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千の時を刻んだ果てに。 (1315) (03-07-07 22:20)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
月姫&歌月十夜>シリアス | 月姫全般

PledgeLetterさんの「死徒祭」に出そうとして間に合わなかった作品です。
27祖における27位。千年錠の魔術師ことお笑い担当
コーバック・アルカトラスと二人の死祖の会話。

―――――――――――――――――――――――――

一つ、楽しい遊びを覚えた子供のように、薄い笑みを浮かべたメレム。
やがて彼は、その瞳に浮かぶ光に僅かに冷たい色を混ぜ、告げた。

「タタリが終わったよ。コーバック」
「―――ほう」
小さく呟いて、一時、コーバックは沈黙した。

月の欠片 3/空蝉 (2405) (03-07-05 21:31)

_http://www.geocities.co.jp/Playtown-Toys/2471/  (archive)  (geolog) 作者:山田
月姫&歌月十夜>シリアス | 長編連載中 遠野家

秋葉トゥルーエンド、志貴帰還後の話です。

ようやく第三話。
今回は別離による始まり。

「――――さようなら、遠野志貴。あなたが七夜志貴のままであったなら、私はあなたを殺さずに済んだのに」

注・オリキャラが数名出てきます。が、原作キャラと恋仲になったりはしません。

セレナーデ (2822) (03-06-29 00:04)

俺は離れに戻ってもすぐには寝付けなかった。
琥珀との会話で昔の事を遠野家へ復讐のみを願っていたことを思い出していた。
志貴に逆恨みし、秋葉を傷つけて、琥珀を毎晩のように犯し続けていたときの事―――
「なぁ、琥珀。お前は俺を許してくれているのか?」 

四季×琥珀。少しパラレル入ったシリアス短編。
エクスィ様からのお預かり小説です。

WebComic月姫『学園編』[[完結]] (33908) (04-02-24 17:28)

志貴、シキ、有彦、さつきのちょっと外れた学園ドラマ。
人を外れてしまった彼らの忌むべき...しかし逃れられない非日常への姿勢、 そしてそんな彼らが一生懸命に平穏を演じつづける様を漫画にします。

第1部から第6部までに幕間を加えたトータル訳75頁。
実質内容量100頁超えているでしょう。
かなり好き勝手やった学園編ですがついに完結。
今までありがとうございました。

月夜下舞劇歌3 〜にじり寄る獣たち(前編)〜 (3251) (03-12-11 07:35)

「ネロ…カオス」
「久しぶりだな、人間」
 忘れもしないこの姿、この声。この男の名はネロ・カオス。混沌の名を持つ死徒である。
「お前は昔、俺とアルクェイドが殺したはず…」
「確かに私は貴様に一度殺された。しかし世界は私が思い描いていたものよりも大きく、広かった。私に酷似しており、同じように弱ったものがいた。私たちは魂と呼ばれるものを混ぜ合わせどうにか生き延びた。もっとも、存在するだけでろくに動くことはできなかったうえ、思考することもままならなかった。わたっ」
 何かがネロカオスの頭を吹き飛ばした。

投稿で送られてきたものを放置していました。すみません。
では

月下の約束 (3362) (04-01-25 15:19)

_http://www.geocities.jp/samurai_shura2000/  (archive)  (geolog) 作者:愚者
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 遠野志貴 琥珀

2003のCレヴォ33で、サークル『dead or die』さんの合同誌『月送り』に掲載させていただいたSSです。
深夜の見回り中、琥珀はベランダで独り寂しく佇む志貴を見付ける。気になった琥珀は、志貴に声を掛けるが…………
(文:愚者、代理登録:ばりっちょ)

壊刃/灰燼 (9458) (04-01-25 15:18)

箱庭にて、大事な人を大事に想い続ける志貴。
しかし箱庭は函として完結するはずもなく――。
「赤い鬼神」を踏まえた秋葉ノーマルエンド後の物語。
全九話、無事完結しました。

(文:蜻蛉と烏、代理登録:ばりっちょ)

また会う日まで (2331) (03-06-18 00:33)

_http://www.d9.dion.ne.jp/~hky123/  (archive)   作者:秋月修二
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 黒桐鮮花 浅上藤乃

秋月さんから頂きました藤乃SSです。

 それは穏やかに淡々と綴られている日常の一ページ。
「ねえ、藤乃って兄さんに逢ったことある?」
 紅茶を飲みながら、藤乃は自らの過去をたどる。
 これは何かが変わる、そのきっかけとなった話。 

時重ね (990) (03-06-17 00:14)

_http://www5d.biglobe.ne.jp/~sini/  (archive)   作者:秋月修二
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 乾一子 乾有彦


 素知らぬフリで私はカウントを続ける。
 誰も知らないことだ。何故なら、知る必要すらないことだから。
 自分勝手に作り上げた、私だけのルール。
 達することが目的でもない、幼過ぎる戯れ。

 一、二、三、四、五。

 飽きもせず、何度も繰り返し数を重ねる。連ねる。織り上げる。
 いつしかそれは高みへと。
 最後にすべき数は心得ている。
 だからそれまでに、何かしらの決着が欲しい。



 秋月さんより西奏亭への寄贈SSで、前に頂いた「人想い一思いする重さ」に
連なるお話になっています。併せてぜひお読みください。

魔法使いの夜 (6067) (03-06-17 22:42)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:秋月修二
月姫&歌月十夜>シリアス | 長編完結 先生

秋月さんからお預かりしました。
未公開作『魔法使いの夜』を登場人物とわずかな情報を頼りに描かれております。
全8話公開中です。

――――――――――――――――――――――――――――
 言ってしまえば、これは私一人でも充分どうにかし得る問題で、
 久遠寺 有珠の出番なんて本当は無いのだ。

 実際、彼女の手を借りずとも事態を切り抜けることは容易であるのだし、
 別に彼女に役割を与える必要は見当たらなかった。
 なのに彼女が何故ここにいないのか、そして何故彼女が働いているのか。
 その答えは簡単、止める前に飛び出して行ってしまったからである。

 私としては楽が出来るし、彼女が人払いをしてくれれば用心にはなるのだから、
 まあ別に構わない。
 それで当面の問題は解決するのだから。
 私はこれで解決するのが当たり前だと思っていた。アリスもそうだったと思う。
 
 ……しかし困ったことに。
 

 予想外というヤツは、どこにだってあるのよね―――。

路空会合終章 (8546) (03-07-09 14:09)

_http://www5f.biglobe.ne.jp/~retutuki/  (archive)   作者:烈風601型
月姫&歌月十夜>シリアス | 18禁 遠野志貴

遂に訪れた最期の時。
男には死の間際すら安寧は与えられないのか?
ただそれでも己らしく全てを受け入れようとした時現れたのは・・・

ある夢から始まる月姫本篇のアフターストーリー、いよいよ最終章です。
どうぞ最後までお楽しみ下さい。

AcrossTheNightmare (10318) (03-06-04 13:16)

シュラインでのタタリとの戦い、そこで形を取った姿は朱い月。血に狂う絶望の中で狂宴が始まる、悪夢のごとき――そしてシオンは志貴に襲いかかり、タタリと共に……そして、志貴の中の七夜が目覚める。