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アサシン心の叫び
(2005)
(04-04-10 23:07)
暴風が渦巻く中、アサシンこと佐々木小次郎はかすかに口元を緩めていた。
眼下に見ゆるセイバーと呼ばれるに相応しき少女は不可視の剣を振るい、五尺の刀とさきほどまで切り結んでいた。
しかし、剣を不可視にする風の本質が鞘である事を見抜かれ、佐々木小次郎の秘剣である燕返しを目にし、ようやく封印を解く事を決意したのだ。
――こんな出だしですが、ギャグです。小次郎さんのイメージを完膚なきまでに破壊していますので、アサシンファンの方は見ない方が良いと思われます。
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花鳥風月
(8642)
(04-03-27 22:27)
アサシンの中編です。なるべく「燃え」を目指しました。
最終話『月を堕とす』を掲載しました。
コピーは
「仕えるべき主人を持たず、戦うべき敵も持たなかった天才剣士が蘇る。男の刃が、花を狩り、鳥を斬り、風を穿ち、月を堕とさんと閃いた」
(以下本文より)
だが、それでも十分だと思えた。死力を尽くして、全力を尽くして、その上で敗れたのだ。
なら、悔いるべきことなど何もない。
「ぐ」
体内から逆流してきた血液が口腔を満たした。その己の灼熱を飲み下す。まだ暴れている、踊り狂っている、おそらくは深紅であろう鮮血を宥めた。もう良い。もう、終わったのだ。
―――私は敗けたのだ。
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その道に悔いは無く
(1814)
(04-04-13 01:43)
Shelf >> F/ Days Over の中に並べてあります。
シリアス…というより滑稽かも。
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そんな経緯からデートを始め、食事の場所を選んでいた凛と士郎の二人だったが、その先を歩いていた異質な存在に気付いて足を止めた。どこの時代劇からやってきたのか、羽織に袴。だがその双眸、身のこなし、纏う雰囲気は――
もう誰かがやっていそうなギャグ連作シリーズ。
書くべし書くべし、って脳内から宇宙から電波その他もろもろを受信した作品です。止まってて申し訳ありませんでした。
全ルートED後、ヴァルハラ温泉街と言う名の楽屋裏です。
06/06/30 六日目、大宴会そのにのに
06/06/11 六日目、大宴会そのにのいち
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殺陣連鎖
(1492)
(04-07-17 14:49)
あの事件は誰によって成されたものだったのか。
その仮定と結果。
〜
仰いだ空は山頂で見たものより若干遠いが、さほど大差ない距離にある。宝石をばらまいた――とよく言うが、そのような豪奢なものに縁の無い彼には実感しがたい。しかし、美しいことは認めよう。確かに今宵の空は澄んでいる。
そのくせ、彼が立っている場所に立ち込めるのはむせ返るほどに甘い香り。
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雑多な4コマ
(16280)
(05-11-06 22:55)
ストーリー性のない雑多なFateパロディ4コマです。
6日、18本目「火事」(黒い影ネタ)
5日、17本目「日常」(キャスターネタ)
4日、16本目「車輪の下」(真アサシンネタ)
をアップしました。見逃してください。
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ROBOT MAN
(2207)
(06-10-01 20:09)
少し前の自分だったら、こんな思考を抱くことがまずありえなかったというのに。
このような余分な考えは切って捨てていたというのに。
ロボットのように。
血肉の破片まで冷徹な歯車で出来た機械のように。
だが、今の自分は切り捨てていたはずの思考に悩み、戸惑いを静かに覚えている。自分の内側からは螺旋や歯車とは異なる血液の循環によって生じる心音が聞こえている。それはかつての自分では聞こえなかったものだ。
自分は変わってしまったのだろうか。
自分は変わってしまったのだろう。
だとしたら、どうして変わってしまったのだろうか。
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無機質で無感動な葛木宗一郎について書いた短編SSです。
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月下三更の逢瀬
(3929)
(04-11-11 20:26)
「はぁはぁ……ま、待ってよ〜」
息を切らせて下から駆け上がってきた少女と、月を背にして門の前に佇む男。二人が自分以外のもう一人の相手の存在をその目で認識したのは、まさに同時だった。(本文より)
それは、風が運んだ悪戯か。
それとも、夜が定めた運命か。
山の上、月の下、剣士と少女は出会った。
冬の夜の、三夜限りの夢物語。
その逢瀬は、剣士に、少女に、果たして何をもたらす――。
小次郎×三枝さんという珍しい組み合わせの短編に挑戦してみました。
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花鳥風月
(4000)
(07-06-25 21:24)
「む、…………朝、か」
木漏れ日と鳥達の囀りに柳堂寺の門番、
佐々木小次郎はゆっくりと目を覚ます。
「…………奇妙だな。拙者が夜に寝るなどと」
心地よい朝の目覚め、その当たり前に不条理を感じる。
彼はキャスターによって呼び出された異色のサーヴァント。
小次郎が好きな方、ぜひ読んでみてください。
(注:トラぶる花札道中記の前の話しになっています)
Gift→猫之助のページ にあります。
ヒマ次郎シリーズ第七弾。
そんなにジャンプが好きか佐々木。
ギャグ。
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ウルトラフェイト
(4741)
(04-02-10 17:08)
そうです、あの真っ赤なシルエットこそ、我等がヒーロー『アーチャーセブン』ですっ!
あの・・・。怒んないでください。
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燕とヒュドラ
(11408)
(05-02-11 12:17)
「ふん――手品だよ。貴様の大道芸と同じだ」
「は、大道芸か。粋なことを言う」
(本文より)
短編というか掌編。
Fate随一のかっこつけキャラの一、二を争うこの二人、アサシンVSアーチャーの変則バトル。
執事さんシリーズではないので、ひすりーさんもやさぐれ士郎も出てきません。悪しからず、ご了承を!
