□ 『水面の月』 (5411) (04-08-04 21:10)
波打たない水面はまるで磨き上げられた鏡のように夜空を映していた。
真円の月。揺らぐことなく、すぐ手に届く距離に落ちた、月。
触れれば散ると知っていながら、手を伸ばしそうになる。
何を今更。そんな風に自分を嘲笑したくなる。
いつか、その月を手に入れてみせる。そう誓いながら、湖面を見続けた。
† † †
U.B.W.グッドエンド後の物語。『慕情』の続きです。
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波打たない水面はまるで磨き上げられた鏡のように夜空を映していた。
真円の月。揺らぐことなく、すぐ手に届く距離に落ちた、月。
触れれば散ると知っていながら、手を伸ばしそうになる。
何を今更。そんな風に自分を嘲笑したくなる。
いつか、その月を手に入れてみせる。そう誓いながら、湖面を見続けた。
† † †
U.B.W.グッドエンド後の物語。『慕情』の続きです。
「うぅ……いったぁ……」
頭が痛い。頭が重い。頭が熱い。さっきから、
脳に伝えられる刺激の大半は、そんな感覚だった
りする。
考えるまでもない。典型的な風邪の症状だ。
Fateエンディング後の、士郎と凛の物語です。
細々と書いてます。
第五章をアップしました。
暇潰しにでもなれば幸いです。
アチャ凛のSS。とりあえず本編シナリオ中の1シーン、みたいな感じで。
とりあえず全クリアしてアチャについてちゃんとわかってる人にしか
読ませられません。ネタバレ注意。
それは死。
なのにそれさえも二人は分かつことはできない。
それはエロス(生)とタナトス(死)が混じりあって
産み落とされる一瞬のヒュプノス(幻想)。
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すみません、前編のみです。
前作S.V.D.の残り半分です。
そろそろこのW.D.を出品した「魔術師の宴」から3ヶ月経ち、ちょうどいい時期でもあるので「お蔵出し」です。
ストーリーはUBWのトゥルーED√後のお話。
凛&シロウのお話になってます。
タイトルは意味無しです(爆
セイバーにだけグッドエンドがないのが納得いかなかったので書いたものです。戻ったあとのラブラブ話と言うよりは戻るまでの過程を書いたものです。
短いのでぜひ読みに来てみてください。
私はというと、今日は早速シロウの所にお邪魔すると決めていた。昨晩の飲み会で、凛が零した愚痴を確かめてみたかったからである。
曰く、
『拘らないのなら、最初からあんなこと言わなくたって良いじゃない』
『わたしだって、心の準備ってものは必要なのに』
『ああもう、士郎の馬鹿っ』
ということだった。触れるなと言いつつも、ある程度は喋らないと、気が済まなかったのかもしれない。
凛と士郎との行き違い、それを心配するセイバー。そして……。
実力派の秋月さんの作品お楽しみください。(西奏亭への頂き物です)
士郎くん、凛ちゃんに想いを打ち明ける。
『magician's room』で開催中の他力本願寺?へ投稿したSSです。
自室の片づけをしていたはずなのに、とふと士郎は思った。
しかしそんな他愛もない思考もすぐに快楽の波間に沈んでしまう。
床にひいた蒲団と宿題のレポートときちんとたたまれた寝間着と、
そして――――大河がいた。
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おひさしぶりです。復帰です。
ええっとおひさしぶりなのが、こういうので、すみません(汗)
帰りの遅い先輩
突然降り始めた雨
募る不安、そして恐怖
――先輩がいないと、私はこんなにも……弱い――
セイバールートtrueEDの十年後を想定した物語。勿論・・・弓凛です。
今回の物語は十年後の聖杯戦争。アインツベルンで別れる前に弓と凛が済んじゃってる事を前提。凛は冬木の聖杯戦争に再び参加するにあたりアーチャーを召喚する。
凛に、アーチャーとの子供がいてもいいと思う方のみお読みください。
原作ファンから見たら相当に捏造&補完ってるので注意です。
>>>8/10 移転しました
>>>2章台詞抜粋
「凛、私は働けないのだが」
「あんたがいなくてどれだけ苦労したと思ってるのよ・・・」
「お父さんはどこの英霊なんですか?」
自然に、言葉が出た。
そして、機嫌が良い時の素直な凛に言うような、気分であった。
「先輩……えみやせんぱい……ふぅ、あ、ああ……」
「桜……」
「だから私を可愛がってください、先輩が求めるんなら何でも出来ます、なんでも――」
「先輩……だって、私先輩のために……なんでもできるんです。先輩を受け止められるのは、受け止めて良いのは私だけなんです。だから先輩も我慢しないでください……」
――先輩も我慢しないでください
桜18禁SS、Moongazer400万Hit記念です。
セイバー十八禁企画『裏剣祭』参加作品
凛とセイバーと士郎との生活、セイバーの悩みは、士郎の房事の単調さであった。そこで……
ぬるま湯のように彼の中に浸る日常。
どうも、ここ最近は目まぐるしすぎて彼に深く染み付いてしまったようだ。
こういう日常も悪くない。
悪くないが。
もう少し愛されてもいいのではないか、とも彼女は思う。
だって、彼と彼女は恋人同士なのだから。
「士郎。まだ終わりじゃないですよ。私は、まだ満腹にはなっていないのですから」
その妖艶な笑みに、背筋がゾクゾクと感じてしまう。
まるで蜘蛛の巣に捕らわれたちょうの様に。
言葉を発することが出来ずただ息を呑むだけの俺を無視して、キャスターは指で優しく胸板をなぞっていく。
キャスターさんがもし士朗のサーヴァントだったら…。
そんなIFで作成したキャスタールートSSです。
でも何故か、18禁。
エロくてカワイイキャスターさんを書こうと四苦八苦しました。
今回は、早めの更新です。
次回もこれぐらい早いと良いなぁ〜(爆
――それは多分、憧憬、という言葉が一番似合ったのではないだろうか。
† † †
U.B.W.グッドエンド後の物語。
セイバー純愛系18禁SS。
士郎とのラブラブな生活(性活?)を望む桜の前に、
立ちふさがる三つの黒い影。
果たして桜は、この圧倒的な戦力差を克服し、無事ラブラブバカップル(誉め言葉)になることが出来るのか!?
