□ 鮮花の受難 (1508) (02-10-14 16:41)
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
かすがさまからご投稿いただきました。
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「待て、軽い風邪だから心配しなくてもいい。そんな事より、大変なんだ」
眼鏡を外している橙子さんは、まるで的を目の前にしているような緊張感を漂わせながら立ち上がった。
「何か、あったんですか?」
ごくりと、咽が鳴る。
「これを見ろ」
そう言って、橙子さんが差し出したもの、それは―――――
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空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
かすがさまからご投稿いただきました。
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「待て、軽い風邪だから心配しなくてもいい。そんな事より、大変なんだ」
眼鏡を外している橙子さんは、まるで的を目の前にしているような緊張感を漂わせながら立ち上がった。
「何か、あったんですか?」
ごくりと、咽が鳴る。
「これを見ろ」
そう言って、橙子さんが差し出したもの、それは―――――
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
瑞香さまからご投稿いただきました。
後編のご投稿も頂きました! 完結、です。
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田舎
最初の感想。
このヒースロー空港は牧草地の真ん中にある。
青々とした草原と羊と牛。それにアスファルトの道だけ――。
なんていうか、日本じゃ考えられない光景。
そして肌寒くて体に震えが走る。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
四季真さまからご投稿いただきました。
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なぜ、引き出しの奥にしまったのか。
その理由すら忘れてしまったというのに、それは今、依然としてわたしの手の中にある。
あの日より、わたしは少しだけ歳を経たというのに――
写真の中の風景は、あの頃と何一つ変わりなかった。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
権兵衛党さまからご投稿いただきました。
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姉「お」
妹「何だ?腐って膨らんだ牛乳パックでも見つけたか?」
姉「いい加減その路線から離れろ妹」
妹「で、何を見つけたのだ?」
姉「いや、食べ残しなのだが」
妹「結局そこに・・・何だそれは」
姉「だから食べ残し」
妹「私には赤いコートに見えるが」
姉「食べ残し」
空の境界SS・CG祭り『魔術師の宴』ご投稿作品です。
蓮内さまからご投稿いただきました。
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「・・・あれ?」
「何だ、黒桐。『何か』いたか?」
「いませんよ。何ですか、その嬉しそうな顔は」
「そうか?嬉しそうか?・・・で、何があった?」
「古い、オルゴールですよ。結構な年代物ですね」
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
真さまからご投稿いただきました。
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「ああ、生憎と私は君と同じ機関には属していないよ。
かと言って十字架の眷属というわけでもない。
私があの街に行くのは、単に後片付けをするだけだからね」
協会でも教会でもない、と言うことはこの男は――――!
「死徒……!」
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』投稿作品です。
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襲撃者としてはあまりにも一目を過ぎる赤い魔術師に、
蒼崎橙子が陰鬱な視線を向けた。
「多少なりとも目立たない格好をしようとは思わなかったのか? お前は」
「失礼だな。十分に地味だろう? 闇の中で映える炎程度の地味さじゃないか」
「闇夜で映えるのが地味ではない、といっているんだ」
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
雨音さんからご投稿いただきました。
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絵画の中に閉じ込められたような世界だった。
色を持ち、質感を持ち、しかし現実味だけが完璧に欠如している。
そんな世界の中、私は古い白いテラスに在った。
その場所には四本足の白いテーブルとあつらえたように四脚の白い椅子。
テーブルの中央には一輪の名も知らぬ花。
四脚の椅子の前には淡く香る紅茶。
添えられたシナモン。
私はそこで、何を待っているのか。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
蓮内さんからご投稿いただきました。
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―――青崎。お前は、何を求める?
私か?私は・・・お前のように“極地”を求めたりはしないさ。
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』ご投稿作品です。
秋月さんからご投稿いただきました。
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「…また使い込んだんですか。
どうすればそんなに頻繁に給料を滞らせられるんです…」
「仕方あるまい。掘り出し物があったんだから。
魔術師たるもの、価値あるものは手に入れなければならんだろう」
「平穏な生活が続いている時に、
わざわざ物騒なもの買い込まなくてもいいでしょう!
そういうのは趣味っていうんです!」
いい加減苛々も、収集がつかない所まで来ていた。ああもう全く!
