□ 黄昏色の約束 (930) (02-08-03 11:14)
瑞香さんよりいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・17作目です。
「……どうしたんですか?」
柔らかい微笑みのまま、秋隆はいう。
俯いて覗き込んでくるその柔和な笑顔が織は大好きだった。
やさしく見守るような視線。
ほんのりと浮かんだほにかむような笑み。
柔らかなまなじり。
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瑞香さんよりいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・17作目です。
「……どうしたんですか?」
柔らかい微笑みのまま、秋隆はいう。
俯いて覗き込んでくるその柔和な笑顔が織は大好きだった。
やさしく見守るような視線。
ほんのりと浮かんだほにかむような笑み。
柔らかなまなじり。
「……おまえの心配性は死んでも、治りそうにないな……」
「良いんだ。心配させてくれよ。君の事なんだから」
「……バカ」
空(から)を空(そら)と読んだ多くの方々へ捧ぐ、
もう一つの―――見解。
カラではない空の境界――――
一週間少々遅れての完結です!!
「秋隆祭り」参加作品・14作目です。
私は日がな一日、幹也の寝顔を眺めている。
原因をつくった式には、「顔を出したら殺す」と言ってやった。
だから、本当にこの病室には、幹也と私の二人きり。
だった。はず、だったのに。
須啓さんよりいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・12作目です。
「うん、誕生日はまあいいとしてさ。秋隆さんの名字って、何?」
そうなのだ。もう秋隆さんと知己を得て、随分経とうというのに、僕はいまだ彼の姓すら知らないのだ。
我ながら、随分と失礼な話だと痛感している。
『そんなことも知らないのか、幹也』という式の呆れた返答を覚悟しいたのだけど・・・
当の式はあっさりと首を横に振った。
「知らない」
しにをさんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・10作目です。
でも、先程のあなたのお話を伺って、まあ似たような世界もあるものだなと
安堵しましたよ。
ああ、酒の席だけの夢幻のお話でしたね
蓮内さんよりいただきました。
「秋隆祭り」参加作品・8作目です。
「おはようございます、黒桐様」
開けたドアを1度、勢い良く閉めてから、もう1度開ける。やっぱり、居た。
「何をしてるんだ、一体」
「・・・いや、何でも・・・」
蓮内さんよりいただきました。
「秋隆祭り」参加作品7作目です。
「黒桐様。そう言う訳で、私は貴方様を式様から奪う事になりました」
「・・・はい?」
月詠さんからいただきました。
「秋隆祭り」参加作品6作目です。
「では、楽しみに待っておりますので。
ごきげんよう」
にこりと笑って
帽子を被りながら秋隆さんはマントを翻して窓から去って行く。
KJokerさんよりいただきました。
「秋隆祭り」参加作品5作目です。
「オレが気配を感じなかったのか・・・?何てことだ。」
「申し訳ありません。使用人ともあろうものが出すぎた真似を致しました。」
「出すぎたどころか出なさ過ぎだから驚いたんだけど・・・ところで何してたんだお前?」
た〜ゆ〜さんから投稿いただきました。
「秋隆祭り」参加作品です。
「秋隆、最近式の姿が見えないが・・・・・・」
「ご当主さま。実は最近お姿をお消しになられまして。現在忍を使って捜索中でございます」
「・・・・・・むぅ。そうか、では見つけ次第迎えに行って来い。式を護るために貴様を傍に付けているのだからな、その事を重々心得よ」
「・・・分かりました」
「おい、黒桐。私はまだ何もしていないぞ」
――――いや、『まだ』って。本当に殺す気だったんですね、橙子さん。
最後に、そんなくだらないことを思って、机に突っ伏したとき。
扉から入ってきた式の姿が、見えた気が、した。
「式乳祭り」SS第26弾です。
「標準派SS」第10弾となっております!
安田有馬さんよりご投稿いただきました。
諸般の理由により、祭り終了後の公開になってしまいました。
――――――――――――――――
そんな危機感に煽られた私は急いで事務所のドアへと向かう。しかし・・・
「あっ・・・・うわっ、・・・全然うまくいかねー・・・よっと・・・」
「駄目駄目。落ち着いて。もっと優しく扱ってよ。」
・・・・・・何やってやがるぅっ!!!!!!あのアマぁ!
普段は男装の麗人といった感じの式がなぜ二人きりの部屋で甘い声をだしているのかっ!
怒りのあまり私は歯軋りをしながらドアを睨みつけた。
今私に話し掛ける奴は瞬殺だ。
四季と織。
空と月との物語を見守った二人の傍観者。
同じ生来の殺人鬼、そして質を異にする殺人衝動。
世界と世界が繋がるところ、すべてが終わったいつかの時。
―――――アーエンネルベで二人は出会う。
PUNPKINGに瑞香様から寄贈されました。
『写真とネガと栗羊羹。それと、』
最終話です。
ああ、長かったんだか、短かったんだか…。
今日語るのは、もっと別の人の話。
きっと、みんな予想は付いていたと思うけど。
「式乳祭り」SS第21弾です。
「標準派SS」第7弾となっております!
瑞香さまにご投稿いただきました!
