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「結局そのキノコはどこから出てきたんでしょうかね」
シエル先輩が首を傾げている。
「あのキノコが普通に生息しているというのはまずあり得ないんですが」
シオンも不思議そうな顔をしていた。
「兄さん、心当たりはありますか?」
「うーん。その辺になると記憶がはっきりしないんだよなあ」
「悪意ある人間の行動としか思えませんよね」
「まったくです。一体どこの誰がそんな怪しげな植物を……植物?」
全員の目線がある人物へ注がれた。
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蛍狩りの前に
(4923)
(05-08-06 14:02)
「それはもう、料理人としましては、出来る限り志貴さんに美味しく頂いて欲しいですから。味付けにも盛りつけにも気を遣うのは当然です」
あ、味付け盛りつけって、まさか『注文の多い料理店』っ!?(大汗)
「ええ、秋葉様はお風呂に入る度に、志貴さんに頂いてもらうための香料を自分で擦り込んでいたってわけです」
□
蛍狩り
(3025)
(05-08-06 13:59)
「蛍狩り?」
「はい、近くの小川なんですけど、この季節になると凄いんですよー」
「ふぅん?」
「ですから、志貴さん?」
「ああ……」
琥珀さんの言いたいことは、分かる。
「それじゃあ案内してくれないか、秋葉」
「はっ、はい?」
急に話を振られ、あたふたする秋葉の様子を眺めるのは、それはそれで楽しかった。
□
妹☆炎☆白書
(4733)
(05-07-29 19:17)
幽白みたことない人はきっとつまらないと思います。
出会ってしまった二人の妹。
果たして、炎の対決の軍牌はどちらに!?
蒼月祭2で出したコピー本の修正バージョン。約半年過ぎたのでネットで公開することにしました月姫のSSです。
基本は浅上3人娘です。・・・多分。
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猫と紫陽花と秋葉と
(2291)
(05-07-08 18:06)
兄さんの小さな隠し事。
そして秋葉が思い起こす、琥珀の心の傷と、それを癒す道。
梅雨時に合わせて、秋葉メインの短いのを書きました。
■
愛玩夜想
(10562)
(05-06-14 00:35)
「くびわ……」
勢い余って言ってしまい、慌てて秋葉は口を噤んだ。
「えっ?」
驚いて、アルクェイドは聞き返す。
「……」
黙って横を向く秋葉を追いかけ、顔を覗き込んでアルクェイドは尋ねた。
「何て言ったの? 今」
「何でもありませんっ」
西奏亭への頂き物です。凄いな、志貴というお話。
第十話をアップ(下は作品の中よりの抜粋)
「戦いの最中に目をつぶるなんて自殺行為に等しいですよ」
桜にとって聞き覚えのある声だった。まさかと思い恐る恐る目を開けてみるとそこには予想通りの人物が見えた。
「あの人は……」
「……別に全部言えとは言われていねえしこん中の一つだけ言っておけばいいよな」
腹を決めたのか、ランサーは自分の槍を地面に突き刺し、仁王立ちで立った。
スゥーッと大きく息を吸い大声を出すための準備を整えた。二、三秒ほど息をため、蓄えたものを言葉へと変えた。
志貴に選ばれなかった秋葉。それでも続いて行く人生は、秋葉に思わぬ道を歩ませて行く。だが、やがてやってくる、最愛の人との必然の別れ――
遠野秋葉の愛と人生。完結。
1.投資と回収と、2.喪失と獲得と、3.略奪と結果と、4.幸福と取引と、そして、5.終末と解放と、の全5節です。
お遊びとしてクロスオーバーの要素が入ってます。ありえないカップリングが登場します。クロス嫌いの方、特に式幹原理主義者はご注意、ご注意。
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遠野志貴の飼い方
(17202)
(05-05-16 01:11)
土方降雪さんよりいただきました。
駅舎→SS小説→頂き物
でいけます。
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Anniversary
(3254)
(05-05-09 22:04)
志貴の様子がおかしい。
『朧月夜』シリーズの第4弾にして、現時点での最終話。
何やら夜に出かけているらしい志貴。不審に思った秋葉は、兄の行動の謎を追おうとするが・・・?
□
朧月夜
(5185)
(05-05-09 21:49)
−シキとの戦いから半年−
−最愛の秋葉との再会−
−復活したシキ−
−志貴たちの、新たな戦いが始まる!−
『月姫』秋葉トゥルーエンド後の話を書いた長編作品です。全6話(完結)。
ほぼオールキャストで送る、私の月姫初作品です。
拙作ですが、是非おいでくださいませ。
アルク・シエルルート後の一コマ。
アルクェイドのマンションを秋葉が訪れる話です。
アルクェイドと幸せそうに時を過ごす兄を見て、一人やり
切れぬ思いを抱える秋葉。
重ねる酒盃が知らず知らずの内に、彼女の中の気持ちを
浮かび上がらせていく……
果たして秋葉が求めるのは、どちらの志貴なのでしょうか。
優しい兄か、それとも……
/
ユウヒツさんより頂きました月姫SSです。表と、結末の異なる裏があります。
裏の方は18禁ですので、ご注意を。
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終焉を望めば…
(7899)
(05-04-21 01:09)
一日で二作を公開。
お世話になっているサイト「Heiligtum」に寄贈させていただきました。
リンクはトップページから飛んでください。
内容は…Trans Gender!とは全く正反対の完全完璧絶対無敵のシリアス!すっごいシリアス!
