■ ぽかぽかたいよう。イリヤのおひるね。 (3089) (04-03-13 23:40)
小さな小さな雪の妖精。
小さく小さくあくびをしました。
目をこすると朝日がまぶしい。
だからもう一度大きくあくび。
春は暖かい。
シロウも暖かい。
だからねむくなってもしかたがないのだ。
実験的作品。推敲の余地がありすぎてなんとも言えず。
いつも通りの朝。いつも通りの春の朝。
そんなお話。
ほのぼのとシリアス
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小さな小さな雪の妖精。
小さく小さくあくびをしました。
目をこすると朝日がまぶしい。
だからもう一度大きくあくび。
春は暖かい。
シロウも暖かい。
だからねむくなってもしかたがないのだ。
実験的作品。推敲の余地がありすぎてなんとも言えず。
いつも通りの朝。いつも通りの春の朝。
そんなお話。
ほのぼのとシリアス
第一話:祝福は絡みつき転じる(3/13)
第二話:誓約は縛りつけ奪う(3/22)
第三話:平穏は鈍らせ蝕む(4/5)
第四話:決断は歪み――――(4/18)
第五話:――――愚者は沈む(6/9)
今回の更新で、一応『unrecompensed world』は完結となります。
完結にあたり、今まで応援してきてくれた方々に一言だけ。
――――本当にありがとうございました
シロウは私を女の子として見ているらしい。
困ったこれではマスターを守れない。
・・・女の子じゃないか・・・
・・・
その言葉はある意味私には重い。
冒頭部分より抜粋。
セイバー編です。ルートもセイバールート。セイバーオンリーです。(ほぼ)
シロウがあまりにもセイバーを女の子として見続けるので
段々意識してしまうって話・・・なのか?
コピーは、
「衛宮士郎は帰ってこず、間桐桜は彼を待つ。孤独に震えた初夏、なくしたはず温もりを取り戻す。見上げれば、微笑む姉がそこにいた」
リクエスト内容
「桜ノーマルエンド後の凛と桜の日常」
(以下、本文より)
忘れていた夢を見る。
幼かった頃、まだ世界にある責任といういう責任から解放されていた無邪気な時代。太陽はいつも輝いていて、幼かった私が覚えていることと言えば、その眩しさと、自分よりも少しだけ大きな少女の、暖かだかった手の平の感触くらいだ。
その手が私の髪に触れて、何かをしていたことだけは覚えている。他の全て。何もかもを忘れても。
衛宮士郎とエミヤシロウ。
正義の味方になると誓った少年と、正義の味方になったがゆえに世界から裏切り続けられた騎士。
凛ルート最終決戦直前。
士郎に抱かれたあとの凛の独白。
えーと、短いです。
拙作「おねえちゃんの課外(加害)授業」セイバー視点による補完。
ですが、単独でお読み頂いても結構です。
タイガは普段の寝惚けた様子すら見せず、爽やかな顔で衛宮家の食卓についていた。昨夜の狂乱は何だったのかと問い詰めたい。
見慣れない純白の装束に身を包んで、すっきりと背を伸ばした姿勢も美しい。
「藤ねえ、卵落とすか?」
「――白身だけ頂戴」
せっかくシロウが気遣っているというのに、タイガがそっけない態度をとったのが気に触った。彼女に聞こえるようにはっきり言う。
「シロウ、黄身は私が美味しくいただきます」
タイガがいらないと言った生卵の黄身は、オカユにとてもよく合って美味しかった。
凛ED後の話になんとかアーチャーを書けないかと考えてみた話。
自分で紹介とか書くの苦手…
本文書き出しより
ーー
夢…
そうだ、俺は今夢を見ている。
夢の中で「コレは夢だ」と判断できる。 覚醒夢ってやつか。
