■ しゃくしゃく (1941) (04-02-08 07:29)
Moongazer企画・琥珀さんほのえろ参加寄稿作品です
玻璃の器に白い氷、かき氷を食べる志貴と琥珀の二人の間には……
甘い練乳が穴に見えている。
氷と一緒に口に入れる。
甘い。
氷と混ざって、それでも甘い。
しゃくしゃくした氷を合わせて、それでも甘い。
でも、どこか清涼感を感じる。
ああ、本当に夏の味だなあ、かき氷って。
「ところでさ、琥珀さん」
「はい、何でしょう」
「なんで、かき氷なんです。この真冬日に」
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Moongazer企画・琥珀さんほのえろ参加寄稿作品です
玻璃の器に白い氷、かき氷を食べる志貴と琥珀の二人の間には……
甘い練乳が穴に見えている。
氷と一緒に口に入れる。
甘い。
氷と混ざって、それでも甘い。
しゃくしゃくした氷を合わせて、それでも甘い。
でも、どこか清涼感を感じる。
ああ、本当に夏の味だなあ、かき氷って。
「ところでさ、琥珀さん」
「はい、何でしょう」
「なんで、かき氷なんです。この真冬日に」
Moongazer企画・琥珀さんほのえろ参加寄稿作品です
春でも、夏でも、秋でもない。
冬にだけの特権。
その一時だけ、楽園となる絶対領域。
温域をもたらすモノ、それは火燵。
「うー、もしかして」
これが―――こたつの魔力というものなのか。
あまりの心地よさに、そこから抜け出すことすらも億劫になってしまうとい
う、人に怠慢と惰性を与える恐ろしき特性。面倒くさがりな者は、こたつに生
息を始めてしまうと言われているほどだ。
じんわりと脚全体を焦がすような温かさは、日向ぼっこをしているようでも
あり、冬の早朝の布団の中の気持ちよさを思わせる。
Moongazer企画・琥珀さんほのえろ参加寄稿作品です
遠野家での仕事の終わった静かな夜、琥珀が見回る屋敷の中で……
「……あれ?」
全ての電気を消したはずなのに、なぜか電灯以外の光が見えた。
よくみると、部屋から光が漏れていた。
ここは……志貴さんの部屋?
「どうしたんでしょうか?」
いつもならしっかりと閉じられている扉に近づく。
もしもの時のために、足音を立てずゆっくりと。
Moongazer企画・琥珀さんほのえろ参加寄稿作品です
路地裏で行われる取引。そこで扱われる物は……おばかなSSです。
「ですが、これは取引です。まじかるあんばー、お約束の品はお持ち頂けたのですか?」
冷静に釘を刺すシスター・エレイシア。小脇に本を抱え、軽く唇を噛んでサングラス越しにまじかるあんばーを見つめていた。
まじかるあんばーはその視線に不敵な笑いを以て返答とした。
「もちろん、これを最初に提案してきたのはシスター、貴女の方ですから……もちろんぬかりはありませんよー?はい!」
凛グッドエンド後のお話です。
(一部桜ルートの内容が含まれていました、すみませんでした)
言峰氏でギャグをしたらどーなる?
という内容の作品です。
ShortStoryに掲載されていますのでご確認ください。
「む」
判っている視線。判りすぎる視線。おそらくこの屋敷でそれに気づいているのは…シオン・エルトナム・アトラシア、つまり私だけだろう。
「何か用でしょうか?」
『んー、まぁあんたしかいないから声を掛けたんだけど、判ってくれたみたいだな』
そんな問いかけから始まる…
− 残した者 −
+ 残された者 +
そんな者たちとシオンの邂逅。
**ほのぼのちょっと長い短編です。志貴とシキも出てますんでよろしければどうぞ(笑)**
SSと言うより、予告編な感じかな?
既刊「魔法使いシリーズ」が元ネタなので、よしなに。
出るかでないかは、夏の祭典に掛かってます(笑)
凛グッドエンド直後の朝食の席で。
ほのぼので、恋愛です。ゲーム中の凛はいくらなんでもかわいすぎると思います。
「――妬いているのですか、凛」
目を潤ませる勢いで、これ以上ないくらい恥ずかしがってる遠坂の顔。
――正直、アレは反則だと思う。
いくらなんだって、アレはちょっと、かわいすぎるんじゃないか。
――本文より――
凛大好き、凛萌え、な方はどうぞ。内容はあまりありません。ラブコメです、ラブコメ。
―――何もしなくていい。望みなど、この身にはない。
女が望みを聞いたとき、男はそう言いきった。
〜本文より〜
凛ルート14日目の話です。激しくネタバレを含みます。
それでよろしければ暇つぶしにどうぞ。
「了解した。地獄に落ちろマスター」
精一杯の不満を込めて吐き捨てながら、居間へと戻る。
居間の惨状は数分前と変らずに瓦礫の山。
/本文より
プロローグ部分の掃除を命じられたアーチャーの場面です。
アーチャーのネタバレがそこそこあるので、読んでくださる方は注意を。
ゆっくりと士郎は立ち上がった
何を思っているのか、何を見つめているのか解らない
だが、その瞳は、何よりも強い意思を秘めていた
FateSSです。
相も変わらず短いです(笑)
ネタバレSSですので凛をクリアしていない方はクリアーしてから読んでいただきます様お願い致します
あの戦闘を見ていて、ふと思ったことを書いてみました
ただ今HP作成ソフト不調の為
BBSの中で掲載しております
凛ルートのグッドエンドの続き…かな?