空の境界SS・CG大会『魔術師の宴』へのご投稿作品です。
かすがさまからご投稿いただきました、四コマ、四連発になります。
空の境界SS大会『魔術師の宴』へのご投稿作品です。
タイトル以外は全てネタバレになるので、とにかくご一読を(笑。
3サイト合同企画「三人祭り」来訪者迎撃作品です。
阿羅本さんの連作シリーズ、通称「ショタ志貴物」の続編……、のつもり。
ある目的を持って、ある場所を訪れた志貴。
そこに待つのは、青子先生と同じ蒼崎の名を持つ女性。
稀代の人形師にして、魔術師。
怯える志貴を見て、彼女の目が妖しく光る。
言われるままに肌を晒す志貴、そして……。
あくまで『月姫』で『空の境界』じゃないんだよー、と呟いておこう。
前回の『れっつ・とらい【赤ずきんちゃん】』の2作目です。
今回は眼鏡ナシ橙子さんのパワーが炸裂!
前回、赤ずきんちゃんの台本を却下されてしまった橙子。
そこで、今回は眼鏡ナシのリミッター解除状態でのぞむ事に!
「今回の台本は前回とは違って、昼ドラ風味だ」
だそうです(笑)
人形師である故に私は人形を自らの手で作りもするし、人形に対するそれなりの審美眼も持ち合わせていると自負している。
そんな私の眼に適う人形は、いまだに無かった。
無かったのだが。
その無かった物が、今私の眼前にあった。
桜香雪那様からのCLORKWORKへの寄贈作品です。
ドラマCDの橙子さんがあまりにも良い声をしていたので、
突発SSを書いてみました。
橙子さんの思いつきで童話を演じる事になった式と幹也。
お題は『赤ずきんちゃん』。
でも、橙子さんのナレーターを聞いていたら、何だか変な方向に・・・!?
瑞香さんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・50作目です。
眼鏡をかけ、そしてパチン、とライターのフタをあけ、煙草に火をつける。
大きく吸い、そして吐く。
たなびく紫煙。
それさえも闇に消えていく――。
「幹也クンが送ってくれないんで『あたしったら、センチメンタル・ジャーニー?』とか浸ってたのよ」
ドラマCDの打ち上げで熱海の保養所にやってきた「らっきょ」の面々。
だが、その宿では蒼崎橙子の恐るべき陰謀が待ち受けていた・・・。
以前途中までアップしていた作品の完全版。今回は何故かFateキャラも一部乱入して人外魔境を繰り広げております。
なおこの物語は実在の建物等が登場しますが、あくまでも「フィクション」です。決して蒼崎橙子の行動が殆どそのまんま某声優さんの「実際の行動」だったりするわけではない点を予め強調しておきます。
またまた出ました。空の境界SS。よろしくです。
社員旅行と称する橙子のかんづめ旅行に連れて来られた式。
そのロッジの近くには、緑の綺麗な丘があった・・・。
月詠さんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・18作目です。
確かにこいつは素人が書いた幼稚なレポートさ。
だが。
も一度だけ、言うぜ。
私の研究は何だ?
私は人形遣いだ。
「式乳祭り」SS第20弾です。
「標準派SS」第6弾となっております!
瑞香さまにご投稿いただきました!
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くくくくく。
まったくもう。
なんて――。
なんて――莫迦らしい。
ついかぶりをふる。
式はたしかに寝ていたとはいえ、もう二十歳のはず。
立派な成人で結婚さえできるというのに。
やはり式といえども乙女、花も恥じらうお年頃ということか。
「式乳祭り」SS第17弾です。
「巨乳派SS」第4弾となっております!
月詠さまにご投稿いただきました!
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橙子さんはうむと重々しく頷く。
ま、もうどうでもいいや。
「でだ。大体のデータは揃った。
後は細部のデータなのだが」
「?具体的には?」
「胸だ」
「二つじゃないですか?」
そう言った途端。
一気に空気が軋み、殺気が渦巻く。
零六【06】 & 零七【07】
初の空の境界SS。長編。ラストの二章。
すいません。
今ごろ気付きましたが、リンクミスを修正しました。