……みたいな話なのかな?
凛トゥルーエンド後から始まる「彼」と「彼女」、そしてその周りの人々の話。
衛宮士郎は取り戻さなければならない。
あの終わりと始まりの日に、彼が零し、落としてしまったもの全てを。
遠坂凛は知らなくてはならない。
彼女が遠い日に憧れ、何よりも求めていたカタチのない確かなものを。
新作、アップしました。遅くなりましたがクリスマスな話。
シリアスですが少しでも楽しんで頂ければ幸いです。
―――そうだ、これが答え。俺の、衛宮士郎が唯一つ胸を張れる確かなもの。
聖杯戦争を終え、士郎は、凛は、そしてセイバーは再び平穏な日常に戻ろうとした。
だが、士郎と、彼を取り巻く女性達の関係は、微妙に変化している。
そう、凛があたりまえのように、士郎の隣にいる。
それを良しとしない桜と、不適に笑う凛。
セイバーを巻き込んで、ここに新たな少女達の壮絶な聖杯戦争がはじまろうとしている・・・???
桜の花が舞う頃。
桜は士郎に声をかけた。
「先輩っ、あの・・・私とデートしてくださいっ!」
目覚め。
昨日とは違う今日。
新しい朝が始まる。
陰鬱な雨の中、わたしは窓の外を眺めていた。
「遠坂。お茶、飲むか?」
差し出されたカップを受け取り、わたしは礼を言う。
「ありがとう、士郎」
ここに来てすぐに買い求めた、お気に入りのティーカップ。
そう。
遠坂凛と衛宮士郎は、現在ロンドンに居る――――。
† † †
Fateエンド後の物語。第2話です。
第1話『約束はいらない』
「お兄ちゃん… えっち……しよ?」
イリヤのそんな一言で始まる禁断の一夜
全6ページの短編H漫画。
また一部、FLASHを使った『動く漫画』にも挑戦!
「ああ、藤ねえ、ここにいたのか……!」
昨夜私をお嫁にいけない身にした極悪人が訪問してきた。
今さっき起きたばかりだというように寝癖はつっきぱなしで、かろうじて服は
身に着けていたけどボタンは掛け違えてるわ社会の窓は全開だわ、
おまけに肩で息しちゃって、まるで―――、
「よかった、起きたらいなくなってるもんだから、
てっきり家に帰っちまったのかと……。」
―――思って家中を探し回ったと言わんばかりじゃないのさ、
64さんから西奏亭に頂きました。
副題は「膣痙攣藤ねえ復讐戦」
直接の続編でないですが、対藤ねえなSSとして前作を意識されてます。
実に力強い、藤ねえと士郎のお話。
セイバールートのいつぞや、舞台は学校です。オールギャグ。弓凛・士剣。ありがちな学園傾向。以下は本文内の台詞を適当に抜粋。
「そういった反応こそ凛の予想外に嬉しいことが起きた時だ」
――で、落ちた箸を洗いに向かう途中、猫被った悪魔に出会った。
はっと見上げた奴の背後には、殺虫剤だらけのポリ袋を大量に従えた紫髪の美女が。
「これで僕以外にこの事態を解決できるやつはいないのさ!ははっ!」
「え、一成?まだいたの?」
「奴め、遠坂にかけるつもりか。つまり遠坂は害虫並ということか?」
「やば!遠坂逃げ・・・」
「凜が危険だと・・・!それは一体!?」
後編に続く。