翡翠の子を宿し、遠野家を二人の使用人と共に出て行った志貴。
そのせいで歪んでしまった秋葉の人生。
10年後、再び秋葉と志貴たちが出会ったとき、秋葉は何を選択するのか…というお話。
あと、壁紙はちゃんと見ることw
□
桜舞う頃に
(1781)
(05-04-20 06:26)
ある日兄さんが言った−
「桜を見に行かないか」
秋葉と志貴が花見に行くことに・・・というほのぼのSSです。
■
バスローブ
(6878)
(05-04-03 18:39)
「兄さんは、意外とセンスがよかったんですね」
「………どういうこと?」
秋葉の言葉に、志貴はきょとんとした顔を返した。
LOST-WAY様より頂きましたSSとなります。
LOST-WAY様真に有難う御座いました。
■
桜舞う下に
(3705)
(05-04-03 16:16)
暇人が暇人たちに送るTypeMoon二次創作第三弾。
暫く会うことのできなかった二人の兄妹、その二人が
久しく再会し、その後の展開を描いてみました。
舞台は遠野家季節は皐月、桜散り舞うその下に二人は何を見ているのか。
二人の僅かな時間を皆様にも感じていただけると幸いです。
「久々ですね、こうして二人きりで一緒にいるのは
■
万華鏡
(2857)
(05-03-29 00:43)
長く伸びた光の筋は、鏡に曲げられ閉じこめられて、幾重にも重なり世界を作る。
とても、幻想的な光景。
息を呑んで、だけど心躍らせて、その世界に引き込まれていく。
そんなふうにみとれていたのに、兄さんは疲れた声で水を差す。
「それでいいのか?」
なんて、愚鈍。
のちさんから西奏亭への頂き物です。短かくも秋葉と志貴の姿がよいです。
■
十月十日のその前に
(5466)
(05-03-29 00:40)
秋葉の薄い瞼が下りる。それを見届けてから、ゆっくりと顔を近づけていく。
軽く震えた睫毛は、目を開きたがっている表れだろうか。それとも、どうして
もこうなってしまうものなのだろうか。
まだ、解らないことは色々ある。相手の解らない所は沢山あるんだから、そ
れを減らすために、こうしているのかもしれない。
考え事をしている間に、顔と顔との距離は埋まっていく。
秋月さんから西奏亭への頂き物です。
志貴と秋葉のしっとりとしたやり取りが何とも言えません。
□
よく晴れた日に。
(6655)
(05-03-13 14:41)
ヒスコハ生誕記念SS。
素直になれない翡翠との関係を一新しようと志貴は立ち上がるが・・・?
後半が、変な方向に行ってしまう摩訶不思議SS
ヒスコハメインのはずが、何故か秋葉が大活躍!!
どたばたラブコメの作品。
■
朱と黒と金
(19590)
(05-03-10 00:00)
***
普段なら拗ねて寝てしまって、翌朝志貴に辛く当たったりするだけ。だけど、今夜は独り寝するのは寂しかった。
ベッドで繰り返し身を翻し、熱い息を吐き続けていた。知らず、手が寝間着に潜り込んで脚の間にあった。はしたない行為を恥じ、それでようやく、意を決した。
***
私のサイトには珍しくハーレム気味^^;
可愛がって欲しいと素直に言えない秋葉は……
酷く間が空いてしまいましたが、Round 4、掲載。完結です。
■
いつもと違う日
(3337)
(05-02-27 17:04)
シエル先輩とアルクェイドとのいつもと違ったある一日
afterを付け足しました。
□
超昂天使サクラレイヤー
(4261)
(05-02-25 01:39)
ここは日本のどこかにある冬木という都市。街には人々が賑わいをみせており、日常の平和を絵に描いたように穏やかな時間が流れていた。
だがそんな平和な時間を壊す悪党は何処にでもいるものである。
「きゃあああ!!」
「助けてくれーーーーー!!!」
なんともご都合主義臭さ爆発のタイミングで、敵が現れた。煙は新都の方角から出ており、人々の悲鳴や逃げる様が、聞こえてくる爆発音から想像でき、平和な街はあっという間に阿鼻叫喚の地獄へと変化していった。
「ほーほっほっほっ、人間どもを恐怖に陥れるのよ!」
秋葉SS。秋葉TRUE後、志貴との喜劇的再会と穏やかな別れ
エピローグを含む8部構成、我ながらギャグなのかシリアスなのか何がやりたいのか良くわからない出来だと思います
(本文抜粋)
―――その人はあの日のままにそこにいた―――
傍らに翡翠を控え、ソファーにユッタリと座り優雅に紅茶なんかを飲んでいた。
これで対面に琥珀を控えた私がいればバカバカしいまでに在りし日のままだ。
そんな光景を夢想する。
GALLERYの駄文置き場にあります