―――――――――――――――――――
ようは両儀式は女だということ。
俺は男だが、体は女。もちろん主人格も女だから、問題ないといえばそうだ。
ああ確かに問題はない。
しかし――やはり俺はげんなりしていた。
囚われの姫の逆バージョンです。
いや、攫われた人と助けに行く人が逆ということで。
3万Hit記念に春日さんよりご寄贈いただきました!!
「頂きもの部屋」に展示しています。
―――――――――――――――――――――
「なんだこれ?」
邪魔な鎧を脱いで、その表紙をめくる。
そこには、「囚われの姫(?)」と書かれていて、
「主演/勇者・両儀式
姫(?)・黒桐幹也
その他」
と、書かれていた。
「式乳祭り」SS第13弾です。
「標準派SS」第5弾となっております!
―――――――――――――――――――――
それにまあ―――。
黒桐も、砂の方が掘るのが楽でいいだろうと思ってね」
―――なにか、不吉な言葉が聞こえた気がしたけど。
「掘るって、何をだ」
聞かなくていい、式。
「ふむ。黒桐も聞きたいか?」
「いえ、いいです。僕は、聞きたくないです」
耳を閉ざす僕の手を引き剥がしながら橙子さんは、嬉々としてささやいた。
「知っているか、黒桐。
捕虜に自分の墓穴を掘らせることは、結構あったようだぞ。ナチスとか」
「ああ! 聞きたくない聞きたくない聞こえない―――!!」
「式乳祭り」第13弾SSです!
「手のひら派」SS第3弾となっております!
蓮内さまからご投稿いただきました!
――――――――――――――――――――――
「兄さん。海に行きましょう」
「え?」
ある日、事務所に私が顔を出すと、兄さんの肌が健康的な色になっていました。
師匠も。あの、式でさえも。問い詰めてみると、3人で仲良く海に行ったとか。
私を置いて。3人で。
私を置いて。3人で。
「式乳祭り」第12弾SSです!
「手のひら派」SS第二弾となっております!
蓮内さまからご投稿いただきました!
―――――――――――――――――――――
給料の出ない理由を知って、機嫌を悪くした黒桐を、少しでも楽しませようと思ってした『海に行くぞ発言』だったのに。却下されてしまった。電話を切ったのを確かめてから、もう1度トライしてみるか・・・。
「黒桐、海・・・」
「仕事して下さい。展覧会も控えてるんだし。いや、それよりむしろ給料をください。餓死しますよ、いいかげん」
やっぱり、なびかないか。こうなったら、奥の手を使ってみようか。
「式も一緒だぞ」
「・・・え・・・?」
「式乳祭り」第9弾SSです!
「標準派」SSとなっております!
た〜ゆ〜さまからご投稿いただきました!
――――――――――――――――――――
僕は、今まさに秘密の扉をひらく―――――
「えっ!?」
そこには、彼女の下着しかなかった。
いや、それはそれでイイんだけど!
って目的が違う。
なぜ、彼女のブラジャーは無いんだ。
そこで、俺はその理由に気付く。
そして、なぜ橙子さんが胸のデータを取れなかったのかも。
それは―――
「よぉ、黒桐。人んちの洗濯機の前で何してんだ?」
「式乳祭り」第7弾SSです!!
「標準派」SSとなっております!
―――――――――――――
「あの、両儀さん? その、少し落ち着いて―――」
「浅上」
彼女を落ちつかせようとした私の言葉は、強烈な意志のこもった言葉で遮られた。
「俺は勝たないといけないんだ」
・・・一体、鮮花といい、両儀式といい。なんの勝負をするつもりなんだろう。
注。登場人物や話の傾向の項目を変更しただけです。内容に
変化はありません。
遠野家で行われていた楽しいトランプ会。しかし琥珀さんの
一言で志貴をめぐる争いに。
一体志貴の人権はどうなっているのか。そんなお話です。
その他に空の境界ssなどがあります。一応ギャグというか
パロディです。お暇な方はよろしければ是非。
「式乳祭り」第四弾SSとなっております!!
「巨乳派SS」第二弾!!
しゅらさまよりご投稿いただきました!!
―――――――――――――――――――――――――
「――おおっと」
僕はわざとバランスを崩して式にもたれかかる。
「……っ」
式は僕を胸のあたりで受け止めてくれた。
そのとき。
どうも、感触が硬かった。
式乳祭り第5弾SSです!
「標準派SS」第二弾となっております。
四季真さまからご投稿いただきました!!
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「気になりますね……」
「は……? 突然なんですか、橙子さん?――って、この前フリはどこかで見た気がするんですけど」
「それは既視感というものですよ黒桐君。それで、貴方は気にならないのですか?」
「なんか納得行かないけど……というか、何が気になるんです?」
「胸です、胸。乳、バスト」
単なる男女間の縺れによると見られた殺人事件の裏に
は不世出の人形師と呼ばれた『鬼島竹彦』の影が?
「バ・・バカな!人形、だと?これがか!ふざけるな鬼島!貴
様は何を造った!?」
携帯もITも無い昭和43年を舞台に燈子達は不条理な『怪奇』
の世界を駆け巡る・・・・
実験的クロスオーバーと思ってください。(笑
月姫SS投稿用掲示板からどうぞ。感想をお待ちしております。