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むねきん (10841) (05-08-22 00:16)

唐突な言葉だった。
 それなりの雰囲気を作り、共に衣服を脱ぎ捨てベッドに。
 そしてさて、といったタイミングでの言葉。
 志貴はアルクェイドの顔を見つめて、それからわずかに視線を下に落した。
 ことさらに見ようとしなくとも眼を引き付けてやまぬ胸の膨らみ。
 惚れ惚れとするようなボリューム。
 しかし、アルクェイドの腕がそこを隠すように遮った。


 非常にお馬鹿さんなお話です。

君の事は忘れない (4760) (05-07-11 01:12)

_http://dabun-meibun.hp.infoseek.co.jp/  (archive)   作者:昼間の蜩
月姫&歌月十夜>その他 | 短編読切 遠野志貴 アルクェイド

アルクェイドトゥルーエンド、夕焼けの教室から始まるアナザーストーリー。
管理人が考えた"if"の世界をお楽しみ下さい。
現在3つの選択肢があります。
更新したのは大分前ですが、ここでの表示が未だ『暫定版』となっていたので変更させていただきました。
今後も不定期に選択肢は増えていく予定です。

愛玩夜想 (10562) (05-06-14 00:35)

「くびわ……」
 勢い余って言ってしまい、慌てて秋葉は口を噤んだ。
「えっ?」
 驚いて、アルクェイドは聞き返す。
「……」
 黙って横を向く秋葉を追いかけ、顔を覗き込んでアルクェイドは尋ねた。
「何て言ったの? 今」
「何でもありませんっ」


西奏亭への頂き物です。凄いな、志貴というお話。

Msseage from… (18434) (05-06-08 01:09)

アルクが冬木の町にやってきた。
あの赤い騎士との約束に従って・・・。

というコンセプトで書きました。
シリアスのなのか、ほのぼのなのか、恋愛なのかよくわかりません。
強いて言うなら全部そうだし、強いて言うなら全部違います。
終わってみたらセイバーエンド後の士郎×凛に見えないことも無いけど何か違う。

まあそんな感じの話です。
半年振りに近いブランク明けのリハビリ作品ですので気楽にどうぞ。

何故か人様のサイトにリンクしてました。
何やってるんだか・・・(汗

朱と黒と金 (19590) (05-03-10 00:00)

***

 普段なら拗ねて寝てしまって、翌朝志貴に辛く当たったりするだけ。だけど、今夜は独り寝するのは寂しかった。
 ベッドで繰り返し身を翻し、熱い息を吐き続けていた。知らず、手が寝間着に潜り込んで脚の間にあった。はしたない行為を恥じ、それでようやく、意を決した。

***

 私のサイトには珍しくハーレム気味^^;
 可愛がって欲しいと素直に言えない秋葉は……

 酷く間が空いてしまいましたが、Round 4、掲載。完結です。

ベクトル (1639) (05-02-15 23:55)

_http://homepage3.nifty.com/youko_kkk/  (archive)   作者:篠細
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 アルクェイド シエル先輩

一対の平行線は、どんなに近くても決して交わることはない。

シエル宅に入り浸りのアルクェイドと、それを拒めないシエルのお話。
わかりあえるはずがないのに、私はそれをどこかで望んでしまっている。

本文一部抜粋------------------------
「…なんか、ちょっと寂しいよね」
 共有し得ない価値観。理解し得ない世界観。
 限りなく近い一対の平行線は決して交わることはない。
 二点は、線が走り出す地点からそもそも別のところにある。その存在意義は根本から。

HOLY NIGHT (4366) (05-02-13 23:23)

_http://homepage3.nifty.com/ts_factory/  (archive)   作者:緋神 丈瑠
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 短編読切 月姫全般 アルクェイド

差し込む日差しで目を覚ますアルクェイド。
『はぁ……つまらないなぁ。最近志貴も遊んでくれないし……』

時は年末。試験中の志貴とはなかなか遊べないものの、のんびりとした日常を送るアルクェイド。
そんな生活の中、脳裏に一抹の不安が過ぎる。

※トップから創作→二次創作館と進んだ先にあります。

無条件のストローク (3180) (05-02-11 20:41)

_http://homepage3.nifty.com/youko_kkk/  (archive)   作者:篠細
月姫&歌月十夜>ダーク | 短編読切 アルクェイド シエル先輩

あなたが犯したその大罪、膏血を以って償いなさい。

壊れアルクェイドとシエルのお話。
血がドバドバ出てきますので、「痛いのヤだ」な方はご注意を!

