□ タマちゃん (2211) (02-09-03 17:42)
志貴と秋葉は夕食後、茶を飲みながらくつろいでいた。
「そう言えば、最近、近所の川にアザラシが現れるんですってね」
琥珀がニュースの話題を振った……。
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志貴と秋葉は夕食後、茶を飲みながらくつろいでいた。
「そう言えば、最近、近所の川にアザラシが現れるんですってね」
琥珀がニュースの話題を振った……。
「志貴さまは何をわたしに着せるのですか?」
「実はチャイナドレスを着てほしいんだ」
「どうやったら遠野くんの目を向けられるかな……」
さつきは鏡を見ながら、志貴の目を引く方法を考えていた……。
(秋葉メインSS)
「実はお願いがあるんだけど、マウンテンバイクが欲しいんだ……」
志貴はわずかな期待を寄せて秋葉に頼んでみた。
アルクェイドはマーブルファンタズム(空想具現化)で
さつきを閉じ込める檻を出現させた。
さつきの取った起死回生の手段とは……。
「わ、きれいなメイドさん……。
わたしもメイド服を着ればきれいになれるかな……」
さっちんがメイド服に挑戦します。
志貴は朝寝坊癖を直すために、一ヶ月ラジオ体操をする羽目になった…。
「レンたん…ハァハァ…」
志貴は使い魔レンにめろめろだった…。
志貴が学校の廊下を歩いていると、前から青い洋服を抱えたシエルが歩いてきた。
「先輩、その洋服はなんですか?」
志貴はシエルの持っていた青い洋服を見て尋ねた。
「これですか? 今度、生徒会が主催する劇で着る衣裳です」
答えたシエルはなぜか上機嫌だった……。
「遠野。弓塚はやめとけよ」
志貴に有彦は告げた……。
全ての事件が片付いてからしばらく経った日のこと、
志貴は翡翠を買い物に行かせた。
そして、これまでの経緯を聞くために
屋敷の庭の大木の下に琥珀を呼び出していた……。
さつきのいるクラスで人気投票が行われていた。
さつきはクラスの男子の過半数の票を集めて、一位だった。
しかしさつきにとって一位という順位は意味のあるものでなかった。
「遠野くん、わたしに入れてくれたかな……」
問題なのは志貴が自分のことをどう思っているかである……。
志貴とシエルは学校の食堂で昼食を取っていた。
もちろんメニューはカレーである。
食堂に設置されたテレビでは朝のニュースをビデオで流していた……。
「さて、起きるとするか…」
「あの、志貴さま、今日は体調が悪いのですか?」
「…あれ、こんな所に医務室なんてあったか?」
「その呼び方、やめてくれないかな。わたしだって志貴くんって
呼んでるんだから、志貴くんも名前で呼んでくれないと不公平だよ」
殺人を責められながら、さつきは自分の呼称に拘った……。
「遠野くんは和食と洋食、どちらが好みですか?」
「最近、体の調子はどう?」
「ちょっと耳の調子が悪いんですよ」
志貴が自室で読書をしていると、秋葉が入ってきた。
「あら、兄さんが読書なんて珍しい。何の本を読んでるんですか、兄さん?」
兄の珍しい読書姿を見て、秋葉は感心していた……。
「志貴さん、夕食は何が食べたいですか?」
「姉妹丼がいいな」
晩秋の夕刻、アルクェイドは志貴に別れを告げにやって来た。
「なあ、アルク。今晩、天体ショーを見ないか? 獅子座の方角で珍しい天体ショーが見れるんだ」
「え? 獅子座流星群は終わったわよ」
大量の宿題を抱えて苦労している志貴に、琥珀は夜食を持ってきた…。
「ナスとキノコの雑炊です。冷めないうちに召し上がってくださいな」
秋葉が浅上女学院から転校してきた初日、中庭で志貴と有彦と一緒に
昼食を取ることになった。
「秋葉ちゃんのいた学校って、やっぱり帰国子女は多いの?」
昼食時のひととき、有彦が秋葉に尋ねた……。
志貴はさつきに血を吸われる直前に、
心臓の死の点にナイフを突き立てた。
灰になっていくさつきを下から支えて
いた志貴の体に布が落ちる感触があった……。