まぁ、そんな薀蓄なくても、確実に夢だな。
なんせ
夢でも無ければ、今更アイツに会ったりなんかするもんか。
「今更、とはご挨拶だな。 衛宮士郎」
ーー
凛ルート後の後日談です。
慎二が士郎を呼び出したその理由は……
(3/14 ジャンルのキャラクター名に「間桐慎二」を入れました。内容は変更ありません)
――――――――――――――――――――――――――――
「ありがとう、慎二。それと、心配かけて、ごめん」
「気にするなよ。僕たちは親友だっただろう?」
「……明日にでも、遠坂と病院に行って来るよ」
それがいい、と笑いかける友人に別れを告げ、出口に向かう。
扉を開けたその姿がふとそこで立ち止まった。
「慎二。一つだけ、訂正させてもらえるか」
「なんだい?」
「親友だったんじゃない。俺とお前は親友だ。今までも、そしてこれからも」
死ぬ寸前に少女は祈った。
本当にそれは小さなこと。
――ああ、だったらそれは家族として。せめて俺だけでも肯定してやらなきゃいけない――
そのために、守る力が欲しかった。
剣を求め続けた、その終着点はきっと。
全てを殺す「死線の一」
桜(っぽい)ルートの最後でイリヤの願った願いは方法を失ったまま残り続け、そしてある『願い』と『システム』によりこの世界に現出する術を得た。
やっと見つけた小さな幸せは、どこに行くのか。
全てを守る戦いが、今始まる・・・。
・・・みたいな。
第十話あっぷ
「だから、俺だけは最後までイリヤの味方だ。イリヤが笑ってられるように守ってやる」
桜ルートBADエンド直後の桜と凛のお話です。
暗いお話ですので、苦手な方はご注意ください。
―――――――――
―――その答えに。
きっと、何かが終わったのだと知っていたから。
「いいえ。これはわたしの役目よ。貴方には譲ってあげられない」
私は、静かにその扉を開けた。
前編はほのぼのぽく。
後編はシリアスぽく。
ネタバレ有ですのでオールクリア後推奨です。
春の日のゆめと、それぞれの見解のはなし。
ちょっとした後日談が追加されています。
サイト作りました。
取り敢えずなんとか作って過去のSS置いただけですが、よろしければ覘いてやってください。
一応、続き物でございます。
主人公はアーチャーです
セイバーヒロインにするつもりですけど、いまだセイバー出てきておりません。
下手っぴな文章ですけど、読んでやってください。お願いします
カッ
魔法陣をひき召喚する。
聖杯戦争に勝ち残る為にはサーヴァントが必要だ。
そうサーヴァントを召喚することが参加の条件なのだ。
冒頭部分より抜粋。
メインはなんとランサー。
ランサーと真のマスター、バゼットの話をSSにしてみました。
なんか初めての男性キャラメインなんですけど・・・w。
ラベンダーの花言葉は「あなたを待っています」だそうです。
そんな彼女を私は好いている。それは、間違いない。
――間違いないのだ。
──ただ、彼の横にいるのは彼女であって、私ではない。
最近、それだけが私の心に影を落とす。
後半を公開しました。
これで、終了。
屋上の反対側に立つ男は、女の顔が半分まで仮面に覆われているのを見て軽口を叩く。
「美人に違いないと思うんだが」
「貴方ですか? 妨害したのは」
「いいや。邪魔する気なら完全に壊してるよ、オレならね」
***
深夜、ブラッドフォートの様子を見に訪れたライダーを、ランサーが襲う。
それぞれのマスターと趣味の合わない二人は、戯れに……
せっかくのSexyお姉さんなので、私はそっちを追及したいw
かなり久々の作品です、みなさまお元気でしょうか?
