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夢見た先に (5476) (03-11-30 23:38)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:和音
空の境界>恋愛 | 短編読切 黒桐幹也 黒桐鮮花

和音さんからご寄稿頂いた空の境界SSです。

──────
「……で、僕の所に来たのかい?」
「ええ。折角だから、兄さんの部屋でも掃除しようかと思ったんですけど」
 私は兄である黒桐幹也のアパートに押しかけ、いや遊びに来ている。
 そう、これまでみたいに待っている必要はどこにもない。会いたいならこっち
から
乗り込んでしまえばいいんだ。
「そんなに散らかってないだろ?」
 幹也は戯けていった。

残留境界 /3 (3174) (03-12-10 23:26)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>シリアス | 長編連載中 空の境界全般 黒桐鮮花 浅上藤乃

痛覚残留後の藤乃を巡るお話です。
彼女の影で蠢く魔術師達は。

─────────

「いつか───、思い出せるのですか───?」
記憶も。
そして、痛み、さえも───?


「ええ。そうですね。
 無くしてしまったものは戻りはしませんが、
 忘れてしまったモノはいつか必ず返される。君が───」

玄霧先生は、とても穏やかに。
でも、とても哀しげに微笑んで。


───そして。頷いて。言った。





「───君が、それを───望みさえ、すれば」

DINNER TIME (8155) (03-10-12 00:01)

_http://www5f.biglobe.ne.jp/~joker13/  (archive)   作者:月詠
空の境界>ギャグ | 短編読切 空の境界全般 両儀式 黒桐鮮花


「式。そうやって食べるの、行儀悪いわよ。
も少し上品に食べなさいよ」

「うっさいよお前。
今から小姑気取りか?」

ぷっち〜〜〜〜ん。
キレタ
完全に今の一言でキレタ。

「誰が小姑ですかーーーー!!」

「お前」
さらりと言うな、この野郎。


ほのぼのらっきょSSです。
お気楽にお読み下さい。

ちょっとしたこと (2815) (03-09-19 00:38)

空の境界のショートショートです。
式が伽藍の堂にやってきて・・・

文中
「そう言えば幹也って猫に似てるな」
「は?」
今まで眠っていた(?)式が不意にそんなことを言った。

 初めての空の境界のみのSSです

月姫 学園編 第二部 〜ゆれるロザリオ〜 (8394) (03-07-29 11:14)

_http://www.geocities.co.jp/Playtown-Domino/7243/  (archive)  (geolog) 作者:紅夢
月姫&歌月十夜>その他 | クロスオーバー 遠野家 黒桐鮮花 浅上藤乃

すべては藤乃が経営者の一人として浅上女学院を訪れたときから始まった。
 藤乃と秋葉のそれぞれの危惧が交差し、積もっていく誤解とすれ違い。
 志貴は女装し、四季が笑い琥珀が微笑む。
 想いは交差し巡るがままに。

 SS漫画化計画のお返しで、横溝大輔さんのWEBCOMIC『月姫学園編 第二部』で描かれなかった箇所を補完するSSです。SS中にも横溝さんが書かれたふじのんやら志貴たん(笑)などの挿絵が入ってます。

1kb SS劇場 (38572) (08-04-01 00:17)

_http://moon.flier.jp/  (archive)   作者:Syunsuke
空の境界>その他 | 18禁 黒桐鮮花 短編連作

ちょうど1024バイトで超短編を書こうという試み。
登録は最新作の属性(キャラ等)です。(基本的に各話完結で、他とのつながりは希薄です)

29:禁断の夢(18禁) 掲載

―――――――――――――
25:そんなの、入りません
26:ちちカルチョ 追加編1(18禁)
27:その冷たき肌に(18禁)
28:見ないと判らない

孤独な色 (826) (03-07-21 00:39)

_http://www5d.biglobe.ne.jp/~sini/  (archive)   作者:のち
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 黒桐幹也 黒桐鮮花

 喪服。
 それは一種の独特の雰囲気を持つ服。
 だから、普段着と一線を画していてもおかしくはない。
 当然の事ながら、そんな服を見ている子どもはほとんどおらず、この一角に
は私と兄さんぐらいしか子どもはいなかった。
 子どもの目線というのは、大人の目線とは違う。
 高さが違うだけで、こんなにも印象が違うのかと疑うほどに。
 両親が離れている間、私たちは黒い服に囲まれて、ただそれを見上げていた。
 遠くから人の話し声や歩く音は聞こえていたけれど、まるで私たちだけがこ
の一角に閉じこめられたような錯覚を覚えていた。
 そう、この世界には私と兄さんしかいないような、そんな錯覚に。


