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貴方の名前
(3310)
(04-01-21 00:55)
初めてこの世界に『連れ出した』時、私は彼女に『セブン』と名付けた。
それは便宜上かつ気紛れからのもので、簡潔極まる単語を申し訳程度にフランス語ではなく、英語にしただけのものだった。
それでも、長年そう呼んでいれば愛着も湧く。勿論、彼女自身に対しても。
……しかし、それはわたしだけだったらしい。
「――マスター。今日からわたしの事はセブンではなく、ななことお呼びくださいっ!」
『彼』の元から引き上げる際に言われた言葉。その内容に、私は思わず足を止めていた――。
久しぶりの、完全新作月姫SSですー。
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風邪引きシエル
(1776)
(02-11-12 23:57)
月姫キャラで萌えを追求するSSのお祭り「萌月祭」、
てぃーげるさんの作品です。
誰もが夢見て誰もが半ば諦めていた萌え萌えシエル。
風邪をひいて志貴に甘えたいシエルと、志貴とのほんわか
心温まるピュアストーリー(!?)
9/10
「登校編その2・午後の部」
9/28
「放課後編」アップ♪
作者も驚きの展開、晶ちゃん登場!
※作者は晶好きです
その他、これまでの話も若干修正
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アルクの疑問
(2436)
(01-10-20 04:42)
作者が思っている疑問を会話形式で制作
短い上にオチなしという、素晴らしい作品です(マテ
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「妹」&「被写体」
(1869)
(04-03-18 00:38)
通り過ぎる冷たい風のせいで息を白く吐き、肩を上下させながら、一所懸命
に歩いている。
意地っ張りな妹だから、合わせてくれなどと言うことはない。
黙って、不機嫌になりながら、顔を真っ赤にさせてついてくる。
それを見ずとも、俺にはわかる。
そんな秋葉の様子が。 (「妹」より)
秋葉を描いた二つのお話です。
短いですが、雰囲気が素晴らしくて、読み終わっての満足感があります。
西奏亭への頂き物です。
橙子さんの説明の通り、このコーヒー機は非常に時間がかかる。
一滴一滴、ぽつり、ぽつり、としたたり落ちるので、とても、もどかしい。
普段インスタントしか飲まない身としてはなおさらだ。
(〜「時を刻む」)
昨日、珍しく定時であがれると、俺はまっすぐ橙子さんの事務所へと向かっ
た。
刑事って言うものは時間がいつ開けられるかわからないものだから、ちょっ
とでも暇があれば、俺は必ず彼女の元へと行くことにしている。
幹也のやつなんかは、「元気だね」などとほざいているが、こういうのは一
にも二にもまず根気なのだ。
(〜「独り身」)
のちさんの書かれた「空の境界」秋巳大輔刑事のお話二編。
水出しコーヒー、猫という題材を使ってのお話です。
権兵衛党さんへの暑中見舞でしたが、西奏亭にて代理掲載しています。
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まあるい、ビー玉
(1413)
(03-08-07 01:18)
蒼香の差し出した緑色の硝子瓶を手に持つ。
ひんやりとした感触が涼しげで、何とも心地よい。
それをそのまま、口に付けて、中身を飲もうとする。
けれど、そこからは予想されたようなものは出てこない。
それどころか、水滴ひとつ落ちてこない。
どうなっているのかしら、と口を離してそれを眺めていると、硝子瓶を通し
て蒼香が笑っている顔が見えた。
のちさんから暑中見舞いとして、西奏亭に頂きました。
夏らしい一情景で涼んで下さいませ。
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天抜き・西奏亭風味
(1664)
(03-05-19 05:06)
サイトのトップページに更新の度に載せている「絵の無い4コマ漫画」
というかショートコントというか、そういったモノです。短いです。
……な「天抜き」の、のちさんからの頂き物Verです。
中のタイトルが「兄さんではなくて」「キスキス大好き!」「猫影」
等々になっていて、過去のしにを作品を題材としています。
一風変わった作品群です。ご堪能ください。
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家族
(2878)
(03-05-04 02:10)
「人がいない時に変な話をしようとするからですよー」
「むー」
「……」
琥珀を睨む秋葉と翡翠。
ふと、思いついたように秋葉が琥珀に向かい合った。
「それなら、もっと寂しいのは琥珀の方じゃないの?」
「え……」
「そうよね、あれだけ愛し合っている二人だもの。一時も離れたくないでしょ
うねえ」
「あ、あの……」
あからさまに動揺する琥珀。
それを見て人の悪い笑みを浮かべて秋葉はたたみかける。
のちさんより西奏亭への寄贈作品です。
琥珀さんシナリオの後のお話。
志貴がふらりと旅立ち、残されている秋葉、翡翠、琥珀のお茶会。
俎上に上がる志貴の事、琥珀の事……。
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扇風機と黒猫と
(2945)
(03-08-13 00:24)
朝食の片づけが終わって、部屋で一休み。
一番ほっとするこの時間。
だけど、少し暑くて、ぼんやりとしてしまいます。
こんな時は、これ。
これで涼しくなりましょう。
そんなことをひとりでぶつぶつ言いながら、スイッチを入れます。
するとゆっくりと羽根が回り始めて、涼しい風を送ってきます。
そうして風に髪をなびかせていると、窓から一匹の黒猫が入ってきました。
秋月 修二さんへの暑中見舞でしたが、西奏亭にて代理掲載しています。
扇風機とレンという組み合せで書かれていて、猫好きの方にお勧めです。
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色、混ざりて
(1877)
(04-04-06 04:37)
いつものように朝を起きると、琥珀が戸を叩く。
不思議なことに、琥珀は私が起きる時間を、予測出来るようなのだ。
ほとんど時間差無く、叩かれる音は、しかし、いつもよりも興奮気味だった。
「秋葉さま、外を見られましたか?」
そう、窓に映るのは、ちらほらと降り積もる雪。
比較的雪が多いこのあたりでも、こんなふうに積もるのは随分と久しぶりだ
ろう。
なにせ、昨夜はまったくと言っていいほどの快晴だったのだから。
雪の朝の遠野家の情景。
ちょっとした小道具を用いて、鮮やかに秋葉と志貴を描いています。
ぜひ味わってみて下さい。(西奏亭への頂きものです)
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Smoking
(2137)
(03-01-24 00:33)
丸い硝子製の器に煙草が剣山のように入っていた。
灰皿のついでに、たまっていた食器類を全て洗い、机の上を台ふきんで拭い
ていると、灰皿からこぼれたのか一本の吸い殻があった。
それを取ると、茶色の吸い口に、紅い、口紅がついていた。
志貴と一子との情景……、二人の距離感や漂う雰囲気を煙草という小道具を
使って巧く描かれています。一子さん好きはぜひどうぞ。
西奏亭の30万HIT記念として頂きました。
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日陰の夢
(1099)
(02-04-08 22:37)
「雪の降るところ」にはね〜〜さんから投稿していただいたSSです。
志貴とさつきのもしかしたらありえたかもしれない日常、ありえたかもしれない物語。
そして2人に迫る影・・・
前中後編、3話構成です。
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頑張れさっちん!!
