□ 忘却消音 (3667) (04-07-02 00:32)
魔術師達の切ないラブストーリー。
ロンドンの中心で愛を叫ぶ。
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魔術師達の切ないラブストーリー。
ロンドンの中心で愛を叫ぶ。
記念リクエストその1の幹式SSです。
(以下抜粋)
南向きの窓から入ってくる日光が、じりじりと床を焼いている。
今にも壊れそうな音を立てながら回る扇風機が送ってくる風は生ぬるく、役に立っているとは言い難かった。
「あつい…」
「なら、くっつかなきゃ良いのに」
「藤乃ちゃん、舌を伸ばしてみて」
幹也さんの言葉。
唐突と言えば唐突。
いつもなら、何かを言われようと、幹也さんの言葉にならすぐに反応する。
けれど、今はちょっと戸惑ってしまった。
……幹也×藤乃前提のお話となっています。ご承知おきを。
手も握らないお話ですが、18禁っぽいの嫌いな方もスルーを。
「弱い人は嫌いです」
彼女はこう、ハッキリと僕に拒絶を告げた。
空の境界初SSです。
かなり短めな、白純メインのお話です。
「私がやるってば」
「だからさ、何でそんなにムキになるんだよ」
……どうして、こんなことになったんだっけ。
秋月さんから、開設祝いに頂きました。
ほのぼのとした雰囲気をどうぞ。クスリと笑え。
目が覚めると両儀はもう部屋に居なかった。
部屋の数少ない調度品も兼ねている時計に目をやる。
巴くんを使った2kb程度の小ネタを蔵出し。
軽くサラッとどーぞ。
最近橙子さんがスピード狂であることが判明したため、「それじゃあとりあえず走らせて見るか」という衝動に駆られて書いてみました。
橙子さんに振り回される幹也君の悲劇です(笑)
白純 里緒が覚醒した直後のお話です。
荒耶 宗蓮が覚醒させた一人目の崩れていく日常を他のキャラと絡めて描いてみました。
講談社ノベルス購入の記念に書き上げた、かなり短い短編です。
ほら、どんな三文芝居だって、
―――異常者が現れるのは夜の昏い闇の中じゃないか。
硝子の月10万HIT記念企画「狂詩曲」参加作品
遠野家とやらの結婚式に、兄の幹也が出るという。それも、よりによって式の婚約者として。
式は嫌いじゃない。しかし幹也の恋人になるのは自分でなければならない!
焦燥する鮮花は、友人である藤乃を巻き込んである計画を――
ラスターさんより投稿いただきました「狂詩曲」のトリをつとめる作品です。禁忌に燃えるお嬢様の未来は、果たしてどちらをむいているのでしょうか。ご照覧あれ。
しにをさまからAcidRainにご寄稿いただきました。
蒼崎橙子は、ふと今の自分を見つめる。そんなお話です。
―――――――――
けれど、そうなるまでは、仮寓ではあっても私の住まう唯一の場所である。
そうはっきりと認識している。
きちんと両の足で踏みしめている。
ここは蒼崎橙子の居るべき場所だ。
しかしだ。
しかし、この状況は何なのだろう?
鮮花の淹れた紅茶を、かなりぬるまったそれを啜りながら、そんな疑問に首を捻っていた。視線を巡らせれば、デスクには黒桐が、その傍には式がいる。
しにをさまから、AcidRainにご寄稿いただきました。
式と幹也のある日の風景です。
―――――――――
誰に訊いても、オレが幹也を責めるのは正しいと言うだろう。
いや、たとえ誰もが首を横に振っても同じ。
オレと幹也の間では、一方的な罪人は明らか。
なのに、なんで口から出る声は、それほど怒っていないんだろう。
その悪い奴に対して、小さく声にして責めているだけなんだろう。
――藤乃ちゃんは、感覚を取り戻している。
詳しい経緯は知らないが、藤乃ちゃんが望み、橙子さんがそれに応えた、ということらしい。
須らく、望みは果たされた。
***
秋月 修二さんからお預かりしました。
幹也が藤乃を恋人として選んだのなら、という前提に立っています。その点で本編に準じてはおりません。
深夜のプールに、二人……
自分が初めて書いたSSです。
初めて書いた主人公が黄路とはw
とりあえず中身は空の境界の「忘却録音」のプロローグです。
瑞香さまから、AcidRainにご寄稿いただきました。
ほのぼのバカップルな二人をお楽しみください。
―――――――――
僕はかなり神妙な顔つきだったと思う。
今考えてみれば、はっきりしないことが多い。それだけ気張っていたんだと思う。
喉はカラカラでひりついていたし、なにより彼女を目の前にして、僕は動転していたのだと思う。まず話題をふって、それから感触をさぐって、そして切り出そうと色々画策していたのに、すべてオジャン。
彼女を目の前にした途端、僕は唐突に口にしていた。
「し、式……結婚しよう」
秋月さんから、AcidRainにご寄稿いただきました。
式と幹也の日常のワンシーン。
―――――――――
「式も、音楽聞いてみれば? 気に入るかもしれないよ?」
科白と行動に、何の関係があるのかを問いたくなる。息がかかるほどの距離、卑怯者。何だってこんなに落ち着いてしまう。幹也なら何かしてきそうなことくらい、解りきっているはずなのに。
「オレは、あんまり興味無い」
「モノは試しだよ。気が向いたら、聞いてみるのもいいんじゃないかな」
「硝子の月」10万HIT記念企画「狂詩曲」参加作品。
退魔四家が一つ、両儀家。かの家の目指す対極への道を指し示した妹、式の姿を見て兄は思う。自らのとるべき道を。
そして、彼は刀を手にする。血に汚れるのは自分だけでいい、そう自らに言い聞かせて……
「硝子の月」連載作品「結婚協奏曲」の設定を使って書いていただいた創作作品です。
本編にて名前の明かされることの無かった式の兄、ラスターさんの独自の解釈、ご堪能くださいませ。
のちさんから、AcidRainにご寄稿いただきました。
空の境界ショートSSです。
―――――――――
ほんの少しの、誰も気が付かないような、小さな変化。
けれど、それは、確かに、染みこむような変化だった。
何時も通りの時間に会社と言うか事務所に来た僕の目の前には。
何故か不可思議な物が一つ鎮座していた。
「お早う、黒桐」
「お早う御座います橙子さん」
普段通りの挨拶を交わす。
(本文より抜粋)
久し振りのらっきょSSとなります。
短編ですのでお気楽にお読み下さい。
ごちゃまぜなのでバラエティボックスと命名。
没集だとなんだか見た目が汚いので、こちらのタイトルにしました。
少しずつアップしていく予定です。
#09 溜め息(03/04.2004)
#11 とびきり最高の三杯を“彼女”に(02/13.2004)(ヴァレンタイン)
#07 血のつながり(02/09.2004)
#06 セクハラ (02/01.2004)
#04 ――塗って (01/22.2004)(15禁/やや性的)
うちのサイトが2周年を迎えました。
という訳で、それに引っ掛けた空の境界SSをアップしました。
トップ絵から特設ページへ飛んで下さい。
「黒桐君、知ってる?」
それは、突然の告知。橙子さんは、コーヒーを飲みながら新聞の記事を思い出したかのように僕に言った。
「2周年、らしいわよ」
「・・・・・・え?」
「2周年、らしいわ」
橙子さん、黒桐クン、式、鮮花の4人の出ているまったりSSです。
それを見て、既に答えは不要となったのだろう。鮮花の返答を待たずに、橙
子は次なる導火線に火をつけた。それも、複数に枝分かれする線に。
「式はもう、黒桐に渡したぞ」
「えッ」
「なッ」
鮮花だけでなく、ソファーの方からも、絶句したような声が聞こえた。
我関せずとソファーに寝そべっていた式が身を起こす。
唐突に名前を出されたと言うだけでなく、珍しくも、動揺や狼狽の色が浮か
んでいる。
鮮花もまた、驚愕の表情で、固まっている。
それを楽しそうに眺める橙子。
バレンタインデーSS二つ目です。
幹也を除く三人でぐだぐだやっているだけですが、一応、鮮花主役。
みんながFateで盛り上がってる中ひっそりと更新。
仕事がないという言葉には二つの意味がある。
一つは、やるべき仕事が見つからないと言うこと。
もう一つは、お休みと言うこと。
今日は日曜日で、仕事は休みだった。
幹也と式のほのぼのしりーず(予定)。
空の境界SSを頂きました。
内容は、ギャグ……というよりコメディみたいです。
ShortStoryに掲載されていますので、ご覧ください。
遠野志貴を地獄に叩き落した【週間ぼくのお姉ちゃん】。しかし、地獄に落ちたのは一人だけではなかった!
「依頼された内容は【週間ぼくのお姉ちゃん】シリーズの半ズボン少年だ」
「ぐぁーっ!!断る!断りますーっ!!」
そこから始まる犠牲者・黒桐幹也の不幸。
**前日アップしました【週間ぼくのお姉ちゃん】裏話的な短編ギャグです。よろしければどうぞ。