなくとも、それなりに、有る。
特にーーー、そう、幹也と出会ってからは。
いちゃいちゃです。
「秋隆祭り」参加作品・58作目です。
ああ、今日もこの音楽が聞こえてくる…
□
おやすみなさい
(920)
(02-08-28 20:41)
瑞香さんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・57作目です。
二度と目にすることはないと思っていた。
やさしく見守るような視線。
ほんのりと浮かんだはにかむような笑み。
柔らかなまなじり。
「秋隆祭り」参加作品・55作目です。
「はい、織様は、お好きな事を話していただければ良いのです。たとえば、趣味のお話ですとか」
「そうなのか?
と、言ってもな、死んでからは特に趣味と言った趣味もないし…、
ドラマCDの橙子さんがあまりにも良い声をしていたので、
突発SSを書いてみました。
橙子さんの思いつきで童話を演じる事になった式と幹也。
お題は『赤ずきんちゃん』。
でも、橙子さんのナレーターを聞いていたら、何だか変な方向に・・・!?
□
風の吹く丘で
(4012)
(04-11-01 17:29)
またまた出ました。空の境界SS。よろしくです。
社員旅行と称する橙子のかんづめ旅行に連れて来られた式。
そのロッジの近くには、緑の綺麗な丘があった・・・。
□
大好きな、あの人へ。
(5058)
(04-11-01 17:28)
誕生日プレゼントを用意していないと、秋隆さんに怒られた式。
早速、黒桐の誕生日プレゼントを買いに行く事に・・・。
ほのぼの、甘々なお話です。
練馬さんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・9作目です。
「……誰だ?」
守護聖を指差したアンジェリークに尋ねられて、大神官は首を横に振りました。
「折角、守護聖のナンバーツーになったというのに、私が判らないのか?」
赤いコートの男に、二人は揃って頷きました。
アンジェリークネタです。
瑞香さんよりいただきました。
「秋隆祭り」参加作品です。
その視線を感じるたびに、俺は実はゾクリとしていた。
なんともいえない奇妙な感情。
言葉にならない、形にならない『何か』。
それが俺を苛む。
□
式と幹也とバスタオル
(9234)
(02-07-20 19:28)
SCRAWL様の所へ投稿したSSです。
宝物の中にありますので、そちらへ移動して下さい。
私のいただいたキリ番リクエストの画像と合わせてお楽しみ下さい。
……つーても、タイトルと紹介がどうしても一致しないだろうけど(苦笑)
「なあ、幹也。」
「なあに?式」
「そろそろいいかな?」
「? うん。でも、何が?」
たった4行で結婚が決定するなんて、普通は思わない。いや・・・・・・普通に考えていた僕が、 馬鹿だったんだろうな。
□
宴の跡
(2499)
(02-07-17 22:02)
瑞香さまからご寄稿いただきました。空の境界SSです。
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夜明け前。
そんな時間に、わたし、両儀式は自分のアパートについた。
鍵など開いていない入り口をあけて、中に入る。
中はさらに暗く、闇に包まれている。
しかし式は何のためらいもなく中へ入り、そしてベットへ倒れ込む。
抗議をあげるベットを無視して、ため息をついた。
長く、ゆっくりとした、でも熱い息。
あれは夢?
胡乱なまま考える。
□
恐怖の館。
(2797)
(02-06-30 20:35)
「式乳祭り」SS第25弾です。
「標準派SS」第9弾となっております!
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「―――お化け屋敷なんてどうかな」
実際のところ、式が本当にお化け屋敷で怖がるとは思ってない。
とにかく、式と一緒に遊園地に来れただけでも、嬉しいわけで。
それなら、どれから入っていっても大した問題じゃないだろう。
結局、そんな軽い気持ちで口にした選択肢に、軽く式は眉をひそめた―――ように見えた。
「お化け屋敷?」
「え、うん。嫌かな」
「別に、嫌じゃ、ない・・・けど」
なにか、式にしては歯切れが悪い。
□
ワールドカップ(?)
(1196)
(02-06-30 20:32)
「式乳祭り」SS第24弾です。
「標準派SS」第8弾となっております!
tunaさまにご投稿いただきました!
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「ところで式、ワールドカップって
どんなイベントか知っているか?」
無視だ、無視。サッカーなんぞに興味はない。
橙子の戯言にも当然興味はない。
壁に身をもたせて、眼を閉じる。
実況の音声と、時折混ざる、幹也の「ぉおっ」
とか、「そこだっ」という歓声に耳を傾けていれば
橙子の戯言もただの環境音に成り下がる。
ただ、確かに「幹也が興味を持っていること」には
興味があった。ただそれだけだ。
「式、一言で言えば、ワールドカップは乳だ」
「式乳祭り」SS第23弾です。
「貧乳派SS」第6弾となっております!
四季真さまにご投稿いただきました!
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その生まれたままの身体を見下ろし、思わず感嘆の吐息を漏らしてしまった。
男女の身体はこうも違うものなのかということに、知識として知ってはいたものの、改めて驚いてしまった。それは感動というものに近いものかもしれない。
それなのに。
――なぜだろう。どこか違和感を覚えてしまった。
「式乳祭り」SS第22弾です。
「貧乳派SS」第5弾となっております!
霧刀紅夢さまにご投稿いただきました!
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「私の趣味などどうでも言いのです。このこととは関係ない……ことはありませんが、不利な情報は隠す権利があるのですから。そう、問題は幹也様が貧乳と巨乳のどちらが好きかというところに集約されるのです。それにあなた様はなんと応えましたか?」
「BかCって…」
「笑止」
僕の言葉を遮って、豪と叫んだ。
人に話させておいて、それはないだろうと思ったが、今の秋隆さんにはなにを言っても無駄だろう。
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だから、これは秘密
(1584)
(02-06-28 22:50)
「式乳祭り」SS第20弾です。
「標準派SS」第6弾となっております!
瑞香さまにご投稿いただきました!
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くくくくく。
まったくもう。
なんて――。
なんて――莫迦らしい。
ついかぶりをふる。
式はたしかに寝ていたとはいえ、もう二十歳のはず。
立派な成人で結婚さえできるというのに。
やはり式といえども乙女、花も恥じらうお年頃ということか。
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鏡像対話
(1156)
(02-06-27 23:01)
「式乳祭り」SS第19弾です。
「貧乳派SS」第4弾となっております!
しにをさまにご投稿いただきました!
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考えてみれば、式が内面世界の大きな位置を占めているこの元同級生と過ご
した時間は、驚くほど少ない。
だから、どれほど自分は幹也の事を知っていると言えるだろうと、時に式は
胡乱な心境になる事がある。
乏しい情報量しか有していないのであれば、、自分が知る以外の彼を形成し
た時間について、口を挟むのは不遜であり、むしろ幹也を愚弄する行為ですら
あると、そう理性は語っていた。
幹也が大きな胸に非常なこだわりを見せていたのだとしても。
あるいは小さな胸に対する大きな嗜好を有していたとしても。
それなのに幹也が大きい胸が好きだと知って鬱々と沈み込み、そして今は怒
りと後悔でぐるぐると頭をおかしくしている。
自分でも何をやっているのかと、式は思う。