■ シオンの苦難 (48974) (05-10-06 23:27)
二十四話更新。久々でホント申し訳ないです。
志貴を幹也と勘違いして嫉妬をぶつける鮮花。しかし志貴も鮮花を秋葉と勘違いして…。
月姫×空の境界のクロス雪山編、そろそろ佳境に。
〜以下本文より〜
「…私とじゃ駄目だって言うんですか?」
「そういうわけじゃないけどさ。せっかく皆で来たんだから、皆で…ね」
「…朴念仁」
鮮花は、ストックで幹也のスキー靴をカツンと打った。
全自動月姫Links-Albatoross-の登録データを、検索可能な形で提供します。(archive) (geolog) と記載のあるところは、外部のアーカイブサービスに接続します。簡易なリンクチェックでNGなサイトには、"□"や"X"が表示されます。
二十四話更新。久々でホント申し訳ないです。
志貴を幹也と勘違いして嫉妬をぶつける鮮花。しかし志貴も鮮花を秋葉と勘違いして…。
月姫×空の境界のクロス雪山編、そろそろ佳境に。
〜以下本文より〜
「…私とじゃ駄目だって言うんですか?」
「そういうわけじゃないけどさ。せっかく皆で来たんだから、皆で…ね」
「…朴念仁」
鮮花は、ストックで幹也のスキー靴をカツンと打った。
廃墟モドキの建物は蒼崎橙子の事務所。
今日もそこでは平和な日常と、軽い仕事がやってくる……はず。
そいつはソファーに悠然と腰掛けながらあくびをすると、首の後ろで結わえた髪を払いながら、言った。
「――今月、給料貰ってねぇよな。橙子」
橙子は悠然と煙草に火を点け、
「ああ、払っていないが、どうかしたか? ランサー」
と、あけっぴろにそれを認めた。
(文中より)
なんとも微妙なものですが、結構この組み合わせはどうなのだろう……?
何時も通りの時間に会社と言うか事務所に来た僕の目の前には。
何故か不可思議な物が一つ鎮座していた。
「お早う、黒桐」
「お早う御座います橙子さん」
普段通りの挨拶を交わす。
(本文より抜粋)
久し振りのらっきょSSとなります。
短編ですのでお気楽にお読み下さい。
タイトルセンスの無さに枕を濡らしつつ更新w
一応3000HITのキリ番にリクエストされたのに……かなり遅れました(爆)
晶を趣味で出してたり志貴が天然プレイボーイだったり蒼崎姉妹が仲良かったりしますがお気になさらず(マテ
贈答品より御進みください。
「……人を散々心配させておきながら、衛宮君は一体何をしているのかしら?」
振り返った俺の目の前にあったのは「赤いあくま」の天使の微笑み。
懸賞金のため「封印指定の人形師」の行方を探ることになった士郎は、その最中《ある少女》と一緒にいるのを凛に目撃され・・・
凛トゥルーED後の物語。「空の境界」とのクロスオーバーで二部構成ですが、一話完結で纏まっていますのでサラリと読めると思います。
それを見て、既に答えは不要となったのだろう。鮮花の返答を待たずに、橙
子は次なる導火線に火をつけた。それも、複数に枝分かれする線に。
「式はもう、黒桐に渡したぞ」
「えッ」
「なッ」
鮮花だけでなく、ソファーの方からも、絶句したような声が聞こえた。
我関せずとソファーに寝そべっていた式が身を起こす。
唐突に名前を出されたと言うだけでなく、珍しくも、動揺や狼狽の色が浮か
んでいる。
鮮花もまた、驚愕の表情で、固まっている。
それを楽しそうに眺める橙子。
バレンタインデーSS二つ目です。
幹也を除く三人でぐだぐだやっているだけですが、一応、鮮花主役。