美綴綾子と佐々木小次郎を中心とした聖杯戦争を描く長編です。
聖杯戦争に巻き込まれた綾子はサーヴァントと契約を結び、戦いの渦中に飛び込んでいく。
対峙するセイバーとバーサーカー。
宝石の魔力を自身の魔力に変換したセイバーは全力に近い力を取り戻しており、負傷したアサシンに代わりバーサーカーに挑む。
バーサーカーの持つスキルに対し勝機を見出せずセイバーには焦りが広がり、その焦りで生じた一瞬の隙から逆にバーサーカーの猛攻に晒される。
そんな状況下に綾子と士郎が姿を現した事で戦いは終局へと一気に加速していく。
The bow and the sword 第九話後編 バーサーカー編最終話を掲載
是非御一読ください
柳洞寺にて――
脳裏に幸せな妄想を描きいていたキャスターさんは、
その妄想を現実のものとするべくサーヴァントを召還する。
そして召還されたアサシンのサーヴァントは……
MARUさんより頂いた投稿作品です。
タイトルはそのいち、となっていますが、今のところは短編だそうです。
是非御一読ください。
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昼下がりの剣士
(2196)
(04-04-13 17:02)
地蔵企画参加作品です。祭り開催につき一度削除したのを再登録。
主催者の忌呪様に感謝を。
まったりとした昼下がりにセイバーを尾行するアサシン小次郎。
希代の剣士の背中で地蔵は静かに合掌する……。
キーワードは『スキル』です。
ギャグというよりほのぼのかもしれません。
よろしければご一読ください。
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乱れ雪月花
(6153)
(05-01-05 21:55)
それは、幸運という名の偶然か、運命という名の必然か
輪廻と聖杯が巡り合わせた刹那の奇跡
佐々木小次郎という男が存在した軌跡。誰にも語ることが出来なかった過去と現在を繋ぐ絆。
それは、儚くも美しい……ウタカタのような夢語り。
佐々木小次郎の逸話。三章、ここに完結。
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「剣鬼」
(2527)
(04-04-12 19:53)
『二度と昨夜のような失態は見せまい。シロウの眠りは、私が守る』
自らの根城よりはるばる柳洞寺までマスターをおびき出された上、アサシンに足留めされ何も出来なかった不覚。
アーチャーが居なければ、マスターは完全にキャスターの手に落ちていた。
あまつさえ、最後はそのアサシンに庇われ、見逃された。
独りになるとその屈辱はセイバーのはらわたを焦がした。
『成ろう事ならすぐにも雪辱したい』
勿論、セイバーはわきまえていた。それはサーヴァントには無駄で不要な、許されざる感情。
――それゆえ来訪者の気配はむしろ、願ってもなかった。
聖杯戦争延期という事態によって、休戦を余儀なくされたマスターとサーヴァント達。彼らの送る微妙な日常の物語。
ギャグのつもりなんですがむしろまったりとかほのぼのな話かもしれません。
1/セイバー編
2/ギル編
3/アサシン編
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赤紫
(3600)
(04-02-29 01:11)
月光の下、赤き騎士と紫の侍が対峙する。
始まるは、互いの存在を賭けての死合い。
凛ルート、アーチャーVSアサシンを自分なりにまとめてみました。
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夢の終わり/現の続き
(5729)
(06-09-11 01:52)
hollowラスト直前のアサシン達を書いてみました。終わるとしたら
こういう形になるのかな、というの自分なりに考えてみましたが
上手く形に出来ているかどうか;
暇な時にでもご覧頂ければ幸いです。
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六道遊化
(1000)
(04-04-12 00:18)
焦燥の念に駈られてもおかしくはない時に、男は悠然と心身を律していた。
僅かに瞳に憂愁を滲ませるのみで。
「我が事終わるか……」
呟く声は静かであった。
諦観の色を含み、それでもなお澄んでいた。
空を眺めていた視線を下げる。
己が腕を手を見つめる。
体を、足を見つめる。
佐々木小次郎という名を与えられた体を見つめる。
某企画用として書いたものですが、一時退避で自サイト掲載。
セイバールートでの主死亡後の姿を描いております。
とりあえずはまっとうに、書いています。
どう映るのかは別として……。
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剣士の残光
(2866)
(04-04-13 02:13)
その眼に映るのは境内と外とを区切る土壁が山肌を覆う闇に消えていく様。それから門脇に並べられた石の地蔵と、影として覆いかぶさってくる木々。ただそれだけ。
「こんばんは。あなた、誰かな?」
けれど大河は確信を持って闇の中へと呼びかけた。
その声が夜の帳へと吸い込まれ――
――そして、応じる様に闇の中より浮かび上がる一人の男。
藤ねぇと、アサシンと呼ばれた剣士との交流を描いた作品。
尚、このSSは地蔵企画に沿って書かれたものです。
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Fateマンガ
(28156)
(08-05-10 22:00)
Fateの脇役中心マンガ
5/10 頑張れ小次郎さん更新
3/17 今更ひな祭り漫画更新
「……」
電灯もまばらな、真っ暗な道を走る。本来なら、俺が全力を出しても不可能な、有り得ない速度で。タイムを計る余裕なんて無いが、百メートルを七秒切るくらいの速さではないだろうか。
いかに人通りが少ない深夜とは言え、こんな異常な連中が誰にも見咎められないのも、遠坂が姿隠しか何かの魔術を使っているんだろう。
つい、さっきの事を思い出す。
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本編では接触がない、アサシンと凛コンビのSS第14話です。
なかなか話が進みませんが、暇潰しになれば幸いです。