全自動月姫Links-Albatoross-の登録データを、検索可能な形で提供します。(archive) (geolog) と記載のあるところは、外部のアーカイブサービスに接続します。簡易なリンクチェックでNGなサイトには、"□"や"X"が表示されます。
Displaying Item 1 - 25 of 65 in total
■
冷たい体温
(2730)
(03-04-30 22:48)
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#11
----------
きょう、式が死んだ。
朝、身支度を終えて事務所へ向かおうとした矢先に、雇用主である蒼崎橙子がやってきてそれを告げた。
「気を、落とさないでね」
そう言った橙子さんの言葉も、いつものような鋭さに欠けていた。
あまりにも唐突で真偽も掴めず――でも、嘘なら悪質な嘘だ――呆然とする僕黒桐幹也に、橙子さんは簡単に死亡理由とそれまでの経過を告げた。つまりは“仕事”中の事故だったのだ。
■
BabyFace
(3190)
(03-04-30 22:03)
シオン18禁企画 裏紫苑祭参加寄稿作品
平穏な日々、シオンと志貴はデートに出掛ける。そこで二人がふれあった赤ちゃんに見せるシオンの仕草に志貴は惹かれていく……
■
『CC式』
(5150)
(03-04-29 22:52)
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#10
----------
我ながら天才的と言える発想だ。
でも、それを伝えようと式の方を向くと……そこには何かものすごく警戒した獣のような顔があった。
「ど、どうしたの?」
「お前がその顔をしたときは、絶対良くないことが起こるんだ」
「酷いなぁ。僕が今まで、式の嫌がる事をしたことがあったかい?」
「…………」
沈黙。肯定の印。
でもこれはただの肯定じゃない。
一杯ありすぎていちいち例を挙げる気になれない、という沈黙だ。
琥珀さんのしわざによって体どころか精神年齢まで低くなってしまった志貴。
翡翠はそんな志貴を見て……
ほのぼのSSです。いつも書いている翡翠と違って結構普通の翡翠です(ぇ
■
オフの朝
(2422)
(03-04-28 22:49)
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#9
----------
手のひら全体で乳房をつかみ、そっと触る。
こそばゆいような感覚。
神経に甘い感覚が疾走する。
ひさしぶりの感覚だった。
最近は忙しくて、欲求の解消をしていない。
そう思うと、体の奥が疼く。
淫らな疼きが女の奥で疼いた。
もっとも最近、解消したのはいつだっただろうか――体が酷く、渇いていた。
□
ヒスコハチャンネル
(2732)
(03-04-28 21:10)
翡翠&琥珀が会話で暴れまくる超パロディ!?
どっちかというとラジオとかそっち側風味な感じです。
ドタバタし過ぎて、こういうの嫌いな人とかもいるかも知れませんが(苦笑
違いますよ、決して涙月が書けないからって逃げじゃないですよ(超汗
今回は第2回です。
■
七夜咲月
(13135)
(03-04-28 00:12)
直視の魔眼を持たず、捻くれで育った遠野志貴の話。
全てを殺伐と生き、殺人衝動を抱え、吸血鬼達との戦いに身を置く。
そして、七夜として、復讐を抱き遠野家に身を置く。
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#8
----------
「じゃあ仕方がない、罰を与えなきゃ」
その声はどこか艶めかしく。
そういってベルトを手にした。
黒革の高級そうなベルトで、それを二つ折りにする。
そして織はチラリと秋隆をみる。欲情に輝いた瞳。
「仕方ないよね。秋隆が望んだのだから」
-------
登場人物に指定がないのでここに書きますが、
織×秋隆(秋隆×織かも?)というものです。
□
マリつき♪
(3308)
(03-04-27 11:29)
『マリア様がみてる』新刊発売記念企画♪
マリみてと月姫のクロスオーバーです。
舞台はリリアン。生徒交流として秋葉と晶が浅上からやってきた、という設定です。
秋葉はいつのまにか高校二年生(祥子とタメ)になってますが、気にしないでください♪
ちなみに、しにを様の天抜きをイメージして……というかパクりました♪
掲示板にて公開していたのですが、ログが飛んじゃったようなのでHTML化しました。
1.初対面
2.風習
3.風習、その2
4.同族、あるいは同属
5.白薔薇様、襲撃
6.紅薔薇様、勘違い
7.そっくりさん、いらっしゃい♪
8.効果的な見分け方
■
羽と猫
(3713)
(03-04-27 00:16)
「ん、よろしくね」
ニコニコと笑いあう二人。
ひとしきり手を握り合うと、どちらからともなくその手を離す。
「――じゃ、行こっか」
「……?」
唐突に言い出したあるくぇいどに、
羽居は今度は疑問で首を傾げた。
そんな彼女に、アルクェイドは告げる。
「志貴を探しに。
……手伝って、くれるでしょ?」
異色の取り合わせの二人の物語です。
何故か人気の無い夜の遠野家を探索する羽居とアルクェイド。
荒田 影さんより西奏亭への寄贈作品です。
メカ翡翠SSです。
夜に伸びる一条の煙。
それは半壊した彼女から立ち昇る煙。
(旧タイトル「日常」から改題)
■
少女の風景
(2151)
(03-04-26 22:20)
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#7
----------
つまり。
彼はわたしの存在を知らないけれど。
