■ 矛盾感覚 /I'm cry,I'm laugh... (1772) (02-05-10 23:57)
あの夏から季節は流れて・・・
藤乃はあの先輩に会いたいと願った。
アキ、初の空の境界SS。
らっきょ一のお気に入り、浅上藤乃SSです。(笑
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あの夏から季節は流れて・・・
藤乃はあの先輩に会いたいと願った。
アキ、初の空の境界SS。
らっきょ一のお気に入り、浅上藤乃SSです。(笑
幹也が事務所に顔を出したところ、いつもと同じ日常の中にほんの僅かな違和感が。
所長席に座っているのは間違いなく蒼崎橙子。
でも、その橙子ちゃんは、なんと16歳だったのだ。
ということで、まほよ発売を記念して、らっきょの橙子さんに、16歳のころの橙子ちゃんに『ちぇんじ』してもらいました。
今日の雨は、ひどく冷たい。
寒暖に耐性のある身体から、それでも体温が奪われていくのがわかる。ぶるっと肩が震えて走った。
早く帰って、シャワーを浴びて、濡れた着物を着替えてしまいたい。
いや、そうすればいいのに、何故か式はぴたりと脚を止めてしまった。
……思えば、追憶のなかにある風景はいつも雨だったような気がする。
雨の日に待ちぼうけ猫の話。ほのぼの。
Gallary⇒TYPE-MOON⇒Short Storyからご覧いただけます。
指し示す天気は快晴。
これだけの天気に恵まれた夏日ならもっと人の黒山に溢れ返っていてもよさそうなものを、熱く焼けた砂浜に影を作るのは自分達二人のものだけだった。
「……才能っていうより、一種の呪いなんじゃないのか。お前の特技」
「何か言った? 式」
ギリギリ季節ネタ、ほのぼの式と幹也。短めです。
Gallary⇒TYPE-MOON⇒Short Storyからご覧いただけます。
「……つまらない」
膨れて言ってみせるけど、返事をしてくれる人はいない。
それが尚更つまらなくてベッドから半身を起こす。
明日新年を迎えるというこの記念日に、わたしはよりによって風邪を引いてしまい、数日前から寝込んでいた。
11年後の両儀家ほのぼの。未来福音のネタバレご注意下さい。
そして季節感完全無視なのはご容赦下さい。
Gallary⇒TYPE-MOON⇒Short Storyからご覧いただけます。
初詣で引いた御神籤の結果により……。
ずいぶんと間を開けて時期も外してますが、二話を追加しました。
一話:幹也と藤乃
二話:式と鮮花 です。
1.空の境界 本編終了後、紆余曲折あって幹也が鮮花や藤乃とも仲良く(w)しており、
2.藤乃の体は完治している
という、都合の良い未来を前提にしています。
尚、上の二点だけ押えて頂ければ支障は無いと思いますが、以前に書いたSS「疼愛痛心」の遥か後日談であるものと想定しています。
休日、鮮花が幹也の家を訪れたら、式しかいなくて……。
なんとなく百合風味、かな?
色々とわたしには珍しい種類のSSですね。
だから俺は、海なんて嫌いだ。
SS三作品目になります、短編しか書いていないのであしからず。
ちょくちょく更新してます。
よろしければ足を運んで見てください。
志貴と式の邂逅。それは再会の予感。
今は擦れ違う。接点無き今は――
ぺーイズム「猛る野郎の会」宴SS「ほのぼの編」です。
藤乃と出かけていたら幹也と式がいるのを見て
ストーキングしてみて・・・という話です。
初めて書いた空の境界短編SS
両儀式の思うところ(?)です。
自分の内面で捕らえているだけの空の境界です
オリキャラ(梨本沙織・慶一)の設定を追加しました。非常に短いちょっとしたSSも含みます。
殺人考察(後編)から未来福音へと繋がる中間のSSです。
式と幹也の生活を中心に、橙子・鮮花・静音などの空の境界メンバーも加わって、どたばたあり、恋愛あり、シリアスありで、基本ほのぼのと日常を書いていきます。
地道に更新します。
未来福音での静音と幹也の出会いから丁度一年の日に再び静音と幹也が出会いを果たす。幹也と静音がアーネンエルベで再び語り合う、ほのぼの日常的風景です。
現在はブログにて連載中ですので、サイトトップからブログの方にお進みください。
伽藍の堂には平凡で緩やかな時間が流れていた。
しかし、そんな時間も長くは続かなかった。
納期を奇跡的に守った橙子が読んでいた1冊の雑誌。
この1冊の雑誌が、幹也に災難をもたらす。
……みたいな話です。
初めての空の境界SSでして駄文ですが、良かったら御賞味あれ。
四季と織。
空と月との物語を見守った二人の傍観者。
同じ生来の殺人鬼、そして質を異にする殺人衝動。
世界と世界が繋がるところ、すべてが終わったいつかの時。
―――――アーエンネルベで二人は出会う。
PUNPKINGに瑞香様から寄贈されました。
しにをさまから、AcidRainにご寄稿いただきました。
式と幹也のある日の風景です。
―――――――――
誰に訊いても、オレが幹也を責めるのは正しいと言うだろう。
いや、たとえ誰もが首を横に振っても同じ。
オレと幹也の間では、一方的な罪人は明らか。
なのに、なんで口から出る声は、それほど怒っていないんだろう。
その悪い奴に対して、小さく声にして責めているだけなんだろう。
「式乳祭り」第9弾SSです!