 のちさんから西奏亭への頂き物です。
 独特の雰囲気、小さい頃の兄妹の姿を味わってください。
 *作者名間違い訂正いたしました。申し訳ありません。

また会う日まで (2331) (03-06-18 00:33)

_http://www.d9.dion.ne.jp/~hky123/  (archive)   作者:秋月修二
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 黒桐鮮花 浅上藤乃

秋月さんから頂きました藤乃SSです。

 それは穏やかに淡々と綴られている日常の一ページ。
「ねえ、藤乃って兄さんに逢ったことある?」
 紅茶を飲みながら、藤乃は自らの過去をたどる。
 これは何かが変わる、そのきっかけとなった話。 

反意綜合(裏表) (2802) (03-06-12 17:04)

伽藍の堂を訪れた鮮花は、そこに式しか居ないのを見つける。
 幹也に会えない腹いせに、鮮花は「あんた、やっぱり男なんでしょ?」などと以前の議論を蒸し返して絡み始め……

 ClockWork様の 両儀“色”祭 に参加したSS、「反意綜合」「反意綜合(裏)」をHTML上再編集したものです。元々視点違いで2バージョンでしたが、並べて表記しています。オマケだけは新しいものを追加。

空の月紹介SS 黒桐鮮花〜過ち〜 (1410) (03-05-31 21:20)

幹也と式の時間は動いている。
普通に比べれば酷くゆっくりではあるけれど、彼らの時間は確実に進んでいく。
黒桐鮮花は、今日も時計の針が進まない。
幹也と式の関係……。幹也の気持ちが揺るがないことを知っていても、それでも彼女は動けない。毎日を誤魔化すように、それでも彼女は幹也への愛を一人謳う。
幹也には、きっといえない。
だから彼は告げる。彼女の停滞を。彼女の過ちを……。

空の月>詳細>鮮花紹介SSへとお進みください。

未通女 (5826) (03-05-30 22:50)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:大崎瑞香
空の境界>その他 | 18禁 蒼崎橙子 黒桐鮮花

両儀“色”祭 投稿SS#29(ロスタイム突入中)
-----------
「鮮花、ひとつ重要な質問がある」

橙子師は眼鏡を外した昏い瞳で覗き込むように、しゃべりはじめた。

「はい、なんでしょうか、橙子師」

 やや緊張した趣で答え、どんな問いかけがくるのか少し緊張した。
 弟子入りしたからといってこの女性はやさしくしてくれることなんてない。弟子の能力が足りなければほっぽっておかれる。魔術とは身に刻むものだからこそ、自ら切磋琢磨しなければならないからな、と薄く笑って見捨てるような人なのだ――橙子師は。

「では尋ねよう。鮮花――貴女は処女か?」

「お・し・お・き」 (7557) (03-05-27 22:50)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:月詠
空の境界>恋愛 | 18禁 黒桐幹也 黒桐鮮花 浅上藤乃

両儀“色”祭 投稿SS#27(ロスタイム突入中)
-----------
「あの〜」

僕の情けない声が虚しく響く。
それでも自体は何も変わりは無しない。
仕方なく、もう一回呼んで見る。

「あの〜。鮮花さん?
コレは一体どう言う事でしょうか?」

鮮花調教伝 〜快楽残留〜 (6006) (03-05-25 23:27)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:へろ
空の境界>恋愛 | 18禁 黒桐鮮花 浅上藤乃

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#26

----------
声が、聞こえる。
何かを堪え、押し殺している声だ。
わたしこと、黒桐鮮花はその声で目が覚めた。
枕元に置いてあるデジタル時計は、日付が変わったばかりである事を示している。
声は続いている。
声の他に、ベット全体が軋んでいる音も聞こえている。
ふと、考える。
音はこの部屋……――――――黒桐鮮花と浅上藤乃の相部屋から聞こえている。

/反意綜合(裏) (2186) (03-05-21 22:41)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:Syunsuke
空の境界>恋愛 | 18禁 両儀式 黒桐鮮花

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#23

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昔、人間って生き物は今の二人分の体を持っていて、今よりずっと優れていたって伝説がある。
調子に乗りすぎて神の怒りを買い、全員二つの体に分けられて、男女になったそうだ。
だから、そうやって分けられた半身を人は捜し求めるんだって。
あるべき姿に戻ろうとするんだって。