本文一部抜粋--------------------
 有になるために無に帰すその瞬間。『死ぬ』直前のおぼろげな思考で私が浮かべたのは目の前のこれではなく痛覚による恐怖でもなく、嫌悪しているはずの彼女の姿。
「ころして、あげる」

ほんとのひかり (8502) (05-02-04 21:57)

_http://kobax0103.hp.infoseek.co.jp/  (archive)   作者:kobax
月姫&歌月十夜>シリアス | 短編読切 遠野志貴 アルクェイド

アルクェイドTRUE後の物語です。
志貴のその後について書いてみました。

たくさんのご意見・ご感想をいただければと思います。
読んでくださった皆さん。ありがとうございました。
これから読んでくださる方、よろしくお願いします。

02/04 完結しました。
02/03 更新しました。
02/02 更新しました。
02/01 更新しました。
01/31 連載を開始しました。

綺麗なお話 〜時をかける想い〜 (8539) (05-02-01 14:12)

題名のとおりだとおもったら、意外と残酷だったり。
残酷かそうでないか判断するのは読者のあなたです。

アルクトゥルーED後。結局死ぬ間際まで彼女の事を思った志貴が選んだ道は。

抜粋

「彼女に会う方法・・・・・・あるわ。」

易しく優しく彼女は言った。

感想書いてくれると勉強になります。嬉しさもひとしおです。

ちょっとした矛盾 (8919) (05-01-31 21:31)

まさか。
「アルクェイドは……吸血衝動を抑えられなくなっているんですか!?」
 そうだとしたら、それこそ一大事だ。
 そして遠野君は、なにも言わなかった。この場合は、肯定の沈黙だ。
「そういうこともあるかもしれない、というだけです。実際に兆候があるわけじゃありません」
(ciel-side本文より抜粋)

no I wishを公開しました。
arcueid-side、ciel-side、shiki-sideを公開中です。

[死せるもの] (51311) (04-12-30 06:37)

羽織袴の志貴と巫女服のアルクェイドの異世界滞在記。
 刀や槍や弓が活躍する世界に、直死の魔眼に封をする事になった殺人貴と、異世界故に調子が出ない白き姫君が乱入した! たとえ本調子でなくても、振るえる力は人外だ。思うがままに歩むアルクェイドに引っ張り回せられる志貴だが、苦笑しながら付いて行く。
 志貴にはアルクェイドが必要で、
 アルクェイドには志貴が必要だ。
 二人は何時までも共に歩いてく。
 その命――
 ――尽きるまで。

 主役は二人、志貴とアルクェイド。様々な人に出会って笑い、進んでく――。

 [第八章『姫』其の三]
 場面は城付近の森で、アルクが。

痴漢電車──涙を流す理由 (8168) (04-12-19 09:37)

「あれ。シエル泣いてるの」
 三人目──アルクェイドが言ってきた。茶化すわけでない。驚いた様子でもない。ふと、疑問を口にする。そんな感じ。
「……いいじゃないですか」
 シエルは少し拗ねたように唇を尖らせる。アルクェイドは「ふーん」と言って再び絵を見る。言葉は無い。その表情から何も読み取れない。
「綺麗だね。すごく」
 ポツリと漏らした。ただ、一言。アルクェイドはじっと絵を見る。
「なんていうんだろう。こんな気持ちは初めてかな。どう表せばいいかわかんない」
 少し、困った顔をした。


西奏亭への頂き物です。前半後半で趣が異なりますが、アルクェイドです、実に。

試験期間を迎えて (5014) (04-12-16 01:57)

取りあえず終わりっと。
「あーあ」
 伸びをすると、声が自然に洩れた。
 少し肩がこっている。
「あ、終わったの?」
 弾んだ声。
 うーんと首を回しつつ、体を声の方に向ける。


志貴とアルクェイドの他愛ないやり取りです。
前に他所さまの同人誌に掲載していただいたものの再録です。

life-prolonging EPISODE:05(FIN) (16694) (04-11-20 16:06)

_http://www.boreas.dti.ne.jp/~k-saki/  (archive)   作者:川崎 斉
月姫&歌月十夜>ほのぼの | 月姫全般 アルクェイド 琥珀 先生

そっと、その拳に青子が手を添える。

「わかればいいの。今日みたいに、時々立ち止まって、ぐるっと周りを見渡すこと。それが出来れば、あなたはもっと素敵な男の子になれるわ」

そのまま、志貴の頭を抱くようにして、その前髪を軽くかきあげた。

「これからも、自分がいいと思うことをしなさい。自分を騙すことなく、ね。」

そして、志貴の額に、そっとくちづけした。

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完結編です。志貴と青子の、穏やかで深い関係を感じ取って頂けると嬉しいなあ。あまり自信はないんですけどね(苦笑)。