彼女はわたしの事を知らないけれど。
それでも。
彼女とわたしは恋敵という事になるのだ。
だって。
わたしは彼に恋しているのだから。
…クラスメイトと朝の通学路で挨拶を交わす。ごく普通の日常。ただし。
「わたし、ちょっと殺されてたの」
そのクラスメイトが1ヶ月も前に死亡していた場合は、もうどうしていいのか分からない。
バカが幽霊になって帰ってきました。
翡翠、琥珀ルート後の表月姫を描いた悲しいお話。
「・・・最後の落とし前をつけましょう、アルクェイド。
全ての元凶、全ての始まり、貴女の過失が17代に渡る悲しみを生んだ。
・・・ロア亡き今、私は最後の責任を果たさなければならない。」
西の果てにそびえたつ城ブリュンスタッドで
教会の『弓』は真祖の姫に最後の戦いを挑んだ。
姫は消えたロアの居所を知るため、その戦いを受けた。
教会の殲滅機械と真祖の殺戮人形
―――ロアの思いに巻き込まれた者達の悲しい戦い
その戦いを、第七聖典に宿る精霊は決して望んではいなかった。
初めてあった時の主人の願いを、精霊は叶えたくはなかったのだ。
■
乙女心は複雑怪奇
(2314)
(03-04-24 23:09)
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#5
----------
まったく無防備だわ。
ダメよ鮮花。
落ち着いて。
まずは自然に、相手に不信感を抱かせない様にしないと。
■
反意綜合
(1314)
(03-04-24 23:08)
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#4
----------
見詰めてくる双眸は混沌の渦への覗き穴のようで、思わずたじろいだ。
「教えてやろうか? オレが式なのか、織なのか」
静かながらも確かな怒りの篭った声を、紅も引いていないのに朱い唇が発し、いきなり顔の位置を降ろした。
「オレは、おまえを犯したい」
■
人間の証明
(1782)
(03-04-24 23:07)
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#3
----------
あれは、あの化け物はもういない。詳しい事情は知らないが、あれはもう、ただのオンナに過ぎない。
殴れば赦しを乞い、力づくでモノにすれば奴隷になる生き物に過ぎないのだ。
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#2
----------
私が眼を覚ましたのは、事務所にあるいつものソファーの上だった。天井を見上げた私は、首を捻った。
おかしい、線が見えない。いや、それだけではない。視界がとても狭くなっているし、景色もどこかぼやけている。
■
空の風景
(2284)
(03-04-24 23:04)
空の境界18禁祭り 両儀“色”祭 SS#1
----------
それでも。
気がつけばあの人のことを考え、空想している。
彼がお見舞いに来てくれる。彼とわたしは恋人どうし。
あたかも、凍え死にそうな人が小さな蝋燭のほのかな炎に手をかざすように、溺れ死にそうな人がただ一本の藁を掴もうとするが如くに。まるで馬鹿みたいだと思いながら、そんな空想にしがみついている。
■
黒猫レンちゃんのお散歩
(7682)
(03-04-24 16:10)
レンちゃんはちょっとスランプ気味
もちろんお仕事の淫夢の創造です。
そして思いつき仕掛けたのは……
hitoro様より両儀“色”祭開催支援でいただいた、
CLOCKWORKへの寄贈作品です。
■
エジフト問答
(3730)
(03-04-23 10:10)
指名手配を受けていたシオンがとうとう代行者シエルの手に落ちる。
埋葬機関第七位は無様に倒れている錬金術師に対してはっきりと告げた。
チェックメイトですよ、と――
シオンの運命はいかに?
でも内容はというは(苦笑)
でも、放っておいて欲しい。
今はあたしの事を構わないで欲しい。
ごめん、羽居。
厚手の毛布で作られた闇は、あたしを心穏やかにさせる。
暗い暖かい空間。
ずっとこうしていたい。
なんだっけ、安全毛布とかいう言葉が……、なんだっけ?
蒼香の不可思議な様子に、秋葉に助けを求める羽居。
二人は蒼香の閉じこもる部屋に向かい、蒼香に……。
もともと「凸祭」に投稿する予定で進めていたものです。
つまり、そういうお話ですので、念の為。
蒼香視点と秋葉視点の2本。まあ、1本好きな方を読めば充分でしょう。
―――――嗚呼
なんて、無様。
………………眼鏡、ふんズけちまったよ
■
そう言うお年頃
(2713)
(03-04-22 23:24)
俺の叫び声が屋敷に木霊する。
呼ばれた当人は何時もの様に
あは〜と笑ってるだけだけど。
流石にコレは不味いと思ってるらしい。
頭には大っきな汗が。
「又、一体何て事してくれたんです。
前回で懲りてはいないんですか」
「あは〜、志貴さん酷いです。
私だって懲りてますよ」
じゃ、何だって前より酷くなってるんですか。
ギャグSSです。
お気楽にお読み下さい。
■
統括解離
(940)
(03-04-22 22:22)
俺は不満を感じないように出来ていた。
彼女の不快に感じるものは全て俺が受け止めていた。
それに文句があるわけでもなく、少なくともこの15年間俺は彼女と完全に切り離された端と端、それぞれ会うことなく、己のうちに感じながら生きてきた。
俺はその間、式から得た知識で夢を見ていた。
夢はとても居心地が良く、他社と共存するシキ。
それが誰だか分らない。
両義識。
そんな人間はいないから。
だから夢。
俺はシキの出来ない事を夢で叶え続ける。
それは叶うはずの無いものと知っている。