鮮花開眼! 「おねえさまって呼んでもいいですか?」 女学院のいけない放課後 (1374) (03-05-20 22:45)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:You
空の境界>恋愛 | 黒桐鮮花

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#22

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「黒桐さん」
「え?ええ、何の話だったかしら」
クラスメイトから声をかけられ、我に返る。
「どうしたの?黒桐さん今日はなんだかうわの空よ」
そう、あの出会いの後。気になって仕方が無いのだ。

賭け (4157) (03-05-11 23:18)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:春日鈴音
空の境界>恋愛 | 18禁 蒼崎橙子 黒桐鮮花

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#19
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「賭け…ですか?」
 夕日が街の影に隠れようとしている夕方。橙子師はいきなりそんな事を言い出した。
「そうだ。賭けだ」
 季節は夏。梅雨明けの空気が開いた窓から流れ込んでくる。今夜も、暑くなりそうだった。
 私は橙子師の事務所へ「授業」を受けに来ていた。
「何についてです?」
 ちなみに、先ほどまで話していた内容は、とても賭けに応用できるような内容ではなかった。と言う事は、何か突発的な事なのだろう。
 橙子師はシャツの胸ポケットから煙草の箱を取り出し、一本銜えて火を付けた。
 煙が風に流されて空気に溶ける。
「黒桐と式がどこまで行ってるか」

百花繚乱 (3968) (03-05-09 22:49)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:月詠
空の境界>恋愛 | 18禁 両儀式 黒桐鮮花 浅上藤乃

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#18

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私の体の下で、式が暴れてる。
少しはおとなしくしなさいよ。
このバカ式。
この期に及んでまでジタバタしないでよ。
未だ式は私から逃げようと足掻いてる。
もう。
往生際が悪いわね。

『夜ニ彼ノ人ヲ想ウ』 (1114) (03-05-04 22:40)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:しにを
空の境界>恋愛 | 黒桐鮮花

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#13

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夜のベッドの中。
 微かな部屋の明かり。
 暗がりの中の僅かな光。

 思い浮かべる。
 光を。
 わたしのさして長くも無い人生で、優しく瞬いていたものを。
 わたしの兄さんを。
 そう、幹也の事を考える。

反意綜合 (1314) (03-04-24 23:08)

_http://coop-albatross.info/ClockworK/  (archive)   作者:Syunsuke
月姫&歌月十夜>その他 | 18禁 両儀式 黒桐鮮花

空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#4

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見詰めてくる双眸は混沌の渦への覗き穴のようで、思わずたじろいだ。
「教えてやろうか? オレが式なのか、織なのか」
 静かながらも確かな怒りの篭った声を、紅も引いていないのに朱い唇が発し、いきなり顔の位置を降ろした。
「オレは、おまえを犯したい」

アトラスの魔術師 (4768) (03-04-01 20:54)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:須啓
空の境界>シリアス | クロスオーバー 空の境界全般 シオン 黒桐鮮花

礼園学院を訪れたシオンのお話です。
以前のシオン来訪の続編的なお話ですが、直接はつながってなかったりします。

――――――――――――――――――――――――――――――――
今度は右斜め前を黙々と歩く少女の背中が視界に入った。
艶やかな長い黒髪が静かに揺れている。

彼女の名は黒桐鮮花。
マザー・リーズバイフェの紹介によれば、礼園学園随一の才媛ということだ。


紹介されたとき、秋葉に似ているな、と素直に思った。

届け、この想い (4397) (03-03-21 00:51)

_http://www5f.biglobe.ne.jp/~joker13/  (archive)   作者:月詠
月姫&歌月十夜>ギャグ | 黒桐幹也 黒桐鮮花 浅上藤乃

遅れに遅れてしまいましたが。

ホワイトデーSSです。

突然の電話。
あの場所で待ってる。

そう言われて私は一人そこで待ってる。

只あの人を、待ってる。

でもそこにはそれを快く思わない人が当然いて。

甘々で、ドタバタです。
お気楽にお読み下さい。

偶にはこんな日も (1916) (03-01-31 00:02)

_http://www5f.biglobe.ne.jp/~joker13/  (archive)   作者:月詠
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 短編読切 両儀式 黒桐鮮花

思いっ切り時季を外しましたが。
正月SSです。

「馬子にも衣装とはよく言ったものだな」
「う、うるさいわね。いいでしょ、別に」

町の中で出会った二人。

鮮花の姿を見て式がからかう。
ムキになって反応する鮮花。


ほのぼのSSです。
お気楽にお読み下さい。