(1235)
(02-05-11 23:21)
はね〜〜さんに投稿していただいたさっちんSSです。
某トーナメント、さっちんお疲れ様&残念でしたSS。
4/23に掲載していたものですが、追加忘れてました。(汗
不幸のあとには・・・
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「ずるい女?」
(2937)
(05-09-28 07:13)
彷徨える弓塚さつきの、空白の時間のお話。
室内から漏れる灯りが消え、間接照明に浮かぶその白い壁の洋館は、幽霊屋敷みたい。
でも、遠野君はここにいる。確かに。
あの窓の向こうに。
遠野君が帰って来てから、ずっと見張っていたから間違いない。
あの窓越しに見えた、遠野君。
会いたいよ。
声を聞きたいよ。 もっとそばで見たいよ。
「――ストーカーだよね、これじゃ」
自嘲してつぶやくと、ますます情けなくなった。
レンちゃんだって、甘えたいときはあるのです。
歌月十夜発売前の作品ですので、そこを考慮に入れてご覧ください(笑)
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年のはじめの……
(3140)
(02-05-17 01:56)
騒がしい遠野家を離れ、七夜の隠里で正月を過ごす志貴と琥珀。
新年とともにキスをする二人だったが……
2002年お正月SSです。
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翡翠の幸せな一日
(3642)
(02-05-20 17:47)
志貴にお弁当を届けることになった翡翠。
はてさて、どうなる……?
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やくそく
(3940)
(03-02-19 23:56)
ひよりん様からの投稿ですほのぼの・・・かなぁ
「♪〜〜♪♪」
ああ、志貴が歩いてる。てくてく、てくてく歩いてる。
知ってる。「がっこう」にいくんだ。
いつでも一緒にいたいのにやさしい志貴は「がっこう」にはくるなっていう。
志貴は私のことを「ばかおんなー」とか「常識なしー」とかいっつも怒るけど、
怒った後はちゃんとやさしくあやまってくれる。
そんな志貴も大好き。
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勝利で得る物
(10647)
(04-04-01 10:56)
「硝子の月」10万HIT記念企画、「狂詩曲」参加作品。
「お兄ちゃんを取り戻せ!」
憎き遠野家にさらわれた志貴を取り戻すべく、決死の潜入を試みる都古。
しかしそこに立ちはだかったのは、乗り越えるにはあまりにも大きな壁であった……
「硝子の月」での連載作品「結婚協奏曲」の設定を使って書いていただいた創作品です。本編を補完する微笑ましいエピソード、お楽しみください。
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こんな季節の必需品
(1570)
(01-12-14 23:06)
季節は秋(冬の手前)です。
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ぬくもりを感じて…
(2543)
(01-12-14 23:03)
ぬくもりを感じながら 身を時に委ねる<BR> そんな あたたかい時間を・・・
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Fall Leaf
(1007)
(01-12-14 23:01)
目が覚めて アキを感じながら 同じ時を過ごす・・・
【このSSができるまで】
過去の教育現場ではスカートめくりが一般的にも黙認(?)されており、クラスに一人はいるお調子者のエロ男子の悪の手から身を守るために女生徒は制服のスカートの下にブルマを履いていた。しかし男子にしてみればスカートをめくる目的は中身より女子の反応なので、スカートめくりは一向になくならない。むしろ時代の流れは翻ったスカートから姿を覗かせるブルマを見ることに取って変わられた。いわゆる「ブルチラ」である。
ひょんなことからブルチラの存在を知ったKは、既に過去の遺産となってしまっていた偉大な文化を世代の違いから経験できなかったことを心底悔やむ。そこへPが現れ、自分がブルチラ世代であることを告白する。理不尽を感じたKはPに「それならブルチラSS書けよウワァァァン!」と脅迫もとい要求する。律儀なPはKの立場に同情し、ガタガタ震えながらブルチラSSを執筆するのであった。
『秋葉でブルチラ』。そんな話。
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お弁当をデリバー
(1953)
(01-12-21 09:53)
オチがないです。
むしろ琥珀さんです。