「標準派」SSとなっております!
た〜ゆ〜さまからご投稿いただきました!
――――――――――――――――――――
僕は、今まさに秘密の扉をひらく―――――
「えっ!?」
そこには、彼女の下着しかなかった。
いや、それはそれでイイんだけど!
って目的が違う。
なぜ、彼女のブラジャーは無いんだ。
そこで、俺はその理由に気付く。
そして、なぜ橙子さんが胸のデータを取れなかったのかも。
それは―――
「よぉ、黒桐。人んちの洗濯機の前で何してんだ?」
のちさんから、AcidRainにご寄稿いただきました。
空の境界ショートSSです。
―――――――――
ほんの少しの、誰も気が付かないような、小さな変化。
けれど、それは、確かに、染みこむような変化だった。
「天然工房」さまからお預かりしました。
AcidRain内のSS「平凡な一日。」を
音声化していただいたものです。
ファイルサイズは大きめですが、是非、お聞き下さいませ。
────────────
いつもの事務所に、いつものメンバー。
つまりは、僕、黒桐幹也が事務作業をし、妹の鮮花が妖しげな書物をよみふけり、
式が姿勢良くただ座っていて、橙子さんがなにやら仕事らしきことをしている。
つまりは、そんな平穏な日常の1コマ。なにか問題があるとすれば、それは―――。
「注意力が散漫だから、いろんなことに巻き込まれるんです。兄さんは!」
鮮花の機嫌が悪いことくらいだろうか。
権兵衛党さんから、ご寄贈いただきました。黒桐家の面々のお話です。
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「もちろん言葉は選ぶべきですけど、ね。先ほどのは不適当でした」
言ってチロッと舌を出す鮮花に肩を竦めて苦笑する。
やれやれ、聡明な妹を持つとお兄ちゃん稼業が楽でいい。
鮮花も口元を手で隠して笑っている。
「それでどうします?そろそろ助け舟を出しますか?」
「そうだな…」
確かにこのままだと何時間続くか分からない。
大輔さんだって暇な訳じゃないだろうし。
鮮花が救出しようて気になったのも無理は無い。
第一BGMが延々と続く事になるのだし。
それらを鑑みた上で僕は言った。
「放っておこう」
「式乳祭り」SS第21弾です。
「標準派SS」第7弾となっております!
瑞香さまにご投稿いただきました!
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ようは両儀式は女だということ。
俺は男だが、体は女。もちろん主人格も女だから、問題ないといえばそうだ。
ああ確かに問題はない。
しかし――やはり俺はげんなりしていた。
「式乳祭り」第7弾SSです!!
「標準派」SSとなっております!
―――――――――――――
「あの、両儀さん? その、少し落ち着いて―――」
「浅上」
彼女を落ちつかせようとした私の言葉は、強烈な意志のこもった言葉で遮られた。
「俺は勝たないといけないんだ」
・・・一体、鮮花といい、両儀式といい。なんの勝負をするつもりなんだろう。
今更ですが、らっきょの面々の大晦日の情景を
綴ったSSです。
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「じゃあ、みんなで年越しをしましょうよ」
そんな提案を最初に口にした時、僕にそれほど深い考えがあった訳ではなかった。
「あ、賛成です。いいですね」
「構わないがね。準備は黒桐がするんだろうしな」
「別に……まあ、いいけどな」
積極的に、あるいは消極的に。
それぞれの違いはあるとしても、
その場の全員が賛意を示してくれたのは、結局の所、
みんな、同じ思いを持っていたからではないだろうか。
お正月の伽藍の堂の面々のお話です。
正月ぐらいは実家に帰れと、鮮花に言われた黒桐は。
――――――
「もう兄さんもいい加減仲直りして下さいね。
別に是が非でも帰れ、っていうつもりはないですけど、せめてお正月ぐらいは」
「帰るよ」
「家族が顔を揃え……え?」
鮮花の抗議の声を遮って、僕が告げた台詞。
その言葉に、鮮花はきょとんと目を開いて、しばし言葉を失っていた。
桜も散ってしまった春に始まった夢みたいな日常のお話。
――――――
「なんだ、照れてるのか? コクトー」
「て、照れてなんか居ません」
動揺に、何故か敬語になる僕だった。そんな僕の様子が心底楽しいのか、織はにこにこと屈託無く笑う。
「やっぱりコクトーは面白いな」
「あのね。からかわないでよ」
「嫌だ。からかう」
「……あのね」
「よし。楽しいから新婚さんごっこしよう」
「へ?」