まあ、久しぶりにSS書けたので満足です。
なにげに続きそうな予感?
2/5 21:10 一部修正
2/6 5:30 加筆誤字修正
「志貴、シャワー壊れたみたい」−−そのアルクェイドの一言から、志貴は銭湯に行くことになりましたとさ。
果たして結果は?
今回はシキの四コマ
四コマはらくがき(絵)のコーナーにぽつんと存在してますよ。
らくがきですんで画力にはあまり期待しないでください(泣
現在、月姫四コマが十二あります(ほぼ毎日更新予定)
生暖かい目で見守ってくださいな。
・・・夢ー
・・・そう何よりも幸せな夢だった
FateSSです
ネタバレSSですのでセイバーをクリアしていない方はクリアーしてから読んでいただきます様お願い致します
ただ今HP作成ソフト不調の為
BBSの中で掲載しております
FateのSSです。セイバールートのネタバレ全開です。セイバールートクリアしか方のみ閲覧してください。
ネタバレになるので、内容の紹介も特にありません。時期的にはラストとエピローグの中間に位置する士朗の話です。
胸の痛みに目が覚める。黎明の訪れのはるかに前。月の落ちぬ真夜中に、衛宮士朗は夢を見る。
暁は遠く、星が輝き。
胸は空しく、涙が流れ。
――その思いだけが熱かった。
――本文より――
お手軽な、勢いだけで書いた短編です。セイバールートの余韻に浸りたい作者の手慰み程度の質しかありません。
深刻なネタバレはなしです。
タイトルと内容の乖離ぶりはJAROに訴えられかねないほどと、自分でも思う次第。
セイバー先生、リクエストに挑戦。
ひょんな事からSM本を前にした秋葉とアルクェイド。
言い合う内に二人で試そうと言う事になり……
「「ほのぼの」縛りというジャンルの制約がなんとも……」
「ナニ? ほのぼのと緊縛するんですか……?」
「違います……_| ̄|○」
そんな発端から生まれたSS。製作時間約二時間。
状況、心理の描写は極力カット。題字以降はセリフのみで
トバし読みも容易な手抜きSS。
Fateの息抜きには……ならんかな(滝汗)
―――そして、崩壊が始まった。
/本文より/
/最終ルートでのセイバーSSです。
あのエンドを見て突発的に書いた内容なので、ネタバレがそこそこあったりします。
読んでくださる方は注意してください。
聖杯戦争中の一こま。ネタバレはなしです。
セイバー先生、不満爆発。
『月姫』と『Fate』のクロスオーバー短短編
電波に撃たれました。クロスオーバー好きの私ならば、どんなものでも良いから一度は書いておけ、と天啓です(爆)
志貴とレン、士郎とセイバーです。
『Fate』のネタバレにはなっていません。『歌月十夜』をやった人ならば誰でも知っている事を使ってのネタです。
中では翡翠の言った通りに
琥珀さんが鼻歌を歌いながら料理を作っている最中だった。
何だか仕事途中に話し掛けるのもいけないかな、とも思ったけど。
少しでも早く伝えたかったから。
御免、と心の中で琥珀さんに謝ってから。
「琥珀さん」
と声を掛ける。
琥珀さんほのぼのSSです。
お気楽にお読み下さい。
虐殺の真犯人を処理すべく、その歩を進める彼女。
彼女の後ろは血で彩られ、彼女の前は死で形作られる。それこそがナルバレック。埋葬機関第一位の背負いし重き宿命。
ユウヒツさんより「硝子の月」に頂きましたSSです。最終話アップ。
重き枷を負い、その心を他に打ち明ける事無く戦い続ける彼女。そこに贈られた「少し遅れたクリスマス・プレゼント」は一体何であったのか。
皆様の目でぜひ御確認下さいませ。
ぺーイズム「猛る野郎の会」宴SS「シリアス編」です。
2/11
完全版アップ。
テスト期間に何をやっとるか俺は。
しかも、FateSSが数多く並ぶ中、完全に需要を無視した珠玉の一品。
素敵だ。
ちなみにこれ、今まで書いたSSの中で一番ヒット数が少ないヤツです。ますます素敵だ。
台詞はほとんど原作のもの。
とりあえず馬鹿馬鹿しいお話です。
笑ってもらえたらラッキー。つまらなかったら見捨てて下さい。
第4ラウンドは姉御がヒロイン(と言っていいのか?)です。
抜粋
そして、この空間に流れる刻が止まり、刻がこのまま永遠に凍り付くかのように思われた。
だが舞台は、思わぬ登場人物により動き出すこととなった。
ヤンキーの人垣の裏側で、小さな波が起こった。
「あ。姉御」
一人のヤンキーが呟くような声で言った。そしてその波はあっという間にここにいる全員に伝わり、その波紋の中心点にはたくさんの静かな視線が集まった。