はてさて、今回は衛宮切嗣さんのお話し。
理想を追い求め、けれど果たせず。
より多くを救うために、誰かを殺すその矛盾。
嘆いて嘆いて、どうしようもなかった彼のお話。
どこかほの哀しく、そしてどこか虚しい・・・そんな物語。
しばしの間、お楽しみ頂ければ幸いです
「ボクはね、正義の味方になりたかったんだ・・・」
2007年7月、三年半ぶりに改訂。重要な台詞以外、全文改稿。エピソードの追加と削除、構成の変更、視点の変更などなど。
半分以上は新作です。
命に応えるように、月は翳った。暗い夜空に、ふたたび雪が舞った。魂なき亡骸と途方もない悲しみを覆い尽くすような、大粒のぼたん雪だった。
イリヤの話です。
当サイトの看板作品、凛goodend後の連作 Fate/In Britain の外伝です。
今回は過去と現在の綴れ織。hoolow準拠の作品です。
Fate/In Britain 外伝 ぼうれいのおきみやげ
「ああ、いい天気だな……」
冷房の効いた車内からみれば、異世界じゃないかと思うほどねっとりと暑い大気。シャツの下では早くも汗が噴き出している。けど、これこそが日本の夏って奴だ。
冬木の街は、倫敦に渡ってから二度目になる俺達の帰郷を、前回と同様にこれでもかというほど照りつける太陽で出迎えてくれていた。
「出てきなさい………アンタ、なんでしょ?」
逆に考えればいい。
そこまで大掛かりな魔術干渉をしなくても起こせる。
それは、本人の魔術でなく、武器によるもの。
バゼットは、叫ぶ。
【本文より】
「シロウリーナ」「HUMAN TOUCH」のF★Gがお届けする、
人気の無いシリーズシリアス系ノベル第二話。
作者の文章力のなさに気付いたのか、見向きもしてくれなくてもがんばって更新。
ドーセということで、「宵明星」のあの人を資料が何も無いのに捏造したりやりたい放題。
下手な独自よりタチが悪いと自覚しつつ続いてます。
感想は掲示板までお願いします。
今までの私ならば文句を言えず、打たれ続けただろう。
けれど、今は、否定する。
この呪われた運命を憎悪する。
けれど、何が出来よう。
私は―――
その時だった。
立ち尽くし、ただ宗一郎様を見つめていた私の、停止状態を破った闖入者。
雷の如き怒りの声。
罪を告げる言葉。
「キャスター―――貴様、主に手をかけたな……!!」
声に顔を動かすと、苛烈とも言える瞳が私を睨んでいた。
ああ、と瞬時に悟る。彼女が何を見たのか。彼女がどう認識したのか。
桜ルートにおけるキャスターのお話です。
あの場面を、キャスター視点で描いてみようといった趣旨になっています。
赤い外套の騎士。
主となった少女が眠った後、彼は何を思い、何を想いだしたのか。
その末に彼が蒼い槍兵と、己の願いと対峙した時、
冷たい廊下では何があったのか。
※本文より抜粋
…ならば、私がすべき事は一つ。できる事は一つ。
少女が、マスターが、凛が魔術師として動くのならば
私はサーヴァントとして動くだけだ。仮にこれ以上、この場に留まった所で
私が、弓兵がすべき事は何もない、全ては終わったのだ。
…唯一つ、私が成したいと願ったモノは失われたのだ。
4/3 リンク先を当HPに変更しました。
SS投稿掲示板様、掲載させて頂きありがとうございました。
セイバーTrueEnd後のお話です。(桜ルートクリア推奨)
イリヤの誕生パーティから始まる物語。
だけど、それは悲しいお話です。
皆が想像して、でも、そんなふうにはならないと良いと想っていた事を、形にしちゃった感じです。
ほのぼのを期待してしまうと、地雷になりかねませんのでご注意を。
ShortStoryに掲載されていますので、ご覧ください。
月光の下、赤き騎士と紫の侍が対峙する。
始まるは、互いの存在を賭けての死合い。
凛ルート、アーチャーVSアサシンを自分なりにまとめてみました。
裏切られ、死に逝く中で、彼は彼女のことを思い出す―――
言峰に奪われる前のランサーの話です。彼の前のマスター、バゼットさん(サイド・マテリアル参照の)とランサーのお話です。
リクエスト・コンセプトは「熱いランサー」。あまり熱くはなりませんでしたが、例によって原作補完のシリアスです。
(以下、本文より)
「バゼット」
「―――あ?」
急に飛び出した単語に眉を寄せるランサー。魔術師は今までの、いかにも「魔術師」らしい捻くれた笑みを抑え、ニコリと邪気なく微笑みかけた。
「バゼット・フラガ・マクレミッツ。覚えておくといい。それが、君のマスターの名前だ」