FateSSのような違うような、妙な方向性。
要桜トゥルー、マテリアル読了。
マテリアルに書いてあったことを妄想して執筆した作品。
「姉貴。魔眼殺し。また、くれない?」
とかのたまわりやがった。
そんな、お話(ぉ
空の境界SSを頂きました。
内容は、ギャグ……というよりコメディみたいです。
ShortStoryに掲載されていますので、ご覧ください。
パーマンワールドとTYPE-MOONキャラという、異色お絵ビマンガ「Pスイ」。
月姫、らっきょ、Fateといろんなキャラが壊れています。
第7話・さらばバードマンを掲載。
(本家パーマンは出てきません)
山口 遼さまから、AcidRainにご寄稿頂きました。
橙子さんSSです。
────────────
「黒桐」
蒼崎橙子の声は、少し黒い。
「それは、私には不可能なことだ」
眼鏡がないので語調が違う。慣れているはずの変化に、幹也はドキリとした。紡がれた言葉は相変わらずだったが、それでも幹也は硬直した。確かに橙子は物憂げに瞼を閉じている。彼はこんなか弱い蒼崎橙子の姿など、見たことはもちろん、想像すらしたことがなかった。
遠野志貴を地獄に叩き落した【週間ぼくのお姉ちゃん】。しかし、地獄に落ちたのは一人だけではなかった!
「依頼された内容は【週間ぼくのお姉ちゃん】シリーズの半ズボン少年だ」
「ぐぁーっ!!断る!断りますーっ!!」
そこから始まる犠牲者・黒桐幹也の不幸。
**前日アップしました【週間ぼくのお姉ちゃん】裏話的な短編ギャグです。よろしければどうぞ。
ごちゃまぜなのでバラエティボックスと命名。
没集だとなんだか見た目が汚いので、こちらのタイトルにしました。
少しずつアップしていく予定です。
#09 溜め息(03/04.2004)
#11 とびきり最高の三杯を“彼女”に(02/13.2004)(ヴァレンタイン)
#07 血のつながり(02/09.2004)
#06 セクハラ (02/01.2004)
#04 ――塗って (01/22.2004)(15禁/やや性的)
藤乃と戦った報酬として橙子から義手を貰うはずだった式だが……。
「あ、あの。お久しぶりです」
「おい、橙子」
「どうした、式。折角、霊体も掴めるようにしたんだぞ。新しい左手は気に入らなかったか?」
「どうして藤乃がオレの左手に収まっているんだ!」
そう、私の左手があるべき場所には、人形サイズの藤乃の上半身が生えていたのだ。
ええと……<TAKE ZERO>四万ヒット記念SSです。
空の境界の燈子さんのちょっとシリアスっぽいお話です。
紫煙を燻らせながら、目の前にあるソレを見ている。
完璧なヒトの雛型を通して「」に到達する為に人形を作った。
それこそ取り付かれたと言っても良いだろう
だが、出来あがるのは完璧な「私」ばかりで。
事後祭典の改定のオマケで、番外ストーリーを作成しました。
また、違う作品とのクロスオーバーです。
ブロードブリッジで両儀式がロマンサー達と戦っていた頃、蒼崎橙子はある能力者と遭遇していた。
ブロードブリッジでの戦いの後、藤乃は橙子に無痛症を治して貰うことになったのだが……。
すいません。やっちゃいました。
トリビアネタです。
仕事が煮詰まってしまって、微妙に壊れた橙子さん。
「イヤだイヤだ!へぇボタンが無いと仕事しないからな!」
「しないからなって言われても・・・」
しょうがなく、黒桐は橙子さんにへぇボタンを与えますが・・・。
馬鹿ネタでございます〜。久々のSS更新がこれかよ!
「はい。私の体を、いえ私の元の体を作って貰う……ですよね?」
「疑問形で言われても困るのだがね。まあ、あまり常人には縁の無い領域の事
だからな、むしろ当事者ゆえに信じがたいのだろうと解釈しておこうか。
遠野志姫くん、きみはさる事故で元の体を破損した。情け容赦なく、徹底的
にね。本来ならば、問答無用で棺桶に入っている筈だ。
しかし奇跡の領域に近い幸運によって、助かった。少なくとも生き延びた」
いったん橙子は口を閉ざし、ただでさえ目付きの悪い目を鋭くして志姫をじ
っと見つめた。射抜くが如き瞳。
居たたまれない気持ちで志姫が何か言葉を口にしようかとした時、橙子の視
線は僅かに志姫から外れて上を向いた。
ショタ志貴モノ+性別反転の志姫モノというほとんどオリジナルに近いお話。
旧作改変企画にお題を頂いて書いてみたものです。許容力ある方のみどうぞ。
気分転換に煙草を買いに行こうと、腰を上げ、扉の方へと向かう。
ふと、気分が向いて、先ほどの潰れた煙草の箱を取り上げて、ごみ箱へと入れ直そうとすると、壁に掛かっているカレンダーに目が留まった。
(三十路女の誕生日より)
---------
頭をかきながら、男が内ポケットから携帯を取りだし、電子音とともにボタンを押すと、音は鳴りやみ、また静寂があたりに響く。
そして、僅かに明るみを増した携帯画面に目をやると、男は苦笑しながらひとりごちた。
「まったく、幹也のヤツも相変わらず律儀だな」
(独身男の誕生日より)
---------
それは、昭和も未だ一桁台であった時代の思い出。
米国は孤島のホテルで起こった、陰惨奇怪な殺人事件。
首を失った魔術師の屍体。
蓬髪に吃音癖を持つ若き青年探偵。
ただ一人流離う冷たい瞳の人形師。
その全てが雑じり合い、果てに答えが見出される。
……横溝ワールドと月姫ワールドのクロスオーバーは割と正気じゃないと思いました。
いや、他人事のよーに。
まんまです
果てしなく、ギャグ
下ネタ有り(嘘
SSは、「裏SSの世界へ」の所に
ありますので、ご注意を!
「私は恋をしたことなどないからな。青春を満喫したいだとか、当たり前の家庭を持ちたいだとか、そういった感情は私には存在しない。ゆえに、異性を好きになる必要性など皆無だ。だから私は今だかつて恋なんていうものをしたことがないんだろう」
魔術師蒼崎橙子が語る恋愛論。
人は何故人に恋するのか。
何故異性を求めるのか。
「『恋』なんてものを持ちえない人間もいるんだ。そういった感情を持てるだけ上等だと思え」
彼女は自分の理論とは裏腹に、何故そんなことを言ったのか……。
空の月>紹介SS>蒼崎橙子〜恋の理論〜へとお進みください。
カツン、カツン、と靴底が剥き出しの鉄骨を叩く音を聞きながら、橙子は幹也から受け取った煙草に火をつけた。
「まったく…」
一言だけ呟き、煙草をくわえる。深く吸い込み、そして紫煙を吐き出す。
「―――もっと美味い煙草が吸いたいものだ」
4話目。
各話は短めですが、シリアス路線のバトルありです。
今回はつなぎ。
それは、たった一言しか違わない、もう一つの可能性。
そして織は、藤乃を殺す。
違う人生、違わない運命。
両儀“色”祭 投稿SS#29(ロスタイム突入中)
-----------
「鮮花、ひとつ重要な質問がある」
橙子師は眼鏡を外した昏い瞳で覗き込むように、しゃべりはじめた。
「はい、なんでしょうか、橙子師」
やや緊張した趣で答え、どんな問いかけがくるのか少し緊張した。
弟子入りしたからといってこの女性はやさしくしてくれることなんてない。弟子の能力が足りなければほっぽっておかれる。魔術とは身に刻むものだからこそ、自ら切磋琢磨しなければならないからな、と薄く笑って見捨てるような人なのだ――橙子師は。
「では尋ねよう。鮮花――貴女は処女か?」