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ワールドカップ(?) (1196) (02-06-30 20:32)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:tuna
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 両儀式

「式乳祭り」SS第24弾です。
「標準派SS」第8弾となっております!
tunaさまにご投稿いただきました!

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「ところで式、ワールドカップって
どんなイベントか知っているか?」

無視だ、無視。サッカーなんぞに興味はない。
橙子の戯言にも当然興味はない。

壁に身をもたせて、眼を閉じる。
実況の音声と、時折混ざる、幹也の「ぉおっ」
とか、「そこだっ」という歓声に耳を傾けていれば
橙子の戯言もただの環境音に成り下がる。

ただ、確かに「幹也が興味を持っていること」には
興味があった。ただそれだけだ。


「式、一言で言えば、ワールドカップは乳だ」

Daydream believer (904) (02-06-30 20:29)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:四季真
月姫&歌月十夜>ギャグ | 両儀式

「式乳祭り」SS第23弾です。
「貧乳派SS」第6弾となっております!
四季真さまにご投稿いただきました!

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その生まれたままの身体を見下ろし、思わず感嘆の吐息を漏らしてしまった。
 男女の身体はこうも違うものなのかということに、知識として知ってはいたものの、改めて驚いてしまった。それは感動というものに近いものかもしれない。
 それなのに。
 ――なぜだろう。どこか違和感を覚えてしまった。

メイド乱舞と女の子(後編) (2836) (02-06-29 21:24)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:紅夢
月姫&歌月十夜>ギャグ | 両儀式

「式乳祭り」SS第22弾です。
「貧乳派SS」第5弾となっております!
霧刀紅夢さまにご投稿いただきました!
――――――――――――――――――――
「私の趣味などどうでも言いのです。このこととは関係ない……ことはありませんが、不利な情報は隠す権利があるのですから。そう、問題は幹也様が貧乳と巨乳のどちらが好きかというところに集約されるのです。それにあなた様はなんと応えましたか?」
「BかCって…」
「笑止」
 僕の言葉を遮って、豪と叫んだ。
 人に話させておいて、それはないだろうと思ったが、今の秋隆さんにはなにを言っても無駄だろう。

だから、これは秘密 (1584) (02-06-28 22:50)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:瑞香
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 両儀式 蒼崎橙子

「式乳祭り」SS第20弾です。
「標準派SS」第6弾となっております!
瑞香さまにご投稿いただきました!

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 くくくくく。
 まったくもう。
 なんて――。
 なんて――莫迦らしい。
 ついかぶりをふる。
 式はたしかに寝ていたとはいえ、もう二十歳のはず。
立派な成人で結婚さえできるというのに。
 やはり式といえども乙女、花も恥じらうお年頃ということか。

柔らかい光の下で (6904) (02-06-28 11:49)

_http://www.neko-uma.jp/  (archive)   作者:しにを
月姫&歌月十夜>恋愛 | 18禁 琥珀 翡翠

記念HITに頂きました。

「志貴と翡翠のラブラブなお話を是非。
翡翠が可愛い方がいいです。メイド服を着たままの方がいいです。
志貴の部屋で昼間っからちゅっとキスしたりしてそのまま……とかいいですね〜。」

というリクエストをさせていただいた結果です。

鏡像対話 (1156) (02-06-27 23:01)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:しにを
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 両儀式

「式乳祭り」SS第19弾です。
「貧乳派SS」第4弾となっております!
しにをさまにご投稿いただきました!

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考えてみれば、式が内面世界の大きな位置を占めているこの元同級生と過ご
した時間は、驚くほど少ない。
 だから、どれほど自分は幹也の事を知っていると言えるだろうと、時に式は
胡乱な心境になる事がある。
 乏しい情報量しか有していないのであれば、、自分が知る以外の彼を形成し
た時間について、口を挟むのは不遜であり、むしろ幹也を愚弄する行為ですら
あると、そう理性は語っていた。
 
 幹也が大きな胸に非常なこだわりを見せていたのだとしても。
 あるいは小さな胸に対する大きな嗜好を有していたとしても。

 それなのに幹也が大きい胸が好きだと知って鬱々と沈み込み、そして今は怒
りと後悔でぐるぐると頭をおかしくしている。
 自分でも何をやっているのかと、式は思う。

デイダイ (1699) (02-06-26 23:17)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:た〜ゆ〜
月姫&歌月十夜>ギャグ | 両儀式 黒桐幹也

「式乳祭り」SS第18弾です。
「変幻自在派SS」第3弾となっております!
た〜ゆ〜さまにご投稿いただきました!

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はっ、いかんいかん。
今は日記の読み返しの途中だ。
思い出すのを止めるのはかなりの労力を要したが、なんとか続きを読み続けた。
その後も暫くはかなりのイチャイチャぶりをあますところ無く書き綴ってある。
・・・・・・・・ん?
適当に捲りながら読み進めていると、一つ、変な文が現れた。

「何か、何かが違う気が、そんな気がする」

3月も後半の頃の日記の一文である。
一体これは何を意味しているのだろうか?

コクトー君の観察日記 (2307) (02-06-25 22:26)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:月詠
月姫&歌月十夜>ギャグ | 蒼崎橙子

「式乳祭り」SS第17弾です。
「巨乳派SS」第4弾となっております!
月詠さまにご投稿いただきました!

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橙子さんはうむと重々しく頷く。



ま、もうどうでもいいや。


「でだ。大体のデータは揃った。
後は細部のデータなのだが」


「?具体的には?」

「胸だ」



「二つじゃないですか?」
そう言った途端。


一気に空気が軋み、殺気が渦巻く。

聖母抱擁 (1761) (02-06-23 22:08)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:
月姫&歌月十夜>恋愛 | 両儀式

「式乳祭り」SS第16弾です。
「手のひら派SS」第4弾となっております!
真さまにご投稿いただきました!

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 履物を脱ぎ、彼の部屋に上がる。私の他には誰もいない。
 彼の部屋に入るのはこれが初めてではない。夕飯を作りに来てやったこともあるし、遅いからと泊まっていったこともある。
 けれど、何故だろう。その時とは確かに違う。何かが、何かがこの部屋には足りないのだ。

 そうか、幹也が足りないんだ。この部屋には幹也がいなくて、だからこんなに淋しく感じるのだ。

 膝をつく。胸に穴が開いたような冷たさがそっと広がる。
 私の中に少しずつ空隙が広がって、いつしかガランドウの人形になってしまいそうな嫌な錯覚。
 もちろんそれは気の迷いで、実際にそんなことはないのだと解ってはいる。
 けれど、そう思っても力が抜けていく体を止めることは出来なかった。

立待月夜(第7話) (5339) (02-06-23 15:07)

秋葉トゥルーED → 宵待閑話 → ひみつ(羽ピン:既公開) → 立待月夜 と続く、
秋葉シナリオに対する妄想具現化アフターストーリーです。

秋葉と志貴の狂おしいまでの愛の交歓。再び会う時は、きっと笑って会いたいと思っていたふたりの筈なのに……そんな作品です。
秋葉を愛する人は、全員に見ていただきたいSSです。

色々ありますが、30日のイベントにはナニカ用意したいと思います。

after 6 (1275) (02-06-22 01:02)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:た〜ゆ〜
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 両儀式

「式乳祭り」SS第15弾です。
「“両儀式モードで変幻自在”派SS」第2弾となっております!
Colorless Moonさまにご投稿いただきました!
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「海、ですか・・・」
僕は橙子さんの言葉にただ、それだけしか答えられなかった。
「そうだ、黒桐。社員旅行は海にしよう。伊豆のあたりでゆったりと一泊二日。どうだ?」
「はぁ」
状況が分からず、生返事を繰り返す。
「いやな、宿泊先は知人のツテがあるんだ。一度訪れたいと思っていたからな。
黒桐には給料の先送りを何回かしているし、たまには社員サービスをしてやろうと思ってるんだ」
「はぁ、なるほど」
合点はいった。
ただ、だからと言ってこれからはそういう事は無しにして欲しいと心の底から思った。

君の傍に (1604) (02-06-20 22:32)

_http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/7902/  (archive)  (geolog) 作者:四季真
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 両儀式

「式乳祭り」SS第14弾です。
「貧乳派SS」第3弾となっております!
四季真さまにご投稿いただきました!
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――結局。
 そのまま鮮花に押し切られ、詳しい事情を話す羽目になってしまった。
 僕は送受器を手にしたまま、茫然と立ち尽くしていた。
「鮮花――か?」
 声に振り向くと、いつの間に起きたのか、上体を起こしてこちらを見ている式の姿。ベッドの上で、シーツに身を包ませてこちらを見ている。
「うん――今から、こっちに